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「わたしの研究開発雑記ノート」

                                            

2004年4月1日
「建て売りに手出しはんのは怖いしなあ。そな売れんかったらかぶらなあきませんやろーしー。去年は金利の前倒しでよく出よりましたなー、それがあんたー今年に入りよりましたら反動でさっぱりどすなー。材木屋辞めてもーて、リフォームのサービスやーでっさかい、そりゃ暫く儲かりはらへん どぇすえー」遠路はるばる京都から由緒伝統の材木屋さんが 仕事の帰り、ちょっとお寄り頂いてお茶になさったのは昼前だった。今日は朝から、仕事場のおかたずけ。いい加減に区切りを付けて再度セルパネ作業所で行こうと決心しかけていた。ところが、飛行機の材料が東京から”元払い”便で届いたから、すわっ、緊張し慌て驚いた。一瞬にしてお金の問題ではなくなった。飛行機の会社の社長さんも出来た人だ。相手の急所を的確に捉えておられる。まるで伝票1枚で流石の無線操縦だ。結果を出すまで「材料届きました」のお礼も言えない。昼から夜遅くまで一心不乱にサンプル製作。ポリエチレンの髭垂れを防ぐには矢張り垂直ニクロム熱線カットだろうか。タレが下に行ってくれる。後は精度を上げる工夫だ。これがたちの悪いポリエチレンだから 一癖二癖あってそこを退治していかないと曲線加工が仕上がらない。夜遅くなって、いっそう、とうもろこしで加工したらどうなるだろうかと思い、加工状態を比較することにした。同じような物だった。とうもろこしで出来た飛行機の完成だ。近くの淀川で毎年夏に開かれる くらわんか花火大会で出た夜店の綿菓子を思い出させる様な甘い香りが工場を埋める。香る匂いで仕事が出来るならとうもろこし樹脂の方がいいものだ。

 もろこしよ 夢追う君の目に涙 ざわわざわわと 歌うが如き におうが如き この島に たたかい止んだ羽衣で

製作実例少し追加


2004年3月31日
T大学のT様、いつも有難うございます。今回の件ごめんなさいね。至急再度発送させて頂きます。
朝から在庫積み上げ作業。とんからりんの機織りのような機械音が響く。昼から時間が有りましたのでまた、例の飛行機の製作。今日もあともう一息、と繰り返していた。しかし、慣れだろうなあ。ポリエチレンの加工方法のコツが少しずつ理解できてきた。ポリエチレンの性質上、大概はパンきり歯を使っての切断が多いから、直線カットは出来ても 飛行機の羽のように長手方向にカーブしながら縦方向にも微妙にカーブを描くものはおそらくどこも出来ないか、出来ても敬遠するかどうかなのでしょう。そこで私の登場となったと自負しております。時間を見つけては何日も繰り返し試作を試みて、納豆の糸のように引いていた溶けたエチレンの糸がどうにかこうにかこの位ならと思えるようになりました。しかし、ポリエチレンは加工性がもう一つだし、高いなあ。そこそこにして、他にしなければならない 例えばセルパネとかにシフトしないといけないなあ、と思いつつ今日はここまで。


2004年3月30日
朝から在庫積み上げ作業。当社も遅まきながらやっとオフィスコンピューター化に一歩前進したような感じだ。材木屋さんを回ればきっと何を今更、ぐずぐずしていると言われそうだが、今からワープロの練習を始め、タイピングだ。このタイピングがオートメ化の基礎だったようだ。何を今更ながら、それでも先を急ごう。
今日もお問い合わせ有難うございます。6件のお問い合わせがございました。取りあえずお礼申し上げます。さあて、また飛行機の羽の製作だ。高いエチレンブロックを試作に回してあーでもないこーでもないで端材になる。開発とは金の鳴らない仕事だが、何故か止められない。何故だろうか。これで、サンプル作りで終始していては経費倒れの大損なのに、いいものを作りたいといった自己満足の罠にはまったのだろうか。困ったものだ。しかし、あとひとつ、あとひとつでもう少しいい製品になる。開発とは金の鳴らない仕事だが、このまま引き下がるわけには行きません。ではこれで。

 あとひとつ あとひとつと端材(はざい)出し 春の長雨 恋うは良品 


2004年3月29日
全国の若い新人発泡スチロールの営業マンへ!
 ___高校を出て、製造現場を一通り回ってから営業畑に長年従事して来た君達の先輩が、勤勉苦学の末、
      周囲に推薦されて今年、神戸の或る図書館の館長に就任しました。_____

 彼は若い頃から急性鼻炎か花粉症かでいつも鼻をかんでいて 鼻紙で鼻の周辺を赤くしていましたのであだ名を「赤鼻のs坊」と呼ばれておりました。しかし、高校を出て直ぐ発泡スチロールの会社に入ってからは、終始努力家で通していました。解からない事があれば直ぐにメモを取り、社員寮では遅くまで灯りをつけて借りてきた辞書などで一人調べ物をしていました。新聞のスクラップは同僚のロッカーのスペースを埋めるほど うず高く積まれていましたので、3年もしない間に、発泡スチロールの事で彼の知らないことは何も無いほどになりました。やがて、営業に回された赤鼻のs坊は、本領を発揮します。彼の調べ物は出会う会社の業種から仕入れ先へとどんどん広がり、会社と会社を繋げる輸送流通、その生きた流れを掴もうと景気、経済を研究し始め、出会う人のタイプがまた気になったのか会社人事の底流に何があるのかと調べ始め、人間心理なども研究するに至りましては、彼の知的好奇心は留まるところを知りませんでした。自他共に自慢の交流関係の広さは将に生きた社会経済の研究の場を彼に与えてくれたようなものでした。やがて押しも押されもしない営業部長。しかし、この後 転機があったようです。何を思ってか、よく判りませんでしたが しばらくすると、早々に神戸のある図書館の館長に就任しておりました。矢張り、彼の勤勉努力家、博識は本物のようでした。将に座るべき椅子に座ったといったところでしょうか。おめでとうございます。振り返りますと、彼の辿った道はどうやらこれから訪れる団塊の世代の大量の定年退職時代の動きを先読みしている様にも思われました。自ら皆さんこうしましょうぞ、と語りかけているようでした。そうです、2010年からいよいよ定年退職者が急激に増加すると言われています。社会の構造にまで大きな変化をもたらしそうだといわれます。今の若者にとって大量の就職チャンスが巡ってきますが、逆に行き場を失った大量の団塊の世代が出現します。彼らは、定年後もまた競争が待っております。間近に迫った大変動を 早めにチャンスを若い世代に譲って 自らは今後を長年培ってきた博識と好きな研究で活かしたいと言ったところなんでしょう。流石に元営業部長!時代の動きを的確に見ておられますね。押しも押されもしない生き字引の誕生でしょうか。一方で、若い営業マン諸君、もうすぐ大量に博識上司がいなくなると、君達の本領の発揮が 否が応でも求められる時代がやってきますよ。漬物石が無くなれば、君たちは自由だ。自由から逃げることは出来ない。

製作実例少し追加


2004年3月28日
机で一眠りしてそのまま明け方になってふと目が覚める。こんなパターンが続いて2年が過ぎた。こうして毎日駄文を綴る努力を繰り返してきた。これは、全く仕事の範囲を超えているような気がする。金の鳴らない仕事をしている上に、金の鳴らない文章を斯くもこう長々と書けるものだ、と半ば驚きとも諦めともどちらでもないような感嘆符が花火のように上がっては消え、燃えカスのような黒い字形が残る。だから、我々に休みはない。眠ると夢に仕事が浮かび、起きると目の前の液晶にスイッチが入る。

 春眠暁を覚え 以来古城の夢 大河を越えんと 李下に冠正し 
 何をいずくんぞ 靴紐を結い 負けるなら 痩せ蛙 ちょっと待て  


2004年3月27日
朝から在庫積み上げ作業。お問い合わせ4件。我々に明日は解からない。今日この日を何とか かんとかしながらどうにかこうにか、必死になって過ごして行くだけだ。しかし、お陰さまで今日も不思議なお問い合わせが続きました。テレビで「白い巨塔」の総集編を一昨日しておりましたので、このシリーズを思い出しながら見ておりました。あのバックの音が流れると 否が応でも身近な病院の「白い巨塔」に引き込まれてしまいます。このお問い合わせも テレビで見たからと言うわけでは決して関係は無いのですが、現場では手術の高度化に伴って医師の熟練向上には、こういった需要はきっとございましょうね。しかし、頭蓋骨の幅3センチほどの縦の輪切りをカラーでお見せ頂いた時には 分野が全く違いますので、グロテスクな骨の白となまめかしい人肉のピンク色には 正直げっそり致しました。最初は、本物の頭蓋骨の輪切りを発泡スチロールで梱包するんだと思い、サンプルをお送り頂けるとありましたので、一瞬恐怖感が背中をすり抜けまして、そのまま後を読まずに、工場内を「大変だ、大変だ」と騒ぎながら走り回って、どこに冷凍保存して、誰が開封して作業にあたり寸法取りをするべきか思案しておりました。ようやく1周して戻ってきましたが続きを読みまして石膏の模型だと分かり、ほっと力が抜けてしまいました。様々な仕事があるものです。まだまだ書き残すことが多すぎますが今日はここまで


2004年3月26日
とんからりん、とんからりんと朝から在庫積み上げ作業。昼から1件配達。久しぶりに枚方大橋を右に折れ、淀川の河川敷の一本道を車で走る。土手には遥か何キロにもわたって、瑞々しい青葉と明るい黄色一色の菜の花畑が競うように咲き誇っていた。小さな浮雲の遠方には 春霞の中に浮かんだ比叡山を 殆ど蜃気楼であったかのように消して、幾度となく若者たちを飲み込んでは吐き出して来た大学街がある。その古く霞むような歴史を鏡に写してか 暖かい菜の花畑を吹き抜けた南風は、時折さーっと土手に沿って気持ちよく花弁を裏返しているが、やがて、あの1000年の都にも春を そして勉学に勤しむ新しい幾万人もの若者たちをも 今年も連れてくるのだろう。移動の季節だ。卒業そして入学、別れそして出会い。この歳に至るまで入学そして卒業は、未だに昨日のような強い記憶として焼き付き、生きた思い出として現在にまで影響力を行使している。反面、出会いそして別れ、その何と激しかったことだろうか。卒業と共にあの青春に別れ、汗と給料袋と共に幾多の理想に別れを告げ、出会うは金の苦労、出会うは旧友の死、出会うは病気災難、別れるは友情、別れるは涙。出会うは恩師の早すぎる死、出会う突然の死に、そして反骨の精神の立ち向かう死との出会い。そう、振り向けばそこに神戸の街を見下ろす六甲山が霞んでいる。もうこれ以上生きたくなかった若い生との別れと、まだまだ生きたかった年老いた死との出会い。今年で47年。数え切れないような出会い、そして別れを、はかなく咲き乱れる菜の花は、今年も 美し過ぎるほどに 心の結晶になって思い出させる。路肩に停車していた車を再び走らせ、先を急ごう。


2004年3月25日
朝からとんからりん、とんからりんの在庫積み上げ作業。製作実例集少し追加。、、、、今日はここまで


2004年3月24日
建築主様。お問い合わせ有難うございます。ご自分のおうちを新築為さっているんですね。この3月6日に棟上ですか、「旧来型の木造建築」と書かれておりますが、言い換えますと、最近は和式ブームですし、例えば着物を着こなして難波式で街を闊歩するのが若者の間で流行になってきておりますから、旧来型というよりも流行の少し先を行った、伝統の回帰現象の最先端をつっ走った建築方式と言えるんではなかろうか思いますが、その和式伝統家屋にセルパネをお使いなさりたいと言ったご希望ですね。有難うございます。断熱性、エコリサイクル、防音性、そして1000度でも燃えない不思議な紙、セルパネ。どうもお求め有難うございます。環境に良くて、シックハウスの心配も無い、グリーン先進国ドイツやフランスやヨーロッパでは、EPSと並んで極く当たり前に使われているセルローズをメインにして パネル化したものがセルパネです。それにお陰様で 国土交通省の(財)ベターリビングから次世代型住宅選定商品として頂いておりますし、言うこと無いような住宅部材な訳ですよね。

お問い合わせ有難うございます。13×13×130mmの棒に水切り?を2重に巻いて軽く締め付けると、心材としての発泡スチロールが角が丁度取れて丸くなり、しかも触っても簡単に折れにくいような、そんな程度の硬さは何倍品でしょうか、ということですね。うーん、と唸ってしまいますし、50倍、40倍、30倍、15倍のそれぞれの見本をお作りして本日発送致しました。どうしてもお電話やメールだけのやり取りでは限界ですね。一度、それぞれの硬さでお試しくださいね。

お問い合わせ有難うございました。そうですか、脱サラでこれから300坪のハウスでトマトを水耕栽培したい、といったご希望ですね。ミミズの洗濯板のような都会で暮らす者にとって、何はともあれ羨ましいの一言です。趣味や園芸の域を超えて、自立した生産農家としての栽培を目指したいからそのノウハウを教えてほしいとのことですので、ちょっと困りました。そこで、こちらで把握しています情報を全てお教えいたしましたので、その就農専門家に一度ご相談ください。農協には上部団体に全農がありますし、しっかりそのようなこれから脱サラして農業を始めたい方のために相談窓口が設置されているはずですし、県には就業支援相談のコーナーもあるはずですから、家庭学校、金融面、税制面、など様々なアドバイスが受けられると思います。ごめんなさいね。あまり参考にならないかもしれませんが、もし、私にあなたのような300坪のハウスがあれば、一番安上がりにしかも完璧に水耕栽培を始めて、軌道に乗せる自信はありますが、如何せん、申し上げうることは、どうも虫退治にご用心といった事位です。今日はここまで


2004年3月23日
本日製作実例集に少し追加しました三角柱の頂点の数を最小にする問題で時間が過ぎていきました。結構簡単そうで難しいですよ。我々でしたら、立体を製作できますが、生徒さんは答案用紙を折り曲げてでもしないことにはイメージが湧いてこないのではないでしょうか。発泡スチロールは実に様々な使い方がありますね。窓の外を いつもの若い新聞配達少年が走っていきました。がんばっているなあ。何か書き残しておきたいことがありましたが今日はこの辺で失礼。


2004年3月22日
朝から在庫積み上げ作業。とんからりん、とんからりん、とんとんからりん、とんからりん。これが仕事というものだ。延々と同じ作業が続く。おそらく、全世界、仕事に従事している圧倒的多数の人々にとっては仕事とは「同じことの繰り返し」なのかもしれない。それは、未知への可能性と希望に満ちた若者にとっては、最も忌み嫌うことだろう。若者は、逆に、ずっーと 青春未知数の自由を求めて前例の通じない世界を 許される限り いつまでも彷徨いたいだろう。前例が無いから時間の経つのはものすごくゆっくりしているんだ。だから、時間なんて幾らでも有りそうに思えるんだ。1年が100年のようにゆっくり過ぎていくんだ。だから、何でも出来る。年金がどうしたこうした、未加入者がPRしていても 却ってユーモアと笑いに受け取るだけだろうか。そんなことは彼らには金魚の糞みたいなものだ。抑えきれないようなギンギンのエネルギーを夢と希望という名の機関車に乗って燃焼させている限り、問題じゃないんだ。夢と希望という名の機関車はレールも無いのに すごい勢いでつっ走っていくんだ。若者に出来ないことは何も無い。新しい世界は自分たちでこれから創って行くんだ。、、、あれまた眠ってしまった。もう朝だ。今日はここまで。


2004年3月21日
約2週間ぶりに図書館へ調べ物に出掛ける。セルパネの件だ。何か新作にいいアイデアはないかとあれこれ探した。セルパネというのは今までになかった全く新しいタイプの断熱材なので既成項目をあたっても仕方がないから、健康よりも科学の項目などで探していた。「子供の科学」や「たくさんの不思議」など、子供向け科学雑誌を漁って結構不思議になれたが、大人向け科学雑誌が休刊になって過去ナンバーしかなかったのには辟易だった。しかし、図書館は有難いものだ。我々のような金の鳴らない仕事で暮らしを立てている者にとって、お金を掛けずに のびのびと椅子に腰を掛けることが出来る場所は 公園以外に 他に余り知らない。半日居て、これといった成果がなく、取りあえずセルパネとは余り関係がないが、「子供の科学」のソーラー発電各種を図解した号を借りて外へ出た。隣の市民会館では有名な中国琴の演奏者で北京出身の誰だったか 演奏会は終わっていたので、ガラスの扉は閉じ ホールの明かりは消されて暗く、もう人気は全く無かった。ここへ来る時 ちょっと見かけて気になっていたが、今日は風が出て寒いし、30キロ圏内からその風に乗って飛んできたのでは決して無い、と信じたい7,8羽のカラスの群れが 何故かいやーに不気味に黒い羽を広げて 会館のぐるりを飛び回って 時々電話ボックスの上に設置された携帯用のアンテナをかすめて カーカーと鳴きながら嫌な糞を落としていく。会館横に折りたたみの机を出して毛せんを広げていた手相見は、自分の運勢に危機感を占ったか 辺りはまだ明るいというのに早めの帰り仕度をしていた。


2004年3月20日
朝から、新規セルパネの試作。単に思いつきで終わるのかどうか解かりませんが、試作に凝っておりました。セルパネをビギナーでもお使い頂けるように工夫が必要だと思いながら、あれこれと答えを探していましたが、今日はセルパネのブロックを思いつきました。昼から、藪用で実家に戻った後、南茨木のポパイとか言う釣具店に寄りました。店の裏ではボートの修理工場がありましたので、スポンジホルダーのコーティングについてちょっと尋ねてみましたが「アメリカ輸入品ですからわかりません」と呆気ないご返事でした。そもそもこんな所で質問したこちらの方が間違いでした。その後、またセルパネの試作にあれこれと時間を費やしておりました。今日はここまで


2004年3月19日
朝から とんからりんの機織り機械音。やっていかなければならないことが山ほどある。しかし、このページはこれで駄文の生活綴りコーナーとして自己完結させたほうがいいのか!、「いかがなものか」どうかというお問い合わせですね、わざわざ有難うございます。特にそれほど深く考えておりません。それほど影響がありそうにも思っておりませんし、発泡スチロールやセルパネを扱う現場の生の声をお届けしているだけです。発泡スチロールなどに関して独自の見解を述べているだけで、多数意見がご入用でしたら、どうぞ業界等等のHPへお進み下さい。しかし、お互いに折角こんな便利なWeb上のバーチャル空間を自由に扱えるようになってきましたし、Web上の最低の市民権はお互いに立場を認めて譲り合う義務から成り立っておりましょうからどうぞ今後ともよろしく様々なご返事をください。

製作実例少し追加


2004年3月18日
お問い合わせ有難うございます。各地で省エネ高断熱住宅の実験が進んでいるのですね。10Kの45mmグラスウールは発泡スチロールでしたら新基準でCの35mmにあたります。融資は25mmからでもおりるようですが、、、グラスウールは健康的とは言い難いと思いますよ。ガラスの粉が体に入ったら出て来ませんよ。

お問い合わせ有難うございます。球を使って手作りで分子模型をお作りになるんですね。有難うございました。

お問い合わせ有難うございます。エコ商材の推進をなさる会を高専の先生を交えて発足ということですね。何なりとご協力させていただきます。省エネ、高断熱、太陽光自家発電で野菜を無農薬水耕栽培といったライフスタイルが広がるんでしょうか。植物園に行った時など、温室の中では暖かいし空気も酸素たっぷりだし、そこで暮らすようなイメージでしょうか。我々の生活は大きく変わるんですね。

お問い合わせ有難うございました。高校でシイタケ栽培にセルパネをお考えとのこと、素晴らしいアイデアだと思います。究極の近未来型ライフプランの橋頭堡となりますようにどうぞ頑張ってください。

お問い合わせ有難うございます。こちらは、発泡スチロールの件ですね。緩衝材に何か無いかと紆余曲折されて来られたようですね。以前まで、発泡スチロールをお使いだったんですね。それを一度止められて、他のものをお使いだったのが、どうしても輸送時の不良率が上がり、クレーム頻度の関係から商品イメージに悪影響を与えだしたことが、今回の第三者リサーチで判明したということですね。で、また発泡スチロールに変更ですか。担当の方も大変ですね。大手はまだ左遷で済みますが御社ではそんなことも在ったんですね。まあ、頑張ってください。ご協力はさせて頂きます。

お問い合わせ有難うございます。ウエディングケーキの造形素材に発泡スチロールをお探しだったんですね。有難うございます。喜んでいただけますと嬉しくなって参ります。

お問い合わせ有難うございます。人力飛行機の製作に2200のブロックですね。そうですね。確かに表面は空気抵抗を抑えるためにでこぼこがあると困りますね。軽量のみで行くのなら60倍品の方でしょうが、60倍でしたらどうしても削り面に凹凸の窪みが出てきますね。これは軽量の発泡ビーズのコロニー化現象です。だから、表面処理に加重されては、結局50倍品程度ですんなり滑らかさを狙った方がいいのでは、ということですね。

お問い合わせ有難うございます。確かにそういうことも以前から考えております。そこで、現在他社製水耕栽培セットを3,4購入し(出資が痛かった)現在性能調査中です。しかし、日本語翻訳で「水漏れします」と断りを印刷したものもありますね。これじゃー、この国では風土に合わないのじゃないかと思いますが、独特なアイデアは参考になりましたし、後日当社でも新作を発表させていただきますので、その節はよろしくお願いいたします。

今日は8件。ざっと毎日こんなやり取りが続きます


2004年3月17日
朝から とんからりん♪とんとんからりん♪とんからりん♪♪機織り機にそっくりの機械音が工場に響く。この国の再びの夜明けを告げる人がいる。不思議なものだ。かつて、重厚長大の基幹産業は、IC化の波の中で影を薄くしていたが、また盛り返してきたらしい。世界の人口の2/3を占めるアジアの時代だというが、家やビルを建てるだけでも膨大な量の鉄が必要だろう。そのアジアの工業化市場化の拡大に乗ったらしい。何が幸いするか解からない。資本も無いから海外移転出来ずに、国内で青息吐息しながら息伸びてきた中小零細にも 御鉢が回って来るのだろうか。意地と頑張りでここまでつないで来た 町工場の親父さんにも暖かい なよなよとしたビーナスの白腕が差伸べられるというのだろうか。でも、親父さんの 油まみれで熟練した利き手は、冷え切った小さな工場の割れたガラス窓から入る 春まだ遠き カタカタすきま風に 振られて落ちた黄色い鼻水を、さっき 何気なくぬぎ取ったばかりだ。果たして、それでもビーナスは、御手を引っ込めないだろうか!この国の中小企業で暮らす もの作り職人にとってこれが最後のチャンスかもしれない。誰がこの波に乗れるのだろうか。西方浄土じゃあるまいし。おっと、また長くなりそうだ。時間が無い、では失礼。


2004年3月16日
とんからりん、とんからりん、とんとんからりん、とんからりん。朝から機織りのような機械音。在庫積み上げ作業を続ける。我々に休みはない。唯一そこにあるのは仕事だけだ。ただ、在るだけなんだが在るからそれに向かって取り組んで行く他ない、と言った割り切りが出来たのはいつ頃からだろうか、そんな割り切りが 若くして出来る人は少ないのではないか。「青春時代のど真ん中は迷っているばかり」とはよく言ったものだ。振り返れば、この歳まで迷ってばかりだった。何かがそこに在って激しく壁にぶち当たろうにも、壁が何所に在るかも判らなかったから と言えば青春ぽいのだが。つまり、立ち止まるや寝転んで 天井の壁を探しに夢と空想の世界に出掛けた位だ。3畳一間の天井に描かれた雨水のシミ跡なのか ユートピアや青い鳥なのか それは判らないが、そう遠くまで出掛けずに、本の世界に壁を探しに出掛けて それで満足していた訳だ。隣の部屋からは、岡山から持ってきたという大事なラジカセでY君が山崎ハコやユーミンや香川良のテープを流しているのが微かに聞こえてくるし、向かいの鎌田くんの部屋からは、強烈なホテルカリファルニヤがいつも流れ、トイレを挟んで奥の方からは、誰だったか いつものように、英会話のボリューム最高に上げたテープが流れていたから、空想をエセ哲学していても孤独感は不思議となかった。、、、この方向から書き始めるとちょっと長くなりすぎる。どこかの新聞の連載小説のように打ち切りになってしまいそうだ。今日はここまで


二〇〇四年三月一五日
今日は朝から、セルパネで作る『愛犬用防音飼育室』の梱包の後、英国行きの水槽の準備に追われました。とんとんからりん、の在庫積み上げ作業も 止める訳に行かないかなあ、と そうこうしていると昼過ぎ、遠方から来られた丸々商会の人から電話。「門の前まで来ていますが、今日は急いでおりましたので、ネクタイをしておりません。お初にお伺いするに当たって、大変お見苦しいとは思いますが、ご勘弁頂きたい。」と 何とも躾けのいい、身だしなみにうるさいジェントルマンなお申し出だった。世の中、こういう洒落の効かない、英国紳士のような 上流タイプな人が、本当に日本にもいるんだなあ、と感心してしまいました。そうそう、以前、東京から宮内庁御用達の滑ロ々ダンセンの7代目社長が見えられた時も、御付きの人がいて、いかにもいかにも、とヘッヘッーとなりましたが、それにも勝る独特なそして強烈な個性がございました。それを、どう表現し、このノートに記して置くべきか。困っております。物腰は、Nハムの重役になったSくん、顔つきはソニーの最高技術主任補佐になったMくんといったところでしょうか。しかし、話が出身中学の話になった途端、目からうろこが落ちました。思わず笑ってしまいました。あまりにも笑ってしまい、その後、Sんとりーの用事で高槻までSんとりーの方にお会いしに行くのが遅れました。実に世の中、奇奇怪怪なものだ。


2004年3月14日
有難いことに今日もお問い合わせがいくつもございました。まだ、返信に追われております。鹿児島の方で発泡スチロールの通販3年で閉鎖したところがあるんですね。そうですか。どこも大変だと思います。企業論理で閉鎖するのは簡単ですが、ご担当の方、これから配置替えになるんでしょうか。少し心配です。御社の宮崎工場はよく知っております。昔、社名が変わる前の、ある会社の南郷工場だった頃の工場長としばらく仕事をご一緒していた時がありましたから。あの O西さん今頃どうしているんだろうか、、、。いよいよ、ネットで発泡スチロールを売るところは少なくなりましたね。動いているのはうち位かなあ。よろしければ、お客様にご不便が掛からないように、こちらで出来ることがありましたら、なんなりとお申しつけ下さい。かと言って、偉そうな事は何も出来ませんが、発泡スチロールに関して、返信とアドバイスくらいでしたらさせて頂きます。あれ、またお問い合わせです。では、これで


2004年3月13日
朝から、他の全ての仕事をキャンセルして、遅れておりました セルパネで作る『愛犬用防音型飼育室(簡易組み立て式)』の製作に全力を投入しました。当初、既製品のセルパネの利用を考えましたが、途中構造的に 特に側面は やはり横型セルパネを新規に制作したほうがいいと言った結論になり、急遽横型セルパネを製作して使いました。お陰で、昼食は夕方6時になりました。セルパネに含まれているセルローズは、植物繊維で出来ておりますので、国土交通省の(財)ベターリビングが次世代型住宅部品に選定するほどのエコ商品ですし、1000度でも燃えない安心もあり、音のエネルギーを熱エネルギーにまで変えて吸収してしまうという物凄いものですので、ペットの飼育室に使うのは少し贅沢なぐらいですね。セルパネットのページに写真を載せました。


マイクロビーズ(0,5mm発泡ビーズ)の購入者からお礼のメールを頂きました。有難うございました。「上の子供に大好評で取り合いになってます(笑)丸い物はガラガラや鳴笛をマジックテープで付けていて、赤ちゃんのおもちゃになります」らしいです。産前産後にお使いの手作りクッションです。写真をお送りいただけまして本当に有難うございました。


『0,5mm発泡ビーズ2キロの商品が無事届きまして、産前産後に使うクッションを作りました。本を参考に作りましたが、上の子供に大好評で取り合いになってます(笑)丸い物はガラガラや鳴笛をマジックテープで付けていて、赤ちゃんのおもちゃになります。まだビーズが半分残っていますので、またもう一つ作ろうと思います。手芸屋さんで探していましたが、なかなか見つからなかったマイクロビーズ。まさかネットで買えると思わなかったので、見つけられてラッキーでした。ありがとうございました。』




2004年3月12日
とんとんからりん、とんからりん。機織り作業のような音が響く。昨日まで破竹の勢いであったところが、今日は見るも無残な姿態を顕わにするようなことは、企業経営には時々見受けられるものだ。こんな狭い業界にも浮き沈みは しょっ中だ。だから、みなさん日々大変なわけだが、人の心理は怖いものだ。順風に慣れてしまうと、それが当たり前になる。一度、当たり前になると、横柄になり、風向きの変化に気付かなくてか 羽振りばかり良くなり、それとも、気付いていても 気持ちだけ受け止めたく無くてか、進路を変えずに強引に前に進めようとするから、暗礁に乗り上げ、座礁転覆となる。50年続いた会社でも、バタバタ倒れていく様子を垣間見て来たら、いつまでも現状安泰、何てあり得ないことが、良く解るものだが、企業活動のように5年10年といった長丁場は、どうしても人を懲り固まらせて 行って帰っての慣性運動だけをさせる魔物なのだろう。どうやら、また関東の方で発泡スチロール屋が1軒 店を畳むそうだ。残念だが自由競争の仕方のないことかもしれない。一度は花を咲かせ、わが世の春を謳歌し、先に幸せ一杯を数え切れないほど味わったのだったら、娑婆の世界を引退したとて、それはそれでと割り切りたいものだが、現実には、たった一人のボスの身の処し方だけでは、事の始まりにはなっても 終わりにはならない。この国のように 石を投げれば誰かに当たるような 隣近所ひしめき合って仲良く暮らしている所では、例え連鎖がなくとも、こころの連鎖は時に激しく地平を走り過ぎる。企業経営とは、そのこと斯様に難しいものだ。 


2004年3月11日
今日は雨になった。いつもの年に比べて寒暖の差が大きい日が続く。製造会議をしているとメーカーから来客。入れ替わりに、山崎まで打ち合わせに出掛ける。パソコンを使った打ち合わせ会議というのもいいものだ。ノートも何も要らないから、話に集中するだけだ。会議の後、イギリスの話には正直にびっくりした。海外へは出たことがない。「海外」と言えるのは、若い頃 津軽海峡連絡船で函館の水産学部へ一度 遊びに行ったり、中学の同級生と島根から隠岐へ船で渡ったくらいだ。商品が航空便で飛んでいくのなら、一緒に梱包でもしてもらって、イギリスへ行ってみたいものだ。打ち合わせから戻ると直ぐ、セルパネサンプルの発送準備。セルパネのサンプルをお求め頂きまして有難うございます。戸建用断熱材セルパネは、少しずつ、着実に浸透して来たと思います。それに伴って思いがけない様な用途の広がりも見せ始めています。営業部の全面展開式研究開発切磋琢磨的挑戦はまだまだこれからのようです。ただ、ひたすら前向きに、このデスクも直木賞か芥川賞でも取るような気迫で、文屋の仕事と割り切って参りましょうか。

その時私は思った。倫敦の華麗なる夕陽が、近代を象徴する時間の幻想を我々に強いて来たのは、将に湯煙の如くテムズを霞め、そして繁栄と世界秩序の鉄のレールを縦横に或いは強引に磐石の国教会法で固めて、全ての道がローマに基点する かの皇帝の豪語を静かに再現したとでも言うかのように流れ落ちる文明の、やがては何もかも北海へ消え行く時の本質をこの夕陽だけが知っているんだということを。しかし、誰一人 このブリッジに立って、世界を刻印する近代を語る者は最早 いない。聞こえるのは、遥か、幽玄の都アトランティスの虚栄を引きずる子孫達の喧騒のような遠吠えか、シルクハットに右手をかざしながら乗り込むバーバラ行き汽車の無常な汽笛だ。2万年の都の栄華よ、君はかつてこの街に再現したものは何だったのか。まさしく君の瞳は1万ボルトだ。、、、、、時間切れ


2004年3月10日
小春日和だ。こんな日には、塗装作業を選ぶと随分と はかどるものだ。朝から例の水槽塗装追い上げ。その後、乾燥時間が出来たので、これまた例の ポリエチレンで作る模型飛行機の製作。まさか、こんな年令になって有難いことだが 仕事中に模型を作れるとは思わなかった。出来栄えはお客さんで判断してもらう他無い訳だが、結構作ってみると面白いものだ。これにカーボンを巻いて飛ばすんだとお客さんは意気込んでおられますので、どうかなあ、と何度も試作を繰り返しながら1号機2号機、、、と積み上げて来ております。この飛行機の主翼の特殊金型を作った辺りでまた1機製作終了。前回よりは少しマシなものになってきたと思いながら、次の予定の来客のお越しだった。世間は狭いものだ。予定の来客としばらく話が続いた後、よくよく話を聞いていると、大阪市内の火葬場と墓地に隣接して 長年這いつくばって住んで来た うちの親戚の自宅の すぐ近くにお住まいだと分かって、これまた不思議びっくりの出逢いとなった。「墓地の上にはスーパーが建ちました。あの映画館は潰れ、角のパチンコ屋は繁盛してますよ。今日もあの前を通ってやって来ました。」「取引がやり易くなりました」と言ってお帰りになりました。

今し方ニュースが入った。隣町の山の方でカラスが1羽倒れたらしい。ヒッチコックの『鳥』の映画の様になってきた。そこで1曲、当社お得意様で一連の事件で影響を受けておられる ある飼料自動計量システムのメーカーの方の つまらないウイットをお送りいたします。

     カーラース なぜ鳴くの カラスは山でー♪ 
             イーンフールゥ エーンーザーに かかあったかーらーよー♪♪


2004年3月9日
朝から積み上げ作業。各種雑用。今日も実に面白い話で満ちていた。何でこうまでいろいろと素晴らし発案が 次から次へと生まれてくるのだろうと絶句して、舌を巻きそうだ。ビッグなチャンスに不思議と遭遇して、有難いの一言しか喉をつかえて出てこない自分が残念な位だ。そんな中で、何といっても今日一番のヒットは、「愛犬用防音飼育容器」だ。これは優れものだ。アイデアの方だが、セルパネと発泡スチロールを使って作るそうなので面白そうだと思ったが、まず、こちらで一度サンプル製作をしてみることにした。ペットは根強いブームのようだ。しかし、個人的にはペットとしての犬は もう40年近く飼ったことはない。24、5歳のころ、3月だったか、偶々吹田の関西大学の新しくなったばかりの図書館に用事があった後、ちょっと構内を散歩していたとき、5,6匹の野良犬を竹竿で追い掛け回して遊んでいた3,4人の小学生達が、怒った野良犬の逆襲にあって、向こうの方から一目散に逃げているところで、丁度何気なく彼らの間を横切ったものだから、逆襲に追いかけてきた先頭の1匹ががぶりと左足の靴の少し上を噛んだことがあった。そのまま 噛んだままなので、振りほどこうとして片足をカエルのようにばたばたしたのだが離さなかった。お陰で小学生達は逃げおおせたのだが、本当に飛んだとばっちりだった。野良犬の歯形は今も左足に残っている。以来、犬は苦手だ。30歳になる前、休みにアルバイトをしていた。ポスティングのチラシ配りだった。仕方なく門番の怖そうな番犬の側を通ってチラシをポストに投函する際、何度も噛まれたことがあった。40歳を過ぎてから、営業である材木屋さんに伺った時、お昼寝中の犬を起こしてしまったことがあった。何となく、後ろを振り向くと、その大人の人よりも大きな犬が あくびをしながらむっくり起き上がり、こちらへ向かって歩き出した。鎖をしていたし、門のところまで10mは優にあるし、ここまでは来ないだろうと思っていたら、その鎖が10m以上あって、のこのこ足元まで来て、においを嗅ぎながら絡み付いて来たことがあったのには 本当に驚いた。話が脱線した。今日はここまで


2004年3月8日
とんからりん、とんとんからりん、とんからりん。機織りのような機械音。朝から在庫積み上げ作業。どこまでも積み上がる山、山。日暮れまで終日同じ姿勢で腰ガクガク。「よっこらしょッ。」とうとうこんな台詞が出るようになったらおしまいだね。茶を一杯貰い、一休みといきたいところだが、今日は いやに不気味なカラスの群れが いつもより騒がしく鳴きながら ねぐらに帰っていくのが窓から見えたので、急に背筋が伸びた。どこまで飛んでいくのだろうか。この辺りのカラスは ゴミの収集日でも かなりしつこく集合ゴミに付きまとう元気な奴も多いので 100キロ位すぐ飛んで行って 死んだ鶏を腹一杯食べて帰って来そうだ。zzz、zzz、zzz。途中まで書いて また、寝てしまった。もう夜明けだ。夢の中ではカラスではなく、いつも ふくろうが飛んでいる。ミネルバのふくろうだ。今日はここまで。


2004年3月7日
発泡スチロール王選手権の第1回、第2回と続けて、録画取りしたビデオを見ていた。やはり、芸術の分野ではそれほど皆さん大した道具をお使いではない。初めて数年の若者もおれば、この道一筋に40年のベテランもあり、それぞれが実に簡単な道具で鮮やかな作業を敏速にこなしていた。数本のナイフを使っただけでみるみるブロックが球面に削られていく。あの所作は、真似ようとして真似られるものでは決してないだろう。それぞれの個性が 持って生まれた天性のようなものだとしか思えない。冷蔵庫、バイク、篭に入ったパン、椅子に掛けたYシャツ、靴とりんごとバナナ、どれも我々からすれば「神技」のようなすばらしい出来栄えだ。それが単なる発泡スチロールなのに、単に発泡スチロールではない。もはや、発泡スチロールではなく、それらの強烈な個性を惜しみなくさらけ出した人物そのものだ。朝焼けの東の空にカラスがうるさい。

 春過ぎて 寒の戻りに カラス鳴き ウイルス食って 京もたいへん


2004年3月6日
朝から、急な配達。守口。由緒伝統の材木屋さんへ1件。1号線を左折し、右へ左へと うろうろしながら街中を走り抜けると お店に到着する。片道15キロ。思い出すと不思議なお付き合いだ。偶々この近くで米屋を営む私の親戚筋に、幼なじみの親友がいて、それが材木屋さんの主人だった。親戚の兄弟の妹が急死されたといった話が出て、あれっ、となって後でわかった。私も小学3年生までこの近くで発泡スチロールの工場があったので住んでいたから、米屋とはよく遊んだ覚えがある。材木屋とは記憶が定かでないが、材木屋の前を自転車で走って神社へ何度か行ったことは覚えている。その時、材木積んだ店の中で誰か遊んでいたのを見た気がする。四十年経って、回りまわって世の中不思議なものだ。住むところも変わり、働くところも違うのに 縁とは解らないものだ。帰り、街中をくねくねして、また1号線に出て直ぐ右折、道路沿いに元丸善ミシンの建物の道を挟んで向かい側に日生自動車の会社がある。ここは、50年前から同じ建物だ。ここには私と同じ誕生日のM君が今も住んでいる。今も相変わらず自動車修理で油まみれ何だろうか。帰りを急ごう。zzzz、zzzz。おっと、もう夜明けだ。また机で眠ってしまった。夢の中で、小学校の校庭のような広い敷地に発泡スチロールの工場があって、運動場の片隅で何故か成型機の金型交換をしていた。諸行無常、所詮生々流転の人生よ。


2004年3月5日
現在、お問い合わせが昨日より15件ほどになります。そして、その15件のメールに全てウイルスが検索され、内容が自動削除状態になって、折角の頂いたメールが全く分からない状態が続いております。あす、専門家に診断して頂きます。ご迷惑をおかけいたします。お急ぎの方はFAXをお流しください。又は、直接お電話をお入れください。

だからというわけではありませんが、製作実例集少し追加。水耕栽培のページ少し追加致しました。


2004年3月4日
現在、加入サーバーにおいて続けてウイルスが3,4件、検索され自動削除されております。折角、メールでお問い合わせ頂きましたが、困ったものです。ご返事のしようがありません。問合せ先アドレスが解りますので、こちらからは発信できそうですので その旨ご返事を入れております。そう言えば、先日、発泡スチロールの工場長?から「ウイルスが来たがお宅知らんかー」と電話があった。それで、そんなもの知りませんよ。工場長?にはメールは面倒だから 話すことがあれば 居場所は知れていますし、取り次ぎが何人も居られるし、直接電話しますよ。メールは送ったことありませんね。と返事を入れた。どうやら、この関西では鳥のインフルエンザウイルスが猛威を振るっているだけではなさそうだ。
 テレビ東京系で第2回『発泡スチロール王選手権』が放送された。約1年半振りだ。大変勉強になった。ビデオ撮りをしている第1回と合わせると 相当内容の濃いものになってきたと思う。競技そのものは、専門家による採点で”お化けカエル”が高得点を得たところが、ターミングポイントだったようですね。優勝して発泡スチロール王に輝いたのが、肯けます。「発泡スチロールに不可能はない」と最後に雄叫びを上げるのはなかなかのものですね。これを見た全国発泡スチロールファンには、感無量のものがありますでしょうね。感想は後日。今日はここまで


2004年3月3日
とんからりん、とんとんからりん、とんからりん。機織のような機械音が続く。毎日、有難いお問い合わせがございます。昨日は、すぐ近くの よく名前は以前から知っております(通勤にその会社の前を通りますから)或る会社に、研究所があったのかなあと思いながら、歩いても行けるような ご近所ですから わざわざ発送するより、取りに来られたほうがいいんじゃないですか、とメールでご返事していましたら、何と、その会社は研究所が茨城県にあって、そこからのお問い合わせでした。先方の研究員の方も「大阪に支社があるとは聞いていたが、まさかそんなに近くとは、思いませんでした。これも何かのご縁ですね」と驚きのReメールでした。
岡山県の有名な学習塾で塾長をされている高嶋先生からは、見てびっくりの発泡スチロール製レプリカのお写真をお送り頂けました。有難うございます。流石にコンクールに入賞なさっているそうで見事な作品でした。座右に飾って、今後の励みにさせて頂きます。

府立牧野高校吹奏楽部のご担当の皆さん、例のものご用意できました。ごめんなさいね。テスト期間中ですね。クラブの練習も大変ですね。どうか頑張ってください。いずれ、素晴らしい演奏をお聞かせ下さいね。


2004年3月2日
とんからりん、とんからリン、とんとんからりん、とんからりん。朝から機織機械音が工場内に響き、きょうも目出度く在庫積み上げ作業が続く。昼から、少し「歩く水槽」手直しをしておりましたら結局全面やり直しに近くなってしまい、その後、例の模型飛行機の社長さんのご依頼の件、型を少しだけ手直ししておりましたらこれも結局全面やり直しになりました。夕方、先日より、HPのリンクのお許しを求めておりました大阪木材仲買協同組合の方からご同意のメールがありました。「自由にリンクしていただいて結構です。今後とも当サイトをよろしくお願いいたします」といった内容でした。有難うございます。早速、リンクのコーナーをお作りしますのでよろしくお願いいたします。

大阪木材仲買協同組合様のHPは

http://www.mokuzai-nakagai.com/   です。

NASAが火星探査で重大な発見をしたらしい。火星にかつて、大量の水が存在した証拠を探査機が見つけたそうだ。いよいよ、生命の存在に近づいたそうだ。火星が大量の水ばかりだったら、火星人はやっぱり海の底に住むタコのような姿だろうか?


2004年3月1日
毎日、暖かいご意見や有難いお問い合わせ有難うございます。読ませて頂いておりますと、本当に何故か仕事に勇気が湧いてくるのが不思議です。牛歩の千鳥足のような当社、開発部ですが前を見て脇目も振らず、ひたすら 腕まくり、頑張っていきます。今後とも、ご支援ご声援のほどよろしくお願いいたします。さて、本日も ズバリ 不思議なお使い方法の発泡スチロールが御座いました。本当になかなか尽きることが御座いません。皆様の豊富なアイデアにはただ感心するばかりでした。発泡スチロールが世に出て60年以上が経ち、それでもまだまだ不思議なアイデアが ぽんぽん浮かび上がってくるこの国の工業立国の恐ろしいほど物凄い基を再発見している毎日です。100年の計とはよく言ったものです。資源も何もなかったこの国を 教育によってここまで立ち上がらせて来た先人達による努力と成果は、目に見えずとも、今もほとばしる。こんこんと水瓶の如く湧き出していますね。

セルパネのお問い合わせ有難う御座います。ご返事が遅れております。ニュースで聞きましたが、保育所が木造でもいいと許可がおりたそうですね。シックハウス対策等々のようですが、小さな子供たちにはまず伝統の木のぬくもりを知ってもらうのがやはり一番ですね。


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