発泡スチロールで原寸大天守閣の復元
■(1)こちら奈良ギネスに挑戦!発泡スチロールで造る「幻の大和郡山城」ついに復元
■大和郡山城復元2
①ある日、遠路はるばる、市役所の方や、お祭り実行委員会の方や、卵屋さんなどが、お見えになって、長時間に及ぶ相談が始まりました。その時、歴史が動くまであと5ヶ月に迫っていました。
一体誰が書いたのでしょうか、昔、大和郡山にそびえ立っていた 幻のお城の正確な図面です。 各部材毎に約1200枚の膨大なものでした。
②春の終り頃、いよいよフジカットから大量の資材が運び出されました。
 
■大和郡山城復元3
■大和郡山城復元4
■大和郡山城復元5
大和郡山城 現地訪問
④当日です 近鉄の車両の向こうに小さく見えます。手前の外堀のお城と比較してください。
暫く、この場に釘付けになっていました。
右 城内の有名な柳沢文庫の前から
夜間ライトアップ(教育委員会 Sさん撮影)※結局、「一夜城」で撤去の予定が、市民の方々のご希望で 平成16年11月23日まで展示が延長されています
 
■某新聞 04年11月4日 奈良版でも取り上げていただきました
「幻の天守閣」が大和郡山市の郡山城跡に復元されました。発泡スチロール製で高さ13メートル、幅11メートル。天守閣の跡に市民らが4ヶ月かけて築きました。
市制50周年行事にあわせ、市青年団体協議会が4ヶ月かけて完成させました。
 
■大和郡山城 写真紹介
※郡山城 東西南北から撮影した写真を送っていただけましたので、紹介します。
僭越ながら、製作協力としてフジカットの名前を入れていただきました。有難うございます。「幻の天守閣」の記憶とともに後世に名前が残りそうです
 
■(2)こちら岡山!ギネス級巨大天守閣「津山城」発泡スチロールで復元
■津山城天守復元2

ご存知の方も多いとは思いますが、平成24年11月19日市長定例記者会見にて、
美作国建国1300年記念事業として「津山城跡の天守台に発泡スチロールや合板などを使って模擬天守を作る」事業が発表されました。
津山城ってのは思ったよりも大きいお城でして、加藤清正の熊本城、細川忠興の小倉城、加藤嘉明らの伊予松山城、池田輝正の姫路城、
藤堂高虎の伊賀上野城、伊達政宗の仙台城など日本を代表する城がありますが、津山城もそれらの城と匹敵する規模と言われています
 
■津山城天守復元3
津山城とは
津山城を築城した森忠政は信州川中島の海津城から慶長8年(1603)に美作国1円18万6500石を与えられ、美作に入封しました。
そして翌慶長9年(1604)に津山城築城を開始したのです。津山城の築城は元和2年(1616)まで続くのですが、
これは元和元年の武家諸法度の公布により築城を終了し、一応津山城の「完成」としたものと思われます。
その津山城の天守閣が復元となれば、ちょっとした事件です。
ただ、発泡スチロールの模擬天守閣と言われてもちょっとピンとこないのではないでしょうか。実は、2004年に実例がありまして、
奈良県大和郡山市市制50周年記念の事業として、発砲スチロールの郡山城の模擬天守閣が創られています。この天守閣が参考になるのではないかと思います。まずは下記写真(郡山城模擬天守閣)を見てください
どうでしょう?かなり本格的です。発砲スチロールといえども、遠目からは本物と区別つかない感じです。津山にも期間限定とはいえ、本格的な模擬天守閣がお目見えすることになります。津山城天守閣がある津山の風景ってのはどんな感じなのでしょうか、今から楽しみです。
 



















