発泡スチロールのおもしろ実験室2
■6、発泡スチロールでギターを作ってみました
H(水素)とC(炭素)とO2(酸素)だけでできたギターは不思議な音がしました・・・
弦と指板など以外は、全て堅めの(30倍品)発泡スチロールブロックを切り出して作りました。
木製のギターはボディ部分が中空なので弦の振動がボディの空間で共鳴したりしていい音が広がりますが、
発泡スチロールのボディは内部までぎっしり発泡スチロールのひとかたまりでできていて、特別な空間はありません。
それなのに聞こえてくる音はボディ全体の振動が全方向へ広がっているようで、結構いい音に思えるのは、私の耳の錯覚でしょうか。
■7、発泡スチロールを廃油で溶かして固形燃料を作りました
400×280×150の固まりを小さく切りました。天ぷら油で揚げると、しゅるしゅるとすぐに小さく溶けました。
ようかんの入っていたアルミ缶に入れて固めました。
左 古くなったサラダ油で発泡スチロールを揚げています。
右 25mm×R30mmの固まり3個、
5mm×R60mmの固まり1個が
完成しました。
■8、発泡スチロールを使って”フォトニックフラクタル”に似たような実験
自分の耳で確かめてみよう!
60mm×60mm×60mmの中央に20mm×20mmの貫通穴が6面に開いた立方体を作り、
さらに同じものを20個集めて、全体が相似形になる構造に張り合わせてみました。
酸化チタンを混ぜたエポキシ樹脂で作った簡単なフラクタル構造物が、
中央の空洞に電磁波や光までも閉じ込めるという
まるで ドラえもんのポケットのような実験と開発に 阪大、信州大、つくば物材研のグループが成功したと新聞で読み、痛く感動しました。














