『宇宙と美術と身体と』展 から
■プロが造る発泡スチロール美術作品
■プロが造る発泡スチロール美術作品2


左 こちらが会場の陳列館 ちょっと小さい 日本のGDP世界3位からすれば
芸術文化方面の力の入りかたがこんなところにどうしても現れるのだろうかなあと思いながら入った
右 でも 近代日本、こちらの岡倉天心さんなどの多大な努力があってこそここまで来た学校なのだろうなあとも思った
		 
	
■プロが造る発泡スチロール美術作品3


左 こちら 床の光のちらつきを見ていると少し酔ったような錯覚になる 将に体感できる 宇宙空間らしい
右 宇宙服らしいがよくわからない。恐らく先日上映の『スタートレック』での宇宙船コロニーで地球人達が、
船を降りて、くつろいで居る時、身に着けていた普段着とは全く異なるようだが、恐らく、あらゆる検討の上、
こちらの方が数倍現実味がある衣装なのだろう。日本独自の火星探査があって、火星の地表のコロニーで
くつろいで居る時、ひょっとすると みんな このような恰好をしているのかも知れないようだ
		 
	
■プロが造る発泡スチロール美術作品4


左 巨大なコクーン、或いは映画『君の名は』で 夜空に現れた 流星 は
その時空を超えたファンタジーの触感を表現するのなら、このような形状に落ち着くような気が勝手にいたしますね
右 原理はさっぱり解らないのだけど、兎に角 座ると 地球の引力を身体全体で感じ、その力に抗して起き上がり難くなるのですよ
		 
	
■プロが造る発泡スチロール美術作品5


左 高度な宇宙体感システムらしいのですが 順番が回らずできませんでした 残念です
右 エアーガンで粘土の小さな塊を中央を狙って撃つのです 夜店で よく コルク栓を標的に狙って撃つゲームがありますが こちらは無料で何回でも
出来ました 中央の星に隕石に見立てた粘土が当たると、その衝撃で すこしだけ、周囲の黒い輪が前後左右に移動するのですね 宇宙空間でも 飛んできた隕石や彗星が 星に衝突して 星の軌道が このように変わるのですよね
		 
	
■プロが造る発泡スチロール美術作品6
■プロが造る発泡スチロール美術作品7


左 宇宙って題材には物凄い広がりがあるのですよね
右 そして、面白い『宇宙サイコロ』や、空気で宇宙の模型 など 理屈はよくわかりますが 発想がとても柔らかいですね 世界がこんな発想する人ばかりなら世界は平和になりそう
		 
	
■プロが造る発泡スチロール美術作品8


そして今回のお目当てがこちらの作品です これが弊社の発泡スチロールを使った作品です。
作品を前にして、不甲斐なくも暫く茫然と立ち尽くしておりました。肌色のシーツに包まれた裸像は、
余りにも衝撃的な宇宙での新生命の誕生シーンなのでしょうか。暗い無重力ゆえに天地の方角もなく、
植物が生育するような明るく抗すべき大地の引力もない空間を、ただ生れ落ちる生命を前にして、
その母像は、何を考えて、のたうち回り、その瞬間を待つのでしょう。しかし、宇宙での出産には、
がっしりとした科学文明の進展が当然あっての話に違いありませんから、決して何ら心配事はないはずなのです。
しかし、だからこそ、なおのこと 母になる思いを秘めて、胎児の鼓動と躍動は柔らかい肌色のベールの向こう側から
伝わってくるような気がします。新しい生命の誕生は、その宇宙空間においても、地球上と何ら異なることがなく
進んでいくのかも知れませんから。 何とも表現出来ない感動が残る作品です
		 
	




