発泡スチロールを使ったおもしろ実験室5
■14 ,落下実験
司会のタレントさんが高い所から生卵を発泡スチロール目掛けて落とします
先日テレビの番組で発泡スチロールを取り上げていました
大変面白かったので、その一部をご紹介します
画像はテレビからデジカメで撮りました(如何なものでしょうか)
昼の番組で、”思いっきりテレビ”の中の 「今日は何の日」というコーナーでした。
「海の日」は、海の魚を入れる魚箱などによく発泡スチロールが使われている事にちなんで、
この日を「発泡スチロールの日」に業界で決めたらしいです
番組でも、首の下が痒くなるほど、大変好意的に発泡スチロールの紹介をして頂いていたことが
印象に残りました。時代が変われば本当に変わるものです。再資源化協会の努力もあるのでしょうね。
有難いものです。それで、是非ともその場面の一部を紹介させて頂きました
右 でもご覧の通り 生卵は割れませんでしたね 一瞬ドキリとする面白い実験でした
■14 ,落下実験2
左 ご覧の通りの本物の生卵ですね
右 そして有名な南極の昭和基地で発泡スチロールが使用されたことの紹介
昭和31年 南極探検隊が屋外パネルに使用した 」と説明がありました
今では、もう余りにも有名ですね断熱効果の高さを示した歴史的瞬間です
■14 ,落下実験3
■14 ,落下実験4
そして20mの高さから5トンのおもりを落下
動画で見ますと、物凄い迫力のある実験でありました。
是非この弾力性を知ってもらいたいなあと思いましたので、敢えて、この場面を紹介させて頂きました
その他、発泡スチロールの家の話や、魚箱の話、そして、路面改良の話、
リサイクルにどう取り組んでいるかの話が続いていました。これ程、
発泡スチロールに対して好意的に捉えて頂いた番組は最近では珍しいのではないでしょうか。
と、言うよりも、時代の風は、確かに向かい風から、追い風に向きを変えているように思いました。
わずか0,1パーセントの石油消費量でどれだけのエネルギー節約に貢献しているのかが、
評価されているのでしょうかね。番組では、「発泡スチロールはエコ商品だ」と呼ばれるようになったと結んでいました。
■15 アルキメデスの原理を応用して体積計算し構造物の最適計算
最適形状設計の創造演習問題
トラス構造の作成が困難な場合には
発泡スチロールで作ったはりの強度コンテを行ってみては如何でしょうか
目的 軽量化と強度の両者を考慮した最適形状設計の創造演習
体積の測り方 アルキメデスの原理を応用して破壊するまでの錘の数
はりの強度と体積でそれぞれの順位点を求めて評価してみる
(四国 某大学 納品例から)
■15 アルキメデスの原理を応用して体積計算し構造物の最適計算2
それは構造物の強度を測る演習に使用されるそうですので、
早速 こちらでも似たことをしてみることになりました
①200×50×50mm 発泡スチロールブロック
5パーセント圧縮強度 JISA9511 で
0,92キログラム/平方センチと 0,59キログラム/平方センチ
の中間値程度になります(ただし 実測値で保証値ではありません)
曲げ強度 JISA9511 の 2,45キログラム/平方センチと 1,69キログラム/平方センチ
の 中間値程度になります
②これを規定通りに発泡スチロールカッター等で加工して測定用のアーチ構造を製作します
③アーチ構造の中央部で端から100mm地点 に タコ糸を結んだ爪楊枝を突き刺します
ずり落ちないようにテープで止めます
マグネットを ぶら下げましたところ 早くも 数ミリ しなりました


















