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「わたしの研究開発雑記ノート」

                                                                          
                                    


2005年4月2日
京都の洛南中学の中学3年生を対象にして行った『授業 道徳』(梅原猛著)という本が売れているらしい。この方の講演会は30年ほど前に1度だけ行った事があったので、あの独特な手振り素振りをしながら語る様子を思い出した。ラジオでも、その解説をしていたので面白いなあと思いながら聴いていた。内容的には何十年変らぬ持論の極ありふれた文明論なのだろうか、アジアの文明にインド文明、中国文明、と並べて、日本を特別な文明と高く位置づけている。世界では一神教同士の戦争や争いが絶えない中で、この国ではごっちゃに混ざって、取り合えず、何とも不思議と皆上手に使い分けて暮らしているからこれを分析。近代のデカルトに代えて近代を超える指標を見つけようとしているそうだ。「今まで真善美のうち真理探求を哲学を通して見て来たし、我思うゆえに我あり、として始まったそれを超える体系をアジアに学んだ。美の追求は、京都で美大学長を長く体験し、それを通してかなり突っ込んでやってきたつもりだ。残る、善の研究に至って、西田を再評価すると同時に、この国にまだ広く残る善の価値観を汲み上げて行きたい」とラジオで話す氏は元気そうだった。なるほどなあ、善の問題。それが良い事か悪いことかと判断する基準は何だったんだろうか。学府では当然視して論を進めるだけだろうが、若い中学3年生を相手にしては「それをしてはいけません」だとか「これは良い事ですからしなさい。」の一つ先、「どうしてなの?」との彼ら彼女らの最初の質問に解り易く答えていく必要があるのだろう。だから面白そうだ。我々のように、新聞も本も読まず、朝から晩まで、でくの棒のように発泡スチロールの加工をしている者にとって、難しい論述を中学3年生レベルに平たく解りやすくして書いてあるのは助かる。だが時間が無い。鐘も鳴らない作業は今日も続く。

 デカルトに コギトうんッ済むス さくら知る それもよしこれも善し
 
 さくら咲き 美の大きさに 胸いため それもよしこれも善し

 師曰く語らず 平和平等善の根拠 それもよしこれもよし


2005年4月1日
接着剤を使った作業をしていて、ふと手元の発泡スチロールの横に蜂がとまっているのに気が付いた。急いで払い除けようと思ったが、それにしては危険を察して、横に動いて逃げようとしたり、そこまでいかなくても、自己防衛で身構えたりもしないので、払い除けようとする手を止めて様子を見た。よく見ると、数滴落ちた接着剤の溶液に足を塞がれて、動けない様だった。これでは余りにも不敏なので、近くの端材に手を伸ばして、それで、接着剤にもがく蜂を救い上げようと思った。だが、次にすくい上げようとしても、むしろ接着剤がハエ取り紙のようにますます 絡み付いて逆効果だった。それで、蜂の足元をなずった端材を蜂の足元まで再び近づけてやると、動作無く蜂は、それに掴まった。工場の端まで行って静かに下ろしてやったが、悲しいことに幾らもがいても端材から離れることは最後まで出来ない様子だった。それ以上、何もしてやることが出来ず、後々までそのことが気になりながら作業を続けた。外は春が近いのだろうか。鐘の鳴らない作業は今日も続く。


2005年3月31日
今日はよく眠ってしまいました。もうこんな時間です。書き残しておくべきことも幾つもありましたが、それは明日に回して今日は止めておきましょう。いよいよ例の水槽の作業は今年も明日から開始です。早く段落をつけてセルパネに掛かりたいものだ。セルパネの作業場として会社の一角を整理出来たところだ。おっと、その前に例の製作と例の例の製作と、それに例の四面体もあったし、球面体もあったし、、、、この辺で失礼


2005年3月30日
今日も朝からばたばたしておりました。有り難い事にネットセクションのお問い合わせはいつもと変わらない賑わいを見せておりました。
お問い合わせコーナー
@面白いというか、そのような使い方もいいですね。写真立てにですね
A有難う御座います。みかん箱を12個海外に発送ですね。中には大事なものを入れるのですね。それはそれは、発泡スチロールの登場ですね。
B何故か、円柱のお問い合わせが今日はこれで3件でした。重なりますね
Cこのようなお問い合わせは、本当によくございます。一番気になさっている所でしょうか。こちらは、ひとつずつ手作りになりますので勿論 1個からでも製作いたしますよ。簡単な漫画の絵で結構ですからFAXを入れて頂けましたら助かります。
D実に雄大な実証実験でしょうか。矢張り海水温を高めに一定にしないとだめなんですね。容器だけでなく、ろ過用材としても、お使い頂けませんでしょうか。先日、あるマリンアリーナへ行きましたが、岸壁のテトラへ登山靴で上がって、それを採取しているタクシーの運転手さんがおられました。何でも、自分で食べきれない分は売りに出すそうで、ど不景気の中、副収入にしているそうでした。


2005年3月29日
もう暫くすれば、原油は恐らく需給のアンバランスから2番天井落ちとなろうが、この業界のトレンドは上を向いたままのようだ。とうとう困ったことに、第7次値上げのようなんだ。ナフサが35円/リッターをつけても下げ止まる気配がないように、素材産業全体が、こちらは中国の実需に押されて下げようとしないから、平気で織り込んでこようと強気で畳み掛けて来るのだ。今まだ、価格を抑えていて安い所も、相場がこれだけ急激な上昇を始めてもう直ぐ1年になろうとしているから、体力がどこも限界に近づいているだろうから、我慢できなくなった所から、すたこらさっさと値上げに走り出すのだろう。昨日もニュースであったが、例の旭化成のグラスウール等のように価格カルテルのような無茶をするところも、どうしても出て来るのだろう。違法は違法なんだろうが、業界が違う以上、それ以上のコメントはここでは出来ないが、(余談だが、NHKのニュース解説でアナウンサーが、「グラスウールは住宅用断熱材としてその断熱効果が高く、非常に優れた素材です。」と話していたのには、正直辟易した。何故、グラスウールの肩を持つのだろうか。もっと優秀な断熱材はいくらでもあったはずだ。消費者に誤解を与えそうだ。)問題は、こちらの上を向いたままの業界の方だ。こんな時は、Nモクメンの営業畑この筋40年選手のベテランO氏のコメントを思い出す。「まだ、発泡スチロールは7回じゃないか。段ボールは毎月やで」と言う。「うちでしか作れないものを作っていたら大丈夫や。この道40年見てきたんや。技術を買って貰えたら一番やで。結局、長い目で見ていたら、そんな会社が残っておる」と、お説ごもっともだ。だから、今日も前を向いて各種製作に掛かる。
 すると、昼前だったか、世に”へんじん橋”なる橋が架かる会社は、日本には○○製作所の中央研究所にあると聞くが、京都の大学にも、とびっきりそれらしい先生がいるものだと痛く感心したのだが、例の四面体加工の件で昨日サンプル出荷したのが届いたとのご連絡が入って「正四面体を専門にもう30年ほど研究しております」と話の途中に仰って、これまたびっくり仰天していた。数学の秋山仁氏が教育番組でノッポさんと「算数大好き人間」を好演出しているのと訳が違った。こちらは本物だった。本物の数学の先生からすると大変ブサイクだが、取り合えず、試作品を実例集に上げておこう


2005年3月28日
特に本日も面白いお話はありません。「全く面白くない。」と書くと、逆に何か面白そうなことがありそうじゃないかと、却って疑ったりして、勝手に先回りして、面白そうな話を自分でこそこそ作ったりしてしまうと顔が赤くなるほど可笑しくなったりするので、余計に困ったものだが、実際、特に何も面白くは無かった訳だから、ここは冷静に、面白くない現実に軍杯をあげて断言をしておきたい。今日は特に面白いことは無かった。何も無かった。わざわざ、こうして断言し、軍杯まで与えているのだからなおさら面白くないはずだが、そこまで自信をもって言い切るほど面白くないと言えるかどうか少し不安であるが、取り合えず、そこまで言うわけでもない。と書けば、なんだ、やっぱり少し位は面白そうな事もあったんでしょうと畳み掛けられると困ったものだが、はて、面白くないと お断りを入れた以上、引っ込みもつかなかったので、これはきっといい困ったものの分類に入るのだろうか。面白くないはずの今日をさらりと認めてもらえなければ、正にこれは困ったことであり、面白くない列記とした理由になるだろう。面白くないと言うほども面白くないのだが、正真正銘の面白くないと胸を張って言える様な輝かしい面白くない日でもなかった訳だから、少しは面白くはあったのだろうかと聞かれても答えようが無いから面白くないんだと言い切れないところが、すごく素敵に面白くないわけだ。このアンバランスに微妙な緊張が走った面白くないところが実に良いわけだ。そうすると、実に面白くない良い日だったことになる。困ったものだ。
お問い合わせコーナー
@発泡スチロールビーズ0,5mmはいつでも御座います。有難う御座います。要介護の親御さまにクッションをお作りされるのですね。有難う御座いました
A有難う御座います。セルパネについて固いご意見今後の参考にさせて頂きます。こちらでは施工はしておりませんが、販売はしております
B足湯「くのいち」容器のご使用の感想をありがとう御座いました。また、モニターを探します。今後ともよろしく
C正四面体の加工ですが、矢張り6工程は最小必要ですね。四角のものをどこかで三角にするのですから2+2、それをさらに立体になった三角ですから+2ですね
D


2005年3月27日
今日は午前中例の作業の後、半日、例の件でスッタモンダしていた。気が付くともうこんな時間だ。残念だが今日はここまで



2005年3月26日
朝から雑用に追われ、昼から例の正四面体に追われていました。従来通りで、手加工していましたが、効率がもう一つなので他の方法がないかまた、すったもんたをしておりました。10個程度出来上がった所で疲れて今日はこの辺で置きました。明日、再度金型を組み直す予定ですが、また何とも早、鐘の鳴らない事をしております。以上ここまで

お問い合わせコーナー
@有難う御座います。余談になりましたが、 フジカットで検索してみますと、『はてな』とかいうHPに、あり難い事に当社の事を書いておられる一節がありました。『はてな』様には、わざわざご紹介頂きまして、有難う御座います。どうぞ何なりと、ご記入下さいませ。原則も何も公開はこれだけですし、一向に構わないわけですが、こちらにも、その件のご質問のお答えを『はてな』の回答者様が同じようになさっていますのでご参考にどうぞ



2005年3月25日
今日も朝から、各種製作が続く。正四面体の試作で足踏みが続く。再度、カット器の検討及び改良から見直す必要が出て来た。恐らく、試作提出の納期は遅れるだろうが、「良品を安く」となれば、多少仕方が無い。√2をどうやって流していくかの問題だ。また、ここに課題が出てきたわけだ。先日来、取り組んでいたロゴの指定色は何とかクリヤー出来た模様だ。こんなところで無用に時間を経過してしまった。「発泡スチロール・トピックス・ドット・ネット」のページ開設にしてもそう簡単にはいかないようだし、困ったものだ
お問い合わせコーナー
@有難う御座いました。その発泡スチロールをロシアに運ぼうという壮大な計画ですが、もうその計画をお教え頂けましただけでも充分です。知らない人が聞けば、さっぱり解らないでしょうが、ウラジオストックにある支社まで2時間ほどなんですね。そこまで運んで行かなければ、今回の壮大な風力実験は出来ないのですね。しかし、ここでもネックは通訳ですか。実験作業で緊急に何か起こった とっさの時にはどうしても現地語が出ますよね。そこが危険なんですね。しかし、世界一のそのジャイロは民間ではロシアにしかないし、困った問題ですね。無事の成功を!
A円柱のお問い合わせですが、勿論1個からでもお作り致しますよ
B滝○高校生徒会様お問い合わせ有難う御座います。ね、お近くでしたら少しくらいサービスさせて頂きますし、残念です。先日は奈良の小学校の先生が見えられて、カットの道具を御貸ししてしまいました。なかなか戻ってこないなあ、と心配していると
お土産にジャムパンやクリームパンやメロンパンやビッグシュークリームの詰め合わせをお持ち頂き、まあ、いいかとなってしまいました。何か食べられる土地のお土産でも頂けましたら、ちょっとサービスしておきますよ
C図面有難う御座いました。拡張子ppt.は使えません。ごめんなさいね。ソフトを追加しようと思いつつ、どうしても少ない予算は加工道具の改良や製作などに回ってしまいます。


2005年3月24日
今日も朝から各種製作が続く。1週間齷齪な日々、時の過ぎるのが何と早いことよ。今日も幾つも面白いお問い合わせが続いた。恐らく、基本的にこの素材の性質に関わるのだろうが、加工性のバラエティーは確かに天下一品だろう。同業者で、当社のようなHPを開きたいと言ったお問い合わせが1件あった。こんな素人が日々、空いた時間を探して細々と続けていることでもご参考になればと、お答えした。これが全部だ。公開している限り、何を制限できようか、どうぞお気軽にどうぞ。、、、、と言いたいところだが、企画的には、例えば

 【ニューヨーク=大塚隆一】米国の新聞業界上位3社は23日、ニュース専門サイト「トピックス・ドット・ネット」の株を25%ずつ、計75%取得したと発表した。 トピックスは新興のネット企業。1年前に開設したサイトでは、約1400の日刊紙や約3000の雑誌のネット版を自動検索してニュースを集め、その見出しや前文を分野別に整理して掲載している。月間利用者は140万人という。(読売新聞ネットから)

と言った記事から凄い展開を思いついたが、どうせ、新しく始めるのなら、発泡スチロールの関連で検索しただけで一日約20万件の件数があるらしいので、専門的にこの分野をさらに分類整理して掲載すれば、相当いい線行くのではなかろうか。人呼んで『発泡スチロール・トピックス・ドット・ネット』と言うページだ。どうですか、面白そうではありませんか。日本ではネットのメデア買収劇が花盛りですが、アメリカでは逆の展開なんですね。まあ、それで記事に取り上げられたので、そんな小さなことが、向こうでは商売になっているのが解ったわけですが、これなら資本金は余り要らないし、少人数で出来ませんかね。早速、こちらでも取り組んでみますが、何しろ、人手が少ないので、またまた、パソコンエンジニアの望月さんにでも相談しないと進まないのですが(笑い)。今日は、残り時間、あと1時間ほどありますので、当社HPに見出しと新規ページとだけ開いておきます。まあ、これで反響をみてみます


2005年3月23日
もうこんな時間だ。PCエンジニヤの望月さんと、ソフトの件で打ち合わせなどしていた。どうやら、これからは、3次元が当たり前になるらしい。考えようでは、これも商機かもしれないなあ。
お問い合わせコーナー
@地震振動実験用400×200×100カット本日発送致しました。折から各地で地震が続きます。発送にも緊張感がありますね。どうぞよろしく、実験うまくいってくださいませ
A足のサイズ28、5センチですか。大きな足ですね。果たして行けるのかどうか、少し心配ですが、本日足湯サンプル(モニター用)お送りいたしました。後ほど、感想をよろしくお願いいたします
B小さなブロック「ブロッくん」を有難う御座います。いろいろな使い道があるものですね。大変参考になりました


2005年3月22日
今日も朝から各種作業。各種製作に追われていました。朝から晩までせっせせっせと同じ事を繰り返しての日が暮れました。あの、88歳になられる横浜のお寺のご住職の息子さんが65歳で、他所に働きに出ていたのに、とうとう定年で寺に戻ってきたそうな。何とも長寿でよろしいですね。その息子さんが、今からご自分でお寺の建て替えをするそうだ。頑張りますね。

お問い合わせコーナー
@正四面体ですね。再度どうすれば一番お安くつるつるの形状が可能か試作などしながら検討してみます。四面体だけなら、矢張りロスは結構多いようですので、1と√2で三角柱にしてから斜め輪切りがいいかなと見ていましたが、再度検討します
A双胴型で3mとなりますと通常この硬さでは繋ぎ合わせになりますので、加工仕上げ後補強の上接合くださいませ
B相当まとまった数でマネキンを作りたいということでしょうか。確かに、マネキンは近年、産廃処分の問題からFRP製は減少していますが、代わって発泡スチロールだけで作ってみたい方も結構出て来ているようですが、芸術性との兼ね合いで難しい選択ですね
C有難う御座います。折から福岡で強い余震がありましたが、○○防災研での発泡スチロールのカットブロック1000個を使った今回の振動による構造物の完全崩落実験は一般公開されますと相当関心が集まるのでしょうね。
DU字加工を入れるのですね。計算上このような形になりますが、下駄の部分の一体加工は、取り合えず貼り合せになりそうです
Eセルパネには発泡ビーズは使っていませんよ。全く異質のものですね。中に入っているのは、セルローズです。最近、このセルローズを食べられるようにした大学の研究機関がありましたね。一挙にセルパネは、食料不足に備えた緊急保存食に進化するんでしょうか(笑い)
Fアニメ学院の先生。例のもの遅れています。ごめんなさいね。学院にはアニメ好きな若者たちがワンさと集まって来ているんでしょうね。プロの漫画家になって早28年の鎌田洋次君の苦労談なら知っている範囲で出来ますので、彼が、どうやって現在の漫画家になってきたか、参考になるかどうか、或いは今の若者たちには、邪魔になるかどうか解りませんが、語り合い程度のご協力ならさせて頂きますが、それより、本人を講師に呼べたら面白いだろうなあと本人の承諾なしに勝手に想像しております


2005年3月21日
連休も何もあったものではない。もう、20歳代のように無理がきかない、ということだろうか。といいながら、遠方まで、また出掛ける。我々、極小企業に働くものにとって、次を睨んだ動きを常に起こしていくほかにない。だから、休みが無い。頭がガンガンするが、その件でどうしても打ち合わせが必要になったので、今日は出掛けた。寝ても覚めても仕事仕事なんだろうが、ただ我武者羅というのはどうだろうか。
お問い合わせコーナー
@先日来、ご質問に御座いました小型ボート用フロートですが、昨日、知り合いのつてを頼りに、或る漁港のボートの係留先○マリーナへ行き、ようやく現物確認が出来ました。それは、長さ1m直径80センチの円柱状の発泡スチロール成型品ですね。ブロックからの製作ですと、他に防水処理が必要になります。またはフロートを包み込む厚手の袋が、成型品であっても必要なようです。拝見致しました物は、そこまで、表面処理も袋入れもされていませんでしたが、その代わり、日干し乾燥をしてお使いのようでした。この程度のものでしたら、上から塗装の可能な変性シリコン系のものを薄くシンナーで溶かして延ばし、油性ペンキでも塗ればどうかという気がしましたが、あくまでもご参考程度にどうぞ。
Aセルパネですね。特に施工道具のご紹介をこちらで出来るようなことはございませんし、苦労して幾つか手作りしているものが御座いますが、そこまでUPは、難しいでしょうね。山梨でしたら、東京の鈴木さんへお聞きくださいませ。物凄く丁寧に教えてもらえると思います
B生ビーズの発泡ですが、自己責任でお願いいたします。1mm程度のアルミ板は、何枚か曲がることは充分御座います。それだけ発泡時に圧力が掛かってきますので、最初は少量からでお願いいたします。特に中途半端に専門の機具をお持ちよりも、電気魔法瓶で気長に発泡された方がいいと思いますよ。どこかのHPに「圧力鍋を使って既発泡ビーズをさらに発泡する」といったことが書かれたものが御座いましたが、発泡ビーズ、又は砕いた発泡スチロール片が、圧力鍋の安全弁を詰まらせる危険が御座いますのでおやめ下さい。
C先日もお神輿のお問い合わせが御座いました。「神輿布団」と言われるものでよろしかったでしょうか。HP製作実例集にサンプルをUPしております。この時は奈良の青年団の方からですが、本神輿は結局宮大工さんが発泡スチロールの板から加工されることになり、当社は後日子供神輿を製作依頼でした。まあ、まだご注文まで来ておりませんが(笑い)


2005年3月20日
体調を崩す。しかし、昼から先約のところまで出掛ける。海で使う発泡スチロール製フロートの実物だ。知り合いのつてを頼って、釣り船に上げられた養殖イカダの大きなフロートだが、見せてもらった。大変参考になったが、この時期の潮風は良くない。


2005年3月19日
しまった。熱が出ている。風邪のようだ

お問い合わせコーナー
@ご質問有難う御座います。1800×900×300ですね。添付頂いたお写真からすると、その大きさでは、材料費から計算しますと○○円程度、それに加工費と塗装費 などが入ってそのお値段ですから、その業者さんは、相当泣いておられると思いますよ。かなり、切り詰めて、歯を食いしばってのサービスをなさっているのが、写真からひしひしと伝わってきます。とても、そこまでだと、他にプラスアルファーがあって埋め合わせが出来るような条件が無ければ、普通は、受けませんよ。それに、製品に、芸術的なものを付加しろというのは、かなり無茶なおはなしでしょうか。仮に国外で製作したとしても、この1800×900×300ですから輸送費だけで、ご予算オーバーですね。皆さん、そんな中で、オリジナリテーを追求なさっているご苦労がわかります
A810×420×200mm色はウオーターブルーでよろしければ、また入荷しました。単価格安の○○円に致します。原油の高騰に僅かですが、反旗をあげています。これも商売かもしれません。例の展示棚ですが、どうにか工夫してお使いいただけませんでしょうか。体積だけの単純計算では、これならご予算に収まりそうですから
B硬さの目安ですが、魚箱などが、60倍品程度、塩干箱が50倍程度、カップヌードルが30倍程度、おもちゃの緩衝材が60倍程度、洗濯機の緩衝材が40倍程度、これはあくまでも目安ですので、何となく硬さの違いがイメージできるかと思いまして
Cわざわざ、お礼のメールを有難う御座います。偶々ですね。本当にたまたまですね。お問い合わせのあった時、他の学校の先生から、正四面体のお見積もり依頼があって、結局没になったのですが、こちらで試作をしようとあれこれ加工していました余りに、偶然、お問い合わせサイズの三角柱が、寸法が一辺86mmと、その切り屑で出て来たものと極めて近いものでしたので、送料だけ負担していただいて、お分け致しました。このようなことは、不思議と2、3年に1度ぐらい起きているんですよ


2005年3月18日
あの研究所へ向かう近道の今日の風景です
あと一月もすると、その土手は黄色い菜の花で一杯になります。野焼きの済んだ葦野は造成工事で跡形もありませんが、今年も夏になれば、ざわわと生い茂るのでしょうか。天王山と男山の間からは、今日は比叡山は見えません。古都京都は、霞む雲の向こうにあって、悠久の時代を現代から遠ざけているのでしょうか。振り返ると、冷たい雨のあがった陽のまだ高い大阪平野が、雑踏と喧騒をよそに静かに広がっています。3、4年前、ある仕事のご縁で、研究所への出入りを始めた当初、まだ、この近道を知らなかったので、初めて通過した時は、広い淀川の土手と山の間から見える比叡山と京都の町が立体の絵になってとてもいい景色だと痛く感動したものです。あれからも、月日は川の流れの様に絶えることなく流れ続けます。この道の帰り、遅くに自宅へ帰り着いた時だったか、中学同窓の級友の死を知らされたこともあった。そして、つい2日前まで元気そうなご様子で研究所でお会いしたのに、この道の帰り、東京へ行っていたその納品業者さんの業務中の突然の死を知ったこともあった。翌日、急いでこの道を通って行った研究所は、花のしおれた様な寂しさと空虚な無常感が漂っていたものだ。この道と平行して流れる淀川を遡ると、今は亡き大学の恩師の墓がある。そして、思い出深い京都の町へ繋がる。京都の町の記憶、、、、


2005年3月17日
製作実例集を更新しながらあれこれ面白がって居ましたところ、時間が押してしまいました。あれこれ書き残しておくことが今日も無数にありました。が、残念ですが、今日はこの辺で。皆さん、お元気で お休みなさいませ


2005年3月16日
今日も朝から各種製作作業。風が吹けば、鉄人28号よりも先に飛んでいくような小さな会社だ。常に、注意と先を見る努力を怠ることはできない。そこで、今回、ようやく、超簡単に安上がりに出来る『足湯くのいち容器』を完成した。
 
北九州の診療所にお勤めの方から、整形外科外来にお見えの患者さんで足湯についてのお問い合わせが幾つか来ているとのことで、何とか安く簡単に手に入る方法はありませんか、というご依頼が以前御座いましたが、なかなか時間がなく、そのままになっていましたところ、東京から、再び似たようなお問い合わせがございましたので、ようやく、製作してみることにしました。大きなトロ箱を1/2に切断し、フタを接着しました。今回使用のこのメーカーの箱とフタは接合部が、特許取得の密着性が高い構造をしていますので、かなりしっかり接合が出来ます。今回は、これに切断面に合わせて保温カバーを付けただけですので、極めて簡単なものになっています。これを、先日東京のモニター希望の方にお送りいたしました。さあ、どんなご感想が届くのか大変楽しみです。
夕刻、例のお花畑研究所の農学博士から、深刻な当世中国北京事情のご連絡を頂く。日本では考えられないような事態に、三国志を思い出す。蜀の国を諸葛孔明亡き後、「3代は持ち応えるだろうが、それ以降はわからない」と孔明は遺言を残したというが、現代の列国中国もこの古人の喩えが生きているとすると、いよいよ、というような気がしてきた。13億の民がいて、4億は字が読めず、3億は字が書けず、先に開国の恩恵を得た2億の民とまとめていくのは並大抵のことではないのだろう。





2005年3月15日
寒い中、屋外での作業は本当に気乗りのしない一日であったが、誰に頼むわけにもいかず、するしかない。目の前にある現実を直視し、それに立ち向かって行く以外に、それから逃れる方法はないのだ、と今更思うこともないが、これもまた通過儀礼のように、その人の年輪に加えられたのならと、あるいはそう思いながら、小雪混じりで凍て付いた、軍手に指先の感覚がない。これじゃ、作業もいくらも進まないなと、疲れも凍る手を横に置いた発泡スチロールの塊にやると、何故か、にわかに、ぬくもりが伝わってきた。人間の体温と同じようなぬくもりに、おかしいな、と思いながら、振り返ると、そんなことを忘れていたか、それはただの断熱材の発泡スチロールだった。どんよりとした空を見上げながら、高校の頃、流行った中村雅俊の『ふれあい』を歌いたくなった。「何気ない♪こころのふれあいが♪しあわせを連れて来る♪」、、、、、そうだった。人生48年になると、確かに様々なことがあった。否、まだまだこれからも、続くのだろう。こんな歌に共感するのは、この世代の者だからだろうか。それとも、あの懐かしい、青春時代を思い出しているからだろうか。知れたことよ。所詮、この世はまわり舞台。仮のお宿さ。 さあ、仕事だ。おや、これは七福神か、タコ入道か、はたまた、ゆで玉割れたまげか、メーカーの営業マンが御越しになった。偶然、通りかかったそうだ。そう云えば、石油が2番天井の値動きですかねえ。



2005年3月14日
ペンネーム AT様 アドレスが繋がりませんので、お問い合わせのお答えをこちらに掲載しておきます

「AT様、お問い合わせ有難う御座います防音には遮音性のものと吸音性のものがございますし、骨材振動といって支柱が振動し騒音を他へ伝えるという現象もございます。ご心配されていますのは、あなた様の今回引越しなさる新築マンションがこのうちいずれを歌い文句にして建てられているのか、といったことでしょうか。しかし、生活音が全くしないということですし、おそらく、その点についてはいずれもクリヤーしたものとご推測いたしますので、相当大きな音量でも大丈夫だと思います。もし、それでも気になるようでしたら、完全に部屋の中に2重に部屋を作ってしまうということが必要になります。これですと、Y社などの既製品ですと1部屋200万ほど掛かってしまいますので、安上がりなセルパネにご興味を持たれたのではないかとおもいますが、まずは、引越しされてから、ご様子を見て、隣近所の反応などを暫く見てから考えられても遅くはないのではないでしょうか。きっと、新築の防音マンションですから、音楽好きの同じお悩みをお持ちの方ばかりお引越しされて来ている場合もございますし、それからでも遅くはないと思いますがいかがでしょうか


2005年3月13日
これだけ、毎日お問い合わせが御座いますと、ご返事が遅れることがあります。どうぞ、ご容赦下さい。本日は、キーボードのボタンが日本字変換出来ないので、困った困ったと一日騒いでいましたら、疲れて諦めて、パソコンのプロの望月さんに電話をいれると、事も無げに「それはNum Lockですね」といわれて、解決した。たったそれだけ、だが、そうとう気力を無くしてしまったようだ。ふと、窓の外、雲の切れ間から夕陽が差すのを見ながら、この季節にしてはちょっと珍しいか、時折激しく降るボタン雪の中で、どうしてか解らないが、急にシャボン玉を飛ばすことを思いついた。夕陽に雪とシャボン玉も面白いだろうか。気分転換にでもなるだろうかと思った。しかし、ストローとシャボン液を取って来て窓辺に戻ると、あれほど、激しく降っていた雪は、黄金色の夕陽だけ残して消えていた。大阪のこの季節には似合わない、冷たすぎる3月の夕陽も、直ぐに建物の影になって消えた。2,3度シャボンを吹いた後は、寒いので急いで窓を閉めた。木立の隙間を運良く割れずに通過して、まだ明るい曇り空に、すーっと昇っていくシャボン玉がひとつ見えた。早く消えないか、まだ消えないかと言う気持ちから、次第に、消えるなよ、消えるなよ、天まで届けよ、という希望に変身していた。背伸びしても見えなくなったので、仕事に戻った。鐘の鳴らない丘の下の仕事だが、、、。大学の1年先輩のHさんが、とうとうその大会社を正式に辞めると社長に願いを出したそうだ。世の中わからないものだ。以前、どこかの新聞の調査で、「あなたは勝ち組というのは、年収いくら位と思いますか」の質問の答えに、”1000万以上”!!!というのが全体の40%で一番多かったというのを読んだことがあるが、Hさんなどは、其の点からすれば、完全に勝ち組に入ってまだまだ余裕があり過ぎる、うらやましい位だったはずだ。まだ、その歳で、それを投げ捨てるというのだ。何とも、もったいない話だが、どうやら、この我々の年代より、一回り上の「団塊の世代」の年代では、定年を前にした独立の動きが活発化していると聞いているので、Hさんのこともその一環と見えなくもない。そうだ確かに、時代は動いているようだ。上の世代と、そして空白を埋めるべく、2,30代の若い世代と、、、、おっともうこんな時間だ。


2005年3月12日
朝から例の製作が続く。他に0電鉄車内販売部の飲料用パットを作っていた。恐らく、全国の鉄道ファンが知れば、きっと是非ひとつ分けて欲しいと問い合わせが入りそうな珍しいものだった。そのうち、「0電鉄特急の車内販売で、ワゴンにジュースがこけない様に使われている穴あき特注パットは何で出来ていますか」といった鉄道に関するミラクル問題が出たとき、鉄道ファンの何人かは、当社の名前を出して、発泡スチロールと答えるのだろうか。その後、ようやく、「超安上がりで簡単に出来る足湯専用容器はありませんか」にお答えすべく、足湯用専用容器が完成した。2個出来上がった。1個は東京の女性の方にモニターとしてお使い頂くことに先日決まっている。あとひとつは、今のところモニター希望者がないので、取り合えず在庫の予定だ。足のサイズは24センチだからいずれも女性用だろうか。製作用材料の元の容器は、これまた都会の近辺をこの夏から数十台のリヤカーを連ねて豆腐の行商パフォーマンスを始めたいというベンチャーにお送りした特大発泡スチロール製容器の余りものだが、余りものがサイズが24センチの足のサイズに丁度ぴったりとしていて、余計な事を考えず、余りにも簡単に出来過ぎたので、今後、モニターのご意見を待たなければ何ともいえない品物だが、どちらにしろ、一歩前進だろうか。その後、例のロゴつくりにまた悪戦苦闘していた。ロゴ、、、、、、zzz、、、zzz、、、zzz、、、ロゴロゴしているとまた眠ってしまった。


2005年3月11日
今日も朝から各種製作。例の足湯くんの製作が遅れている。また、他のご依頼 お問い合わせがあったりした。京都のK大学からお問い合わせのあった正四面体の製作手順で√2で単一面を基準に切り出し、後は1と√2を交互に切り出していけば結構良い線行くんではないかと考えながら、例の会社のロゴマークの指定色をどうやってカバーしていけばいいのか悪戦苦闘していたが、幾つか結論が狭まってきた。
昨日、第3回発泡スチロール王選手権がテレビ東京系で放映された。これで早くも3回目になる。一年に1回の割合で続いているが、回を追う毎にレベルが上がっているというか、レベルの高い人の登場となっているようだ。恐らく、噂が噂を呼んで、「我こそは発泡スチロール王なり」と言った人が次々と現れているのだろうか。当社のまわりにも、寝屋川には、あのとてつもない凄い芸術家集団の会社があるし、昨年は奈良の大和郡山でギネスに挑戦する「幻の郡山城」製作の際には、城の鯱を発泡スチロールで製作された方などは、正しく日頃国宝級の作品を製作しているノミ職人のような人だ。全国から彼らのような物凄い人達が無数に集まって来ているのだろうか。決勝戦での60時間対抗バトル製作では、優勝者の作品『バベルの塔』などは、正しく芸術分野に入りそうで、どこかの美術館で現代芸術作品として展示されてもおかしくないようなものだ。それを、発泡スチロールの世界では、まだ初めて2年余りしか経っていないという人が、プロ顔負けに作ってしまう訳だ。また、その道の書道の大家を審査員にお呼びしたフリーハンド下書き無し、当て板無しの草書立体文字作りバトルでは、皆さんの確かな腕前が披露されていたので、看板作りの本職もざらではないということだろうか。優勝者が、最後のインタビューに答えて発泡スチロールとは何ですかの問いに、「白いびっくり箱です」と答えていたのには痛く同感した。優勝作品が、雲の上に飛び出たバベルの塔をイメージして作られたように、優勝者の眼には、何処か青く澄んだ大空の彼方をやさしく見つめているような、凛として芸術家の光り輝くものがあった。
 そうだ。確かに、道を究めた者達には、何故か似通ったムードメーカーのようなものがある。先日、御越しになったお花畑研究所の農学博士なども、道こそ違え、同じものをお持ちだ。生涯を農学に捧げた労ある方が、地球温暖化の世界的な対応に否定的な結論をぽろりと云われると、矢張り今更駄目かと落ち込んでしまうし、4回5回先のリサイクルの果ては水と二酸化炭素に分解されて行けば、却って結果がだめじゃないか、革命的な分量の削減なくして、緑化だけでは仕方がないのだとか、言われると素人にはそうだその通りだったと思うし、オレが革命的な成長を遂げる新植物を合成してやる、と言われると、それだそれだ、それしかないと闇雲に同意をそしてエールを送りたくなるし、その熱い眼差しに希望の炎が輝くのを下の方から覗いてしまうものだ。今から100年前、パリの空を飛行船がゆっくりと遊覧していたように、今また、日本の空を飛行船がゆっくりと徘徊し始めた。時代は確実に変化して来ている。恐らく、芸術に道を究めた者達は、この状況を敏感に、もので表現し始めているのだろうか。すると再び、バベルの塔は崩れるのだろうか。


2005年3月10日
今日はもうこんな時間だ。疲れてぐっすり眠ってしまったので、あと10分ほどしかない。時間に追われる。夢に、大学の今は亡き恩師が現れ、5人の学生を集め、飯を食えと言う。5人にそれぞれ特大大盛りとか、しゃもじ半分とか差をつけてよそい、話し合いをもてとか言ってどこかへ消える。残された学生は、「ではこれが頓知の問題か」と頭をかかえたりする。「なんで平均がいいと決めて掛かるのか、の問題かな。人それぞれ差があるものだし」とか「大盛りの人はいいけれど俺のは、しゃもじ半分だから、腹が減って考える余裕も無いよ。まず、平均にしてくれろよ」という者もある。「何もここでチームワークを問うような青春チックはないだろうから、事態を直視して、飯の量より大事な点を探せというものだろうか」という学生もいる。「俺はこれでいいから、とにかく皆食べてから、先生が何故こうしたのか、じっくり後で考えよう」というものもあれば、ふさぎ込んでしまう者もいる。、、、、、そんな夢だった。昼から出掛ける。途中、1時28分、JR四条縄上空 あの飛行船が飛来した。一瞬であったが、これからの交通手段はこれだろうなあ、と思った


2005年3月9日
本日は、実験の委託をしていただきました某大学研究室からの、液体窒素を使った発泡スチロールの材質影響実験は、大変参考になりました。有難う御座いました。我々のような素人にとって、高価な実験設備を使わせていただき、こんな素晴らしい結果が出たことは恐縮の至りです。今後事業を展開する上でも、お客様のご相談にお答えする上でも、とてつもなく助かります。まだまだ途中経過ではっきりしたわけではありませんので、本当はめめっちく、隠匿して、自分だけでほクソ笑むところですが、折角ですし、ここに途中結果を公開しておきます

発泡スチロールの材質 液体窒素を入れた後 某大学開発?の特殊接着剤”プロジェクトY”
60倍品 底面貼りあわせ容器  底面 厚さ20mm 触っても冷たくない 液体窒素でも接着面からの破損 漏れなし
30倍品 底面貼りあわせ容器 底面 厚さ20mm 触ると意外にも冷たい         同


発泡スチロールの材質 液体窒素を入れた後
60倍
30倍 内側 エポキシ樹脂コーキング ばりばり音を立てるかのように急激に内側に2センチ弱縮んだ
40倍 外側 エポキシ樹脂コーキング 液体の漏れは無い もくもく蒸気が上がることも無い

 この途中結果から、
@膨大学の開発?発見?した特殊接着剤を使うと液体窒素の容器に発泡スチロールを使った貼りあわせ容器の製作が可能だということがわかった
A意外にも極低温の世界では汎用品の粗めの方が熱を遮断するようだ。メーカー仕様の熱伝導率からは全く逆の結果だ
B樹脂コーキングは外側だけにするのがいいようだ。エポキシ樹脂の耐熱はマイナス30度から60度だから、やっぱりマイナス200度では歯が立たない


2005年3月8日
今年もいよいよ花粉症の季節到来だろうか。また、鼻のあたりがうずきはじめた。夕方、あれはもう13,4年前になるんだろうか、NECの9801シリーズが出だした頃、まだまだ、ウインドウズというのが世に出たか出ていない頃、パソコン操作が、ボタンを押しながらみょうちくりんの記号を組んでいかないと作動しなかった頃だが、ふとしたご縁でお知り合いになったのだったが、静岡の電気屋さんを息子さんにお譲りされて、パソコンの研究に取り組まれ、以来現在も頑張って何やら様々なソフト開発を続けておられるHさんから電話があった。懐かしいお声だった。あの頃で、60歳を境に電気屋を辞めて4,5年経っていたから、今では恐らく80歳手前のはずだが、全く以前お会いした時と変らないご様子だった。のどかな時代だったのだろうか、パソコンのことで解らないことがあると電話すると、わざわざ静岡から出張で御越しになって、何かとアドバイスして頂いたことさえあった。その後、98シリーズのハード面で故障が起きてしばらくパソコンとは無縁になっていたのだが、偶然 最近連絡が取れた訳だ。人の縁とは、本当にわからないものだ。


2005年3月7日
奈良の方から、先日特別にお貸ししていた、発泡スチロール簡易加工機とスライダックスを返却されに、その小学校の先生が、わざわざ、ヤマザキ製パンのメロンシュークリーム4個と同じくチョコレートシュークリーム2個と同じくミニシュークリーム3個、それにビッグシュークリーム3個、計12個詰あめわせ化粧箱入りをひとつ持って来られた。有難う御座いました。「ご返却が遅れました。発泡スチロールの加工は面白いですね。とっても簡単に作業が出来て、卒業式や入学式で使う『おめでとう』の大きな浮き文字以外にも、校章もつくりました。どうもお貸しいただき有難う御座いました。ちょっとばらばらになりましたが、これはほんのお礼です」と言われた。こちらこそ有難う御座いました。例の奈良の事件の余韻もまだ冷めやらぬ、暗雲立ち込めるご時世。お急ぎなんだろうか、そわそわと足早にお帰りになった。学校の先生のお仕事は本当に大変なんだなあと改めて思った。受け持ちの空いた時間をこれほどまでに走り回って、子供たちの次の授業や行事の下準備に精を出されているわけだ。


2005年3月6日
寝屋川の事件が気になったのでもないが、半年振りに寝屋川の平和堂3階にあるキッズアイランドの発泡スチロールの0,5mm発泡ビーズで出来た『むくむく』という子供向け遊具がどうなっているか見に行った。矢張り、相当観客が増えていたし、中で遊ぶ子供達の数も、ほぼ満員状態だった。事件があってからさらに子供たちを外で自由に遊ばせる環境が少なくなったのだろうか、回りまわって、このような所で有料の遊び空間を探さなければならないのだろうか。楽しそうに、発泡スチロール製のその遊具ではしゃぎ回る大勢の子供達を見ていると、どう見ても、直接的な関係は無いとはいえないような雰囲気があった。みんな、久しぶりに羽を伸ばしているようだ。都会では、もうこの年代が、「自由に野山で駆け回って遊ぶ」ことはありえないのだろうか。せめて枚方パークのサル山の跡でアスレチックをして駆け回れるぐらいなんだろうか。


2005年3月5日
このようなコーナーを始めて、何度もこれで終わりにしようかと思いながら、他にバトンタッチしてくれる人もなく、二束のわらじのように、細々と3年程続けてきた。自省や今後の方針の確認など自分には、ある程度役になっているのかも知れないが、本当に会社のPRになっているのかどうか、実はよく解らない。こんな凡人にとって広い世界に向いて、ものを書ける機会は、今までなら、めったにそうないものだった。小学校の作文が教室の後ろに貼り出されて、喜んだぐらいだろうか。その意味で、こんな大舞台に晴れがましく、素人の舞台裏大道具係りが、のこのことスポットライトを浴びながら、下らないアドリブを入れるのも恥ずかしい限りかもしれない。そこで踊ってみろと言われても、笑いながら頭を掻き掻き、直ぐに引っ込んでしまうのが落ちだろうか。それでも、よく続いているものだ。大新聞のコラム欄やひと言欄などは毎日それが仕事なんだから、ウイットと辛しの効いたことを2,3行書いても、当たり前だろう。或いは、日々変化する市況欄を相手に論陣を張るのなら、毎日がテーマに富んでいて、適当に今日は上がったのは昨日が下がったからで、明日も上がるか下がるかどっちかだろうとかいておけばいいのだろうが、果たして、このHPには、何をメインテーマにしておけばいいのやら困ったものだ。、、、、、、、とここまで書いたところで、またお問い合わせが入った。やっぱり、其れかなあ。ひとつひとつご質問にお答えしていく積み重ねなんだろうか。

シェラの詩

最初は苦しくとも
甘んじてそれを認め
ありのままにそれを受け容れようとすること
そうしているうちに
徐々に意識が広がり
次第にありのままに受け容れてゆける
そうしてはじめて克服してゆける

むりやりそれをかくそうとしたり
それからのがれんとしたり
悲観したり
すぐに闘おうとしたり
放ったらかしにしたりしていては
いつまでもそれは克服できない   1978,6 日誌の書き込みから

「父たちよ、あなた方の子供を いらいらさせて 気落ちさせることのないようにしなさい」
                                           ____コロサイ 3;21___

煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろずのこと、みなもてそらごと、たわごと、まことあることなきに、、、
                                       『歎異抄』  1988、5 の抜粋から


2005年3月4日
朝から夕方まで発泡スチロール製フロートの製作に暮れました。今日も時間がない。
今日は2行もないか、まあ仕方ない
以上

製作実例集少し追加


2005年3月3日
朝から各種製作。今年の大学入試問題の新聞切り抜きを探していました。また、自流の答えを書いてみようと張切っていたのですが、どうも見つかりませんでした。回答は明日以降にします。
ところで、ネットというのは本当に、自分流に役に立つものだとつくづく思いました。そもそも、東京の鈴木さんの紹介でこんなことを始めた訳ですが、こんなことがそんなこんなで、結構な勉強になっていると今日も深く溜息をぐいぐい飲み込む場面が何度かありました。毎日お問い合わせが平均8件ほどございますが、これをもし、10年も続けていましたら、本当に世界観までひょっこり動転しているんだろうと思います。なにしろ、我ながらこのお問い合わせに対するお答えというのは、膨大な量になって来るような強い予感があるからです。どこかで、鈴木さんのHPに習って、お問い合わせの小冊子をつくろうかと思いましたし、実例集などは、写真集として出せば結構面白くなりそうですね。それでは、今から昨日お問い合わせを頂いた発泡スチロールで簡単にできる正多面体加工の方法をじっくり考えて見ます。今日はここまで


2005年3月2日
夢の中でも仕事をしているようだ。疲れて直ぐに眠っていたが、先ほど起きたら、夢をよく憶えていて、何か、製作の途中であったようだ。今日は書き留めておく話題が最初から決まっていたので楽だ。というのは、ある大学の研究所からのご依頼でというか、ひょんな成り行きで、アメリカの発泡スチロール事情を知ることになったからだ。アメリカの業界では現在、4m×4m×1mの巨大な発泡スチロールが主流だという。それを、1m×1m×4mほどにカットして使われたり、そのままの大きさで使われたりしているのだそうだ。ちょっとスケールというか、桁が違うのだ。日本では、道路事情の関係で、全く不可能な大きさだが、流石に、広い国土に片道8車線の広い高速道路なら、問題なく搬送出来るのだろうか、トレーラーもハリウッド映画に出てくるようなオバケのような巨大な車体なんだろうから、こんなものを楽々と現場まで運んでいくのだろうか。トラック野郎が鉢巻して運んでもせいぜい2mものなんだ。そもそも、これだけ巨大なブロックを原料から発泡成型するとなると、工場の機械設備から何から何まですべて巨大化しているのだろうか。1回のブロックの成型過程で、冷却だけでも淀川の水を堰き止めて使わないと追いつかないほどの量だろうか。使用蒸気など考えるとボイラーも瀬戸内海を走るサンフラワー号2つ分ぐらいあるんだろうか。大阪駅前ビルのような大きさの成型機が幾つも並んで、甲子園球場ぐらいの原料熟成サイロがあるんだろうか。想像するとキりがない。キりがないが、楽しくなってくるものだ。まあ、厳密に言うと、技術的には発泡に際して、これだけの大きさになるとブロック内部で相当な分溜現象が起きているだろうから、発泡ビーズの密度を均一にしたり、蒸気の流れを4mにも渡って原料内を通過させ融着を同質にしたり等々、品質を均等にする為にどうしているのかなど気になるところだが、恐らく、そこまで日本のように細かいことは考えていないのだろうか。オランダ辺りの発泡スチロール工場の内部写真を以前拝見したことがあったが、事情は同じで、見栄えとか色艶とかどうでもいいのだろう。兎に角焼けて形になっていればいいのだろうか、よく解らない。まあ、しかし、それをまた、日本に持って来て売ろうとしているところがあったのでさらに驚いたが。


2005年3月1日
無い時間を絞って、今日も夕方になって、ようやく一区切りついたので、先に例の「安価に出来る方法はありませんか」の加工に取り組んだ。結果的に、螺旋カットがどうして出来るのかがわかったのが収穫だろうか。もう、真球の加工まではもう一息というところに来たようだ。まあ、何でもそうだろうが、時間さえあれば出来るのだが。兎に角、あれもこれもで、同時進行している。(まあ、さらにこれからあることを新規に始める計画をしているのだが、、まだまだこれからもさらに増やしていこうと思っているが時間がなくて実現化まで進まない)(笑い)だんだん解ってくると、そうかそうか、そうするのか、なんであそこで30度の斜めに張っていたのだろうかという疑問が解けたし、よかった。しかし、どこでもこれだけ時間と労力を掛けてこんな方法をひとつずつ編み出していくわけだから、やっぱり外部へは出したがらないのだろうなあ。それでは、面白くないから、うちでは独自に開発して、誰にも言われないところを逆に公開しようと頑張ってきたわけだが、、、、。矢張り、これは、、、。んーん、もう少しだ。
自作機で試作してみると、ねじ山が加工出来るのがわかりました。とても面白かったので、次々とねじ山を作りました。自分で機械から作っていく過程が、面白くていいのかもしれない。中学の技術の時間を思い出しました。ものつくりの好きだった親の影響もあったのだろうか。あの時間と怖いK先生の数学の時間だけは真剣に授業に打ち込んでいました。今は亡き担任が、ひょっこりこんな場面で相談に乗ってくれていれば、きっともっといいアドバイスが頂けたであろうに、と懐かしくなりました。


2005年2月28日
朝から各種製作、加工が続いた。夕方、鼻をかみすぎて鼻血が出たので耳鼻科へ行くが、超満員で35人待ちだった。ステロイド軟膏をもらう。これは究極の花粉対策だろう。さあ、また今年も花粉症の季節だ。早くも、2月は今日で「ニゲル」ように終わり、そして3月。例の花の開花までにウルトラ超特急で進めている例の「用浮動水栽培的栽培法」はさらに急がないとならない。そして、急いで例の「簡単に出来る方法はありませんか」のお問い合わせの答えを実際簡単に製作して形で表現しなければならない。また例の九州の方からあった例の「暖める箱」をもっとご老人方々に気楽に安価に提供出来る方法はありませんか、のご質問にようやく材料を揃えたところだが、何とか早く、結果を出さなければならない。しかし、そうこうしているうちに、また、半年ほど前にもここに書いたが、以前よりあーしようかこーしようかと考えていた、ドームの件だが、矢張り先日、自宅にコンクリートの土台まで作って、いよいよ発泡スチロール製ドームの製作に取り掛かるんだと言う、大変切羽詰った方からのお問い合わせも入ることになった。さあどうする、さあ、さあ、どうする。まずは、簡単に出来る製作例を作る必要があるし、ふと、このドームの件で調べものをしていると、おやまた時間切れになった。では失礼。


2005年2月27日
何もない空白の一日になった。これもまたいいものだ。朝から何もせず、薄汚れた天井のしみを見ながら横になって一日ひとり考える時間と言うのは大切だと思う。スイッチをひねるとテレビから32歳の何処かの社長がインタビューに答えている。この年齢でテレビに出て話題になるのはスポーツかタレントか位かと思っていると、どうやら経済界の若手のようだ。最近、仕事に追われていて、まだ1月のような正月のような錯覚があり、ほとんど新聞も読まないので今風の動きを てんで 掴めていなかったようだ。何処かの国営放送と新聞社がつまらない喧嘩をしていると思っていたら、どうも、その隙に、ある日本のテレビ局を誰かが占拠したらしい、否 買収している最中らしい。だから余計に話題の中心になっているんだろう。このような人が出てくると言うこと自体、矢張り、ネットの威力というのは相当激しい時代の変換を静かに水面下で進めていたのだろうか。ぼちぼち、例えば野球の新球団もそうだろうが、こうして昨年辺りから表に出て来るようになった。やがて、主役は彼らのような若手に取って代わるのだろう。その時期は、やがて、と言った流暢なものではないのかも知れない。ある時、一気に変えてしまうのかもしれない。既存の大手の隙間を突いて伸びていくものはいつでも居るのだろうし、大なり小なり、それが商売だろうか。そう思うと、テレビのスイッチを切って、また、薄汚れて隅のほうに、この前出来た蜘蛛の小さな巣がある天井を眺めていた。


2005年2月26日
今日も幾つものお問い合わせが続いた中で、西や東から3件の面白おかしいアイデアを頂いた。意外といえば意外な問い合わせもあった。ひとつは、リヤカーに乗せて其れを行商しようと言う発想ですが、最近ではリヤカー自体が珍しいのかもしれませんね。昔は、ロバのパン屋がありましたし、最近では、おにぎりの販売カーが走っていたりしますが、ハンバーグでもなく、ピザでもなく、今度はそれを売り歩くんですね。たこ焼きやラーメン屋の屋台はよく見かけますが、確かにそんな行商は聞いたことがない。当たるか外れるか、やってみないことには解りませんね。ニュースでは、紙芝居屋が復権しそうだというものが流れていましたし、これからはもっと大道芸人の出番が増えるんでしょうか。定年に差し掛かった団塊の世代から大量の退職が始まっていますから、彼らの層には、それなら気軽に出来て、受けがいいのかもしれませんね。昭和30年代頃、いわゆる高度経済成長が始まる前、ラッパの合図の音と共に、ゆったりとした時代の流れで、それは、全国各地に見られたんでしょうか。、、2番目は、ブロックですね。そんなブロックがあればいいですね。2年ほど前にも同じようなお問い合わせが御座いまして、それから1年ほどすると、福井か長野の方で発泡スチロールのかまくらが新聞報道などで流れているのを知りました。今度は、基本的にはその問題点の延長上になるんでしょうか。大きなパズルのような形状になって来ますが、そうなると恐らく、誰か資金に余裕のあるところか、エイッ、ヤーベンチャーん達がどこかで既に始めていそうな気がします。何しろ面白そうですから。大変参考になりました。3番目は、
おっともうこんな時間だ。では失礼


2005年2月25日
朝からとんからりん とんからとんとん すっとんとん からりんの在庫積み上げ作業

大阪府立高校 今年度入試 小論文

一、「実りある高校生活を送るために」と言う題であなたの考えを600字以内で書け   わたしなら

   人生の後半期に差し掛かって、ようやく見えてきたのは、高校時代が何と密度の高かった青春の序幕だったのか
   という思いだ。だから、高校時代を楽しく遊んで果実のおいしいとこ取りを急ぐのもまた面白いかもしれない。或いは計
   画的な人生設計を今から始めて安全確実な小機に落ち着くのも、鐘の苦労がなくていいのかもしれない。この例で
   いけば、舞台でも序幕の面白さは、これから何が起こるのかわからないという、未知な自由選択が主人公に被せら
   れているからだろうか。だから、この時、本当は、人生で一番自由な時期を経験することになるのだが、われわれの
   一部固まりかけた実社会では、これから進むべき道が、先人達によって、ほぼ開拓されて来ているので、誰もしてい
   ないことを選んだつもりでも、7,8割がた過去にこの時期、同じ選択をしてきた者がいるものだ。だから、どうしても体
   験者による苦言忠告を周囲から浴びやすくもなるものだ。「選びたまえ。あなたは、自由の最中に投げ出された。すべ
   ては自由だ。しかし、その自由の大きさゆえに、周囲は結果には責任を負えない。」とある作家が言うが、身近なもの
   にとってはそんな他人行儀なことは出来ないから、結局、どうしても自由に何かしていると口出しをするものだ。ではど
   うしたらいいのか。一番いいのは常に、両立することだろうか。つまりは、ほどほどに学び大いに遊ぶか、大いに学びほ
   どほどに遊ぶかよりも、「大いに学び、大いに遊べ」の一言に尽きる。
   

2005年2月24日
今日も朝からとんからりん とんからりん とんとんからりん とんからりんの機織り機械音のような在庫積み上げ作業が続く。

今年度大阪府立高校入試 小論文より

 指示された題であなたの考えを600字以内で述べよ

B、「科学技術がわたしたちの生活にもたらしたもの」     わたしの答え

    近年、文化の名を冠する所には、伝統の文化や「文化住宅」を除いて、およそ科学の恩恵が行き届いていない所
    はない。それほどに 科学技術は 我々の文化的生活の当たり前な基礎になっている。衣食住の生活の全てに
    亘って深く入り込んでいるのだ。しかし、反面、こういったあらゆる生活の利便性 快適性が、本当にわれわれの生
    活に幸福をもたらせて来たのかをここで再度確認しておく必要も問題の行間から感じる。また、確認すべきことは、
    科学技術の今後の習得にも社会全体を見る目で 方向感覚としてきっと役に立つはずなんだろう。つまり、科学技
    術の科学そのものを問う方向と、技術的に取得、及び応用し使いこなしていく方向とに分けて見ていく問題だ。前者
    の科学を理想的科学、後者の科学を現実科学とここでは呼んでみよう。その理想は究極的にわれわれの幸福の追
    求にあり、その現実は、われわれの社会に吐き出される諸問題や矛盾点の解決にあるのだろう。この両者の進む方
    向に科学の未来はある訳だし、その進化発展以外に、最早、地球上に60億を超える人間がひしめいて暮らすわれ
    われの生活に未来はないのだろう。もう少し言えば、地上の幸福とは何だったのか、と常に大上段から自問すること
    であり、この解決にはいかなる工夫が又はインスピレーションがあればいいか と頭をひねることだ。それこそが、次
    なる若者に、来るべき未来をもたらすものだ。


2005年2月23日
今日も朝から各種製作、穴あけ作業、各種在庫積み上げ作業。他、飛び入りの別注スピード製作。お電話でのお問い合わせ対応業務。ネットの対応業務。また、試作品の噛み合わせ箇所をカメラ撮りして遠方の方とすり合わせ作業打ち合わせ。また、お客様の紹介依頼に対応で要、小一時間。そして、発送用梱包作業。あらゆる作業を、可及的速やかにチョウ急いでいる。鐘の鳴らない時は、時は鐘なり、と言うように時間で勝負と行きたいのだ。何とか時間を空けて、例のセルパネの準備に当たりたいわけだ。その上、また今度、もう3年前のお問い合わせになるのだが、「例の加工を安価に出来る方法はありませんか」の質問に答えるべく取り組んできたが、何とかひとつの回答に辿り着きそうな事を少しずつ進めてきているので、何とか結果を出さないといけない訳だ。鐘の鳴らない仕事だから結果が出てしまうと、さらに鐘の鳴らない安価になって行くのだろうか。困った。これでは、一向に前進がない。金儲けが「不器用ですから」では話にならない。可及的速やかにチョウ急いで何とか手を打たないといけない、と思いつつ、今日は時間切れです。

   たれをかも 知るひとにせむ 枚方の 松もむかしの 友ならなくに


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