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サイドで「わたし」が見たノート
の日々記録コラムです。
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営業部デスク
「わたしの研究開発雑記ノート」
2004年2月29日
昼から、枚方で 毎年 人形劇フェステバルの開催会場として使われる牧野の図書館へちょっと調べものがあって行く途中、昨日書いた汪さんの自宅の近くへ通りかかった時、昼の1時過ぎだったか、また財布を拾う。丁度、汪さんのご自宅の近くだったので折角だし、お邪魔して現代中国の発泡スチロール業界の世間話などをして、それから汪さんに一番近い交番を教えてもらい、その拾った財布を届けた。本当に財布をよく拾う我ながら不思議な人生だ。2003年12月31日のノートにも書いたが、昨年の末に京都の四条通りで財布を拾ったばかりだ。今回は、中身が 人通りの絶えてにわか雨のような春雨が止んでも 濡れた道路に散乱していたので誰にも気づかれずにいたのだろうか、ルイブトンの皮財布から純金の招き猫2個やクレジットカード4,5枚なども飛び出していたが、それより現金は驚くほど高額紙幣が詰まっていた。 それらを丁寧に寄せ集めて一つにまとめたので 落とし主には申し訳ないが 内容物がよく判った。2ヶ月で2回財布を拾ったのは約20年振りだろうか。この不思議、ちょっとペースが上がったようだ。本当にそうだ。もう何十年、毎年こんな場面に出会って来た。
なにごとの おわしますかは 知らねども 我また ブトンの財布を拾う
2004年2月28日
朝から、急な 切って貼っての成型品修正作業。その後、例の『歩く水槽』2作目の製作。やはり 何度かやり直しを経ることでいいものになっていくのが手作業だろうか。1作目では、全くの手作業だったが、今回はかなりスムーズに原型製作が出来た。その後、大きな六角柱の塗装作業。いろいろやって来たものだ。ここまでで一日が過ぎてしまった。
お問い合わせ、4件。どういうわけか、各地の芸大の学生さんから3件。大変ですが皆さん、頑張ってください。発泡スチロールでの作品作りは面白いですよ。結構、簡単にツルりとした表面に磨くことも出来ます。型取りにお使いの方、ご自分で造形される方、何なりとお申し付けください。しかし、反応の早さに驚いております。
お問い合わせ有難うございます。中国製品の輸入と一緒に入ってきます中国製発泡スチロールの件ですね。私は以前、中国の見龍化成という発泡スチロールメーカーをご親戚のおじさんが経営されているという汪さんという方と、しばらく仕事を一緒にしておりましたので、中国市場の発泡スチロールの事情はある程度理解しております。見龍化成も もともとは小さな発泡屋さんでしたが、大陸へ進出してあれよあれよと世界有数のメーカーになりましたね(現在はどうなんでしょうか?)猛烈な勢いで中国市場に出回ったんですね。日本で、3,40年かけてきた道筋を5年か10年で一気に辿っているものですから、国内で相当軋轢が生じているのではないでしょうか。折角なのに、、、リサイクルシステム構築よりもさっさと使用禁止にしてしまえ、という発想はいかにも大陸的です。発泡スチロールのリサイクルには 何も、大した道具は要りません。中華料理でいらなくなった天ぷらの廃油があれば、160度に上げれば発泡スチロールは溶けて1/100の体積のペレット状になります。
2004年2月27日
ガシャンコピーヒャラ、ガシャンコピーヒャラ、朝から変わらぬ在庫の積み上げ作業。ただ、ひたすらに前向きにやっていく他に我々に活路はない。昼から急用の為 高槻へ淀川を渡る。寝屋川高専での交流会への招待が北大阪商工会議所の方から届いておりましたが、本日残念、キャンセル、至極遺憾。また、巡る機会を待つのみか。決して、立ち止まることなく、次を目指してそれこそ頑張ってやっていく他に我々にチャートは見えない。今日はここまで
2004年2月26日
朝から在庫積み上がり作業。途中中断して、急な加工。近くのお客様が、部下を2人引き連れて来られる。お待ち頂きまして有難うございました。、、、。「劇的ビフォーアフター」のテレビをカメラ撮りしてHPにUPしましたが、時間が押しています。今日はここまで
テレビ朝日系 「大改造 劇的ビフォーアフター」__”大きすぎる家”04.01.25放送の一場面追加しました。トップのアキレスから
製作実例少し追加
2004年2月25日
今日は朝から在庫積み上げ作業。信じられないかも知れないが、事実だ。本当に不思議なものだ。発泡スチロールの原料メーカーの人から昨日、テレビの番組で『大改造ビフォーアフター』にメーカーの商品が取り上げられたからと その番組を収録したビデオをわざわざ持って来て頂いたところだったので、メーカーも流石なものだ。有名になったんだなあー、よかったね と社内で話していましたら、今日は、Sントリーのいつもの方が、ちょっと用事でお見えになった時、「私は、2月12日の
『ワールドビジネスサテライト』のトレンドたまご
に出演しました」と仰るのでまたまた、びっくり致しました。
ワールドビジネスサテライトのHPを開き、”トレンドたまご”をクリックして右下のデータベースで2月12日を探しますと、次に動画をクリックしてください。(無料のリアルワンプレイヤーのダウンロードが必要ですが、今日は、そこに写っていらっしゃって 直接テレビに出演されたSントリーの方に操作をしていただきました。お手数、何かと有難うございました)それ以来、お客さんに会う度に「テレビに出てましたね」と言われるらしいです。メディアの威力は凄いものですね。これって、一生残りますよね。
ワールドビジネスサテライトは
http://www.tv-tokyo.co.jp/wbs/
ここから「トレンドたまご」のデータベースで
2月12日(木)
土いらずの鉢
からご覧になれます。本当に毎日同じことはありません。有り難いことに 実に変化に富んでおります。今日はここまで。
2004年2月24日
今日は昼から少し時間が出来ましたので、『歩く水槽』の製作と、ポリエチレン製模型飛行機の製作を進めました。後日ご紹介させていただきます。今日はここまで。
札幌市にお住まいのO様、お伝えしたいことがあり、メールを何度もお送りいたしましたが全部戻ってしまいます。ご連絡お待ちいたします。
2004年2月23日
今日も、順調な一日であったのは有り難い。午前中、京都南まで技術意見交換に出掛けた。前方の比叡山は頂上付近 1/5ほど雲に包まれていた。風が強く、周囲をハウス農家に囲まれた工場は、時々小休止を入れながら3拍子でトタン屋根をパタパタさせていたので、意見の交換もやたら、お茶を挟む小休止があった。こんなに小さな町工場(村工場かなあ)なのに、こちらの社長さんのアイデアがずば抜けているもんだから、京セラ、宝酒造、堀場製作所、といった物凄い会社と直でお取引されている。いくつか独自開発されたアイデア商品も見せて頂けた。うーんと思わずため息が起こる。流石だ。そして、ここがあり難い事に開発の最も重要なポイントを解かり易く、それはもう解かり易くお教え頂けた。「誰にも明かすなよ」とその秘伝書もお見せ頂けた。若い頃は、トヨタで10年以上技術畑を回されたらしい。同期が次々に課長次長と上がっていく中で、自分だけいつも脇道にそれて、万年平だったらしい。何もしなかったわけでは無い。つい、とことん技術を極めないことにはおれなかった性格で、いつもマシンの構造や工場レイアウト、そして例のトヨタの看板方式まで どうしたらいいかと、徹底して答えは何かを探していたら時間だけ過ぎていたそうだ。そして、ついに転機が来て、独立、今の会社を始めたらしい。「人生って わからへんで」と感無量なため息が、延々と続いた 今回の課題技術におけるご意見の開示の後で 漏れた。
2004年2月22日
体調不調の為、予定変更。ある雑誌に企業モデルがヨーロッパで少し変わり出したという記事があった。「企業とは人生の大半を過ごす場所だからそういった価値観で見ていくべきだ」と言うご意見。何となく分かった様なそうでない様な当たり前のようなものだが、日本に置き換えると大半の中小企業では日夜休日を問わず、企業活動に追われて暮らしているので 大半どころか ほとんど生活の全てが企業活動の範疇に入ってしまう。さらに一人や二人の零細企業では、企業とは人生そのものなんだろうか。他に何一つない様な人生だ。単独でやっているのなら そして「好きが仕事」なら なおさら人生を語る事も無いだろう。ここで言う企業は雇用関係があって、何らかの多くの目的の中で それが金銭的なものにあると強調されるところで過ごす人生なんだろうから、企業組織の主たる目的が個人の人生目標と完全には一致しないんだという前提でなされている。ベースが個人主義の世界とでは 違いがあるのは当然と言えば当然かも知れないが、建前であれ本音であれ、「人生の大半を過ごす」のだから、企業の中での 自分らしさというか、生活を含めた人生を送る場所をもっと大切にしよう、と云うものなんだろう。問題は、金銭的なもの、労働対価を企業収益に反映させていいのか、といった難しい現実に対して、「ゼニや。理想の実現はこれ以外に無い」とする理想主義が錯綜することだ。経済を通してしか人生は語れないのか。経済の大河に浮かぶ企業という小船で 棹差して漕ぐ手を休めることなくとも 楽しく歌でも歌ってような、という視点を言いたいのだろう。まあ、昔から言われているように 家族経営の中小企業では 当たり前であると言えば当たり前だ。それが対立激しかったヨーロッパの企業でも地場伝統の企業群の強さの見直しと相まって浮上して来たのだろうか。しかし、翻って もし地球が100人だけの村だったら、アメリカに3人、ヨーロッパに7人、日本に1人。そして世界の富の58%がたった5人の手の中にある。 たかだかそれだけの人が会社で人生を語ることに意味があるか、あるいはこうだ、飢えた子供を前に文学は有効か。
2004年2月21日
今日は他の仕事を全てキャンセルして、手作りの球面体加工機no3号機を使って400π球の加工に取り組みました。ようやく先が見えてきました。「簡易天体観測用ドーム」の製作まで一歩一歩近づいてきました。実例集に追加。
夕方遅く、NTT勤務のM部長くんから電話。「T君、憶えてるかー、あと1週間の命らしい。今から三重県まで見舞いに行ってくる」と。、、、しばし、絶句。血液の病気だ。、、、学生時代、同じ学生寮に居たことがあった。油絵が好きで、廊下の一番奥の部屋でよく絵を描いていたのを思い出した。3畳1間の小さな部屋で 壁に掛けられた縦横1mもある大きな油絵のキャンパス。風景画。道の両側に赤レンガの建物が並び、真ん中に描かれた石畳の道は、遠くの方で はっきり行き止まりになっていた。行き止まりの赤い石畳の油絵。どうも、好きになれなかった。見ているだけで何となく暗い。赤く、真っ赤に塗られているのにどうしても暗い絵だった。その絵を譲り受けた仲村君が、何で、大事に自分の下宿の壁にずっとその絵を飾っていたのか、30年の時が過ぎてやっと理解できた。そういう事だったのか!
2004年2月20日
K木材鰍フ以前、寝屋川に出店されていた時 お世話になった部長さんが久しぶりにお見えになった。おそらく関西の材木屋さんでこの方をご存知ない方はいらっしゃらないんじゃないかと思いますが、お近くに来られたとの事です。わざわざのご足労有難うございました。関西地区の業界は厳しさを増しております。もともとの地場を拠点に注文一筋でなさっている材木屋さんは相当大変なようですね。建売りに進まれている材木屋さんが活路を模索なされているようですね。これからの若い世代は、コンビニで弁当を買うような感覚で家を買うんでしょうか。まだまだこの先、状況は何とも言えませんし、どうか皆様頑張ってください。エコエコと地球環境を声高に叫ぶ向きが多い中で、これほど大昔から地球環境に貢献している業界は他にはありません。材木屋さんが儲かることが森林を循環させ活性化させることに繋がります。森の木を高く買って下さるのは材木屋さんです。森が経済資源として見直されれば、下草刈り、枝落とし、植林と 森を世話する人が大勢森の中に入り、荒廃していた森は生き返る。山は青さを取り戻し、谷間を流れる川の水はさらさらと透き通り、やがて流れ込む大海に豊漁をもたらし、、、頑張ってや!日本の材木屋さん。
2004年2月19日
在庫積み上げ作業。___熱がぶり返してきた。今日はここまで。
2004年2月18日
本日は遠路遥々、斯様なむさ苦しい所までお越し頂けまして誠に有難うございました。この場をお借りいたしまして厚くお礼申し上げます。技術立国日本が、その世界に誇る技術を 他薦自推し且つ 名も体も両方まとめて顕わしているような 工業技術の本家本元の御社M重工様に御越し頂けました事は大変至極光栄でございます。重ねて御礼申し上げます。このような光栄に与り致しますのは業界広しとは言いましても まず当社を置いてはございません。もう、御越し頂けたこと自体、取り様によっては、子々孫々、玄孫の代まで 少なくとも盆正月の親類縁者の集まる目出度い席には、以後永遠に 必ずこの度のご縁を肴に祝杯傾け、飲めや歌えやと小躍りし、庭駆け回る、のもどき心情で御座います。確かに、恥ずかしながら当社では以前より、例えば東京からわざわざ、宮内庁御用達の一流企業の社長様がお見えになったり、原子力研究所から御越し頂けたり、技術関係の独立行政法人の方が見えられたり、数え上げればきりがないほど各界有名な方々に御越し頂けておりますが、この度、御社のようなところから御越し頂けました事は、また格別、感無量な味わいが御座いました。交わす言葉は少なくとも、眼光鋭く、日夜その道に精進なさる方々には、やはり、共通して 辺りを一瞬にして高貴な色に染め上げるような決まったムードをお持ちでした。ひとたび、技術に関わるお話に移ればそれが忽ち辺りに緊張を走らせ、幸運と勘のみで暮らす我々凡人には到底計り知れないような理路整然たる大上段からの切り返しでありました。また、離れ業のような身軽な義経の立ち回りでございました。まさしく、かぶり付きの御席でとくと拝見させていただきました。とくと、又とない幸運を味わいました。そして、この国が御社の底知れぬ技術力によって、人知れず守られていることを再確認させていただきました。この度は有難うございました。
2004年2月17日
大学の頃の友人で現在NTT西日本で部長をしているM君から面白い電話があり、その後、ついうっかり実験中の水槽をひっくり返して頭から真冬の冷水をかぶってしまった。一体何をしていたのだろうか。風邪を引いたようだ。今日はここまで。
2004年2月16日
朝から在庫仕上げ作業。毎日、決して同じようなことは起きない。日々新しく日々新鮮で変化に富んでいる。一日は直ぐに過ぎていく。マンネリ化ではない。今日もまた斯く在り。もし、商売抜きなら、ここに取り上げたいような話題は尽きることなくいくらでも向こうからやって来る。今日この日にしても、実に様々な驚きがあり、発見があり、喜びがあり、楽しく面白い出会いがあったようだ。
ただただ、インターネットの不思議に脱帽だ。何ごとのおわしますか知りませぬが、ひたすら、畢竟大事に、かたじけない。明日のことは判らない、今をこうしてインターネットの不思議にあずかるだけのこと。かたじけなや、かたじけなや。確かに、地球の裏側までそれは繋がっているのですね。よくよく了解致しました。
2004年2月15日
継続は力なり、とよく言われますが、こうやってつまらないながらHPに1年以上ノートを続けていると、何かと ためになることが多い。書き続けることで大分指の動きが早くなってきたとか、文章が すらすら湧いて出てくるようになったとか消極的な意味ではない。、、、、、、ZZZ、、、また眠ってしまった。もう夜が明ける。フクロウが飛んでいったのか夢に、いまだに湧き出す20歳代の風景。必死になって広い講堂の前の方で先生の話をノートしていた。あれは何だろうか、デカルトのコギトが出てきた。まだそれをやっているのか、いつまで経っても現代に進まないね。先生。いや先生の専門は確か、アメリカの宗教学者のえーと、えーと、おや。先生、3年前に亡くなられたんじゃなかったですか。鎌田君と一昨年夏に先生のお住まいだった三条通りのお寺へ行ってきましたよ。、、、、ZZZ、、、もう時間だ。大学教育の物凄さ、いまだに夢に立ち現れてうなされる。何も書けずに今日はここまで。
2004年2月14日
発泡スチロール製アンテナポールの製作で突破しなければならない困難な局面が出てきていましたが、ようやく何とか完成に漕ぎ着けました。製作実例に追加。
お問い合わせ有難うございます。発泡スチロールも本当に様々な使われ方があるもんだと、またひとつ関心致しました。酒屋さんでお使い頂けましたら光栄です。以前、日本酒の専用容器を型物で成型しておりましたことがございます。全国の酒造メーカー100社ほどに代理店通しでしたが、成型乾燥梱包そして発送の手続きまで毎日追われていました。それ以来ですね。懐かしくもありまた嬉しくもあり、はかなく過ぎる春一番。国破れて山河在りか。
地球病み ひな祭りには 早すぎて 突然吹いた 春の一番
2004年2月13日
朝から加工作業。実家に急用。本日これにて失礼。
2004年2月12日
一連の在庫作業。お問い合わせが続く。
お問い合わせ有難うございます。静岡県の方から「国土交通省に納品したことはありますか」といったご質問でした。相当なものとお思いなのかも知れませんが、直ではありません。間に何社か入って「実はあれは、、」と云ったことは何度かございました。
セルパネのお問い合わせ3件、有難うございます。いずれも資料希望と言うことですので、お送り致しました。後日ご確認下さい。
防音性についてですが、防音室実験が遅れております、もう暫くお待ち下さい。
発泡スチロールにウレタンの板を貼り合わせたもの、本日出荷いたしました。有難うございました。また、当社取り扱いジャンルが増えました。製作実例に後ほど追加いたします。
2004年2月11日
朝から例の球面体加工機の改造。第3号は2号機を少し軸の位置などを変えてみただけだが、思ったよりうまくいった。鉛筆で軌跡に痕をつけると綺麗な円周を描くことが出来た。これなら実用に耐えそうだ。次回他の機械の時間が取れる時に、球面体の試作をしてみる。それで、うまく行けば第3号機を基に実用機の製作となる。ここまでもう、2年が流れた。最初に学生さんから「球の加工を簡単にする方法はありませんか」とのお問い合わせがあって、それから他の用事に追われながら、少しずつ、試行錯誤だけは続けてきたら、ここまでになった。費用は会社の使っていない部品の転用を除くと、いまのところ僅かに押さえられたが、実用機の製作となれば桁が変わることだろう。まあ、試作機のような、この位なら学生さんでもさほど負担にはならないと思う。外形はこれでいいのだろう。次は、内側のくり抜きをどのようにスムーズに出来るか、基本は同じかも知れないと簡単に想像が付く。想像が付くと 何故か、もうそれ程、執着することもなさそうだ。それより、セルパネの防音室の製作に掛からなければならない。
2004年2月10日
朝から在庫積み上げ作業。昼過ぎ、マキノ機工鰍ノおられる伝書鳩日本優勝経験者Tさんと球面体加工機の打ち合わせ。球の話がいつのまにか鳩(きゅう)の話になって東北の空へ飛んでしまった。大空にはばたく鳩が、何100キロを飛んで巣に戻ってくるのは気持ちのいい事らしい。ここが不思議と重なるものだ。胴体が5,60センチ、羽の長さが45センチ程の飛行機の模型を試作して欲しいと云った内容の 電話でのお問い合わせが いきなり東京からあった時だ。「ではこれで」と伝書鳩さんが さっさとお帰りになって、こちらは送られてきた飛行機の模型の図面を眺めながら、はいはいと返事をしている。誰が脚本を用意したと言うわけでもないのに、場面が2幕目に移る今日の舞台のテーマは大空へ憧れる人間達の物語のようだった。「サンプル代おいくらですか」と尋ねられたので、サンプルだから代金は要りません。勉強させて貰っているのに、次回ご用立ての時からで結構です、と返事。それより、内心この不思議なめぐり合せの方に興味が湧いた。そして、締めくくりは月刊誌『現代画報』の担当の方から「地域を育む人と企業のコーナー」で今月は俳優のサトウカジロウ(?よく聞き取れませんでした)さんがインタビュアーとして回っているので取材をさせて頂きたいとのご依頼の電話。『現代画報』のHPはこちらhttp://www.kokusaig.co.jp/gg/top/home.htmlです。結局お断りしましたが、実に絵画になりそうな、と言うべきか、訳もなく飛び続けるようなと言うべきか、それとも、今日はここまでと云うべきでしょう。
2004年2月9日
今日は朝から在庫積み上げ作業。変わらない毎日を何とか変わらなくして行きたいのだが、所詮我々に出来ることは変わらない努力だけかも知れない。前向きに休みなく、そして最善を尽くしてそれにあたろう。恐れることなく前例が無いからやってみよう。勇気を持って未知の分野に進んでいこう。どうやら、お客さんの嗜好は、単に安ければいい、と言うものでは一概には言えないようだ。高いだけなら誰も買わないが、安いだけなら皆 中国へ行くんだろう。誰が見ても納得する値段、と言う発想が従来型なんだろうが、この発想を横軸として、縦軸や3次元のZ軸があるはずだ。例えば、安すぎて誰も見向きもしない、のではなくて安いはずだが誰も知らない場合、割と安いが安いなりのそれなりのもの、安い安いと安イメージが反転して好印象に変わるポイントはどこかにあって、安いから買ってみようエリヤが来るんだろう。質は量に転化するからと品数を無意味やたらに増やしても、得てして在庫を抱えるだけだし、このポイントを何時越えたのかわからない。コスト削減=良いこと、良いこと=安い、ゆえに、コスト削減=安い、と言った3段論ではお念仏だ。アーメンどくさいで終わってしまう。やっぱり、始めに結論ありき何だろうか。前例がないからやってみるしかない、ということだろうか。つまらない事を書いて今日はここまで
2004年2月8日
閑話休題。太秦映画村に発泡スチロールで巨大な岩石セットがあると聞きました。わざわざ阪急高槻から大回りして、嵐山終点で下車し、暫く川べりを歩いた後、京福電鉄嵐山駅で太秦へ向かいました。途中、何枚か写真を収めました。
中島橋です。時々、時代劇の撮影が行われます。
左が嵐山、そして渡月橋が見えます。その向こうは小倉山。遠方が比叡山です。そして、醐醍。桂川の下流が伏見桃山から宇治の方角です。空の水色がとても綺麗な日でしたし、川の水も、まるで高速濾過器を2,3回通して除鉄したような透き通った青色でした。立春を過ぎたとは言え、コートにマフラーの要る少し肌寒い京都でしたが、空気は思わず深呼吸したくなるほど澄み切っていました。改装された嵐山駅は壁面を竹で被っていました。通りの観光客が以前にも増して大変多くなっていました。美空ひばり記念館の前でも すれ違う人波で押すな押すなの賑わいでした。帰り道、京都美術館で またスターウォーズ展が開催しているのを知りましたので、行って見たくなりながら、次回に回し、それでも予定通り、梅小路車庫の蒸気機関車館を見ることにしました。
小倉山 峰の紅葉葉 心あらば 今ひとたびの みゆき待たなむ
吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を 嵐というらむ
大人のみ往復一人300円
C58栄光の機関車
2004年2月7日
朝から在庫積み上げ作業。夕方、寝屋川のコーナン:プロへ行った帰り、平和堂の中のトイザラスの隣にあるキッズファンタジーランドへ立ち寄った。本日『キッズ愛ランド』という子供向け室内遊具設備がオープンしたからだ。20坪程度のスペースだが、よくあるボールプールのコーナーや、無料ゲームコーナー、ジャンボ風船シャボン玉コーナー、回転ポールなどに混じって、2階にナイロンのメッシュで出来た檻に入って 色鮮やかな無数の風船が強力な送風で宇宙空間のように舞う中を 子供達がはしゃぎ回るコーナーの、 丁度、1階部分にそれはあった。「ムクムク」という名称の新しい遊具だ。発泡スチロールの0,5mmマイクロビーズを約600リッター程使って スパンテッシュで包んだクッションを下部から動力仕掛けで左右に波打ちするようにしてあるものがそれだ。走り回る大勢の子供達に混じって、見ていると何人かはその不思議な肌触りに立ち止まって手を押し当てている。静と動のコントラスト。これは受けそうだなと思った。
2004年2月6日
とんからりん、とんからとんから、とんからりん。今日も朝から在庫積み上げ作業。機織りのような機械音が響く。時々、隣の鋳物屋の「エリーゼの為に」を流しながらリフトが走り過ぎるのが聞こえる。強風に吹かれて 近くのパン工場の焼き立てパンの匂いが飛んで来る。話し好きの郵便局のおやじさんが、また 目が合えば決まってこぼれるセリフで 「息子の就職がまだ決まらんのや」と いつものようにぼやきを入れながら、しかし、今日は格別感傷的な事件でもあったかのように力の抜けた様子で 郵便物を届けに来る。隣の「エリーゼ」を聞いた途端、バイクがパンクしたらしい。門の外にバイクを置いて 工場の中まで歩いて来た。郵便配達させたらどうか、といつも応じるセリフにも、「どやろうなー」とため息のような一言が、立ち止まってすぐに 日焼けした真っ黒の顔一面緊縮させてこぼれて来る。立春にしては いつものようにはいかず、 いやに北風の強い よく晴れた遠方の空を 定年前の疲れた目で 暫く見つめてから、「求人のチラシ増えたし、」とつばを飲み込むように言いながら 止めてあるバイクのところまで歩いて行った。これが在職中最後のパンクだと 背中で話していた。
今日もお問い合わせ有難うございます。
セルパネのお問い合わせ今日は3件、どうも。
発泡スチロールのお問い合わせ今日は7件、どうも。
ビーズのお問い合わせ 1件、どうも。
セルパネのページで価格表が少し分かり難いとのご指摘有難うございます。早急に対応策を練ります。また、例の防音室実験の件、もう暫くお待ち下さい。現在準備を着々と進めております。乞うご期待。
実例集に少し追加。
2004年2月5日
お問い合わせ有難うございます。発泡スチロールで高校の最後の演劇に使用する『便器』を作りたいということですね。どうぞ、どうぞ、何なりとご相談に乗りますよ。また、判らないところがございましたらメールを下さい。
お問い合わせ有難うございます。発泡スチロールの壁面吹き付けはありませんね。セルローズファイバーか発泡ウレタンでしょうね。お話からすると、ビル壁に吹き付けされているのはおそらくウレタンではありませんか。
お問い合わせ有難うございます。セルパネですね。また、資料お送りいたします。
お問い合わせ有難うございます。発泡スチロールで円の筒と公差どのぐらいで中にすり合せの円柱が出来ますか、と言うことですが実際作業では融けしろ分をプラスして加工した後、ペーパーで磨いてすり合わせを出すことになります。
お問い合わせ有難うございます。業界団体と少し見解が相違するかもしれませんが、結局燃やしてはどんな材料でも二酸化炭素が出ますので同じことだと思います。地球の温暖化以外の何物でもないのと違いますか。逆に燃やさないのなら、極論すればどれも考え方によっては、地球にやさしい。例えば、発泡スチロールは燃やさなくても、みかんの皮汁で融けますし、セルパネはご存知植物ですし、これ以上は一度お越し下さい。実演いたします。
お問い合わせ有難うございます。潜水艦のモデル、面白そうですので、早速製作に入りました。きっと沈まないでしょう。沈まない安全な潜水艦ですが、潜水は出来ないですよ。
お問い合わせ有難うございます。ざっとこのようなことを毎日続けております。以上今日はここまで
2004年2月4日
朝から在庫積み上げ作業。昼から急な配達1件。85キロ。湾岸線を堺で降りて直ぐ。お客のお客のそのまたお客。そこまで来ると何とこんな遠方まで商品はぐるぐる回ってきている。鉄工所、造船所、機械、電炉、など重工長大な街だ。工場現場のエアコンの空冷塔から白い煙が路上まで勢いよく噴出す。帰宅途中の小学生が、走ってその煙の中を通り抜ける。20トン車、大型トレーラーが頻繁に行き交う。どうも以前よりかなり活発に物資が移動していそうな気がする。おっと、またお問い合わせが入った。今日はここまで
2004年2月3日
朝から水瓶作り。ようやく目途が見えてきた。夜空にまばたく星座のように 今月下旬までには終わりそうだが、どうだろうか。分からない。昨年のこの時期は、国土交通省の大臣に見てもらうためにセルパネサンプルを必死になって作っていた。5月に表彰式があるからと昼夜兼行、それはそれは焦っていた。では、今年はどうか?何故なんだろうか!ここには書けないのだが、ひょんなことから、また政府関係へ御用達することになった会社の新商品に関わっている。不思議なものだ。そして有り難いものだ。考えてみれば、仕事抜きでも”政府のナニガシ”と聞いただけで 誰でも緊張して「是非やらせて下さい」と言いそうな仕事だろう!かたじけない。このような不肖者にとって 本当に有り難いものだ。何所か商品の隅の方に 見えないように会社のマークでも刻印して写真でも撮って額に入れておけば良かった。記念すべきセルパネとともに一生 そして、孫子の代まで「おじいさん、凄い人だったんだ」と 語り継がれることだろうに、惜しい。なんの刻印もせず、そのまま出してしまった。うっかり忘れてた。やがて、「おじいさん、ときどき法螺を吹く人だったんだ」となってしまうのだろうか!残念だ。鬼はそと 福は内。
なつかしの 思い出騙り 吹くは内 赤鬼も青鬼も 今日は節分
2004年2月2日
朝から雨。メーカーに問い合わせていた諸問題で、1点回答があった。あっそうか、で終わりそうな事かも知れないが、随分長い間、ささいなその疑問に苦しんでいたが、解かってしまえばもう安心だ。やはり、その工程の順序でよかったようだ。しかし、塗料は実に様々な配合がある。メーカー仕様もあれば、その上にさらに、こちらで独自に他と混ぜあわせ、味付けをして使っているものもある。例えば、変性シリコンでもそうだ。粘性があって刷毛塗りなど無理だと素人的には思えるが、ほんの少しあるものと あるものとを2液混合したりして、低粘度の液状にしてしまって使う。面白いものだ。こんなことは、仕様書にはどこにも載っていない。ホームセンターのDYIレベルでは、このシリコンの使い勝手の悪さに諦めてしまいそうだが、時々ホームセンターに買いに来られる職人さんなら誰でも知っていることかもしれない。丁度、材木屋さんでは、木の年輪を見て その木の値段がすぐ読み取れなければ仕事にならないのと良く似ている。発泡スチロール屋なら、成型品見て、融着性を何パーセントと 直ぐ判断できなければ良い仕事が出来ないのと同じだ。皆それぞれ、それはそれは長い時間と努力を積み重ねて やっと見えてくる匠の技だ。では、人に教える事を仕事にしている場合はどうだろうか。子供達の笑顔の中に隠された人知れぬ苦痛を ほんの僅かなヒントから読み取ることは それはそれで相当難しそうな技かもしれない。時代の複雑化を鏡に子供達の表情はますます複雑怪奇になってきた。それでも、おそらく職務に真剣に取り組み、教育技術の自己研削に励めば2、3年もすればある程度は身に付くものだろうと想像がつく。しかし、それからなんだろう差がつくのは。持って生まれたものだろうか。何でもそうだ、我々凡人を後から来て 軽く追い抜かして行く後輩は、どこの世界にもいる。こんな塗料の配合ひとつでもそうだ。どうしてあれほど鮮やかな色合いが出せるのだろうか、全く分からないが、焦ることはない。人知れず微笑んで、その世界に遊ぼう。今日はここまで
2004年2月1日
昼頃まで、水瓶であれこれしていたが、昼から例の球面体仕上げ加工機を組み立てていた。円の加工用としては2作目になる。ああでもない、こーでもないとしながら昼飯抜きに時間が押して、夜7時半頃まで掛かった。M6のタップが折れたり、サンダーで削り過ぎたり、四苦八苦だ。これでようやく、荒削り段階のレベルを少し上げそうなものには何とか使えそうだ。おそらく、お金さえ出せば上限にきりがなく、いくらでも高そうなマシーンは特注で製作できるはずだ。工業立国のこの国には そんな職人さんはごろごろしているはずだ。4年後の西風に引かれて、皆 隣国へ渡ったというわけでもなし、東大阪まで出向けば冷や飯を食らいながら 意地と信念とまるで求道心でもあるのかのように 機械作りに没頭し 油まみれになった人がいくらでも居てるのだろう。しかし、問題は基本的な作業工程を含んでいるかであって、後は精度の問題だ。そして、最終的には「勘」をどこまで鍛えることが出来るストーリーが含まれているかだ。もう2年にわたる長跳馬の 球面体に寄せた取り組みの中で、手作りと試行錯誤に意義を見出せるのはこの点かもしれない。今回作った加工機は、モーター部分はヤフーのオークションで僅か数千円で仕入れた、残りの機材は手元にあった中古の寄せ集めだ。だから誰にでも簡単に分けなく作れそうなものだが、いくつもやり直しをしていると気が付くと 夜になっていた。セルパネの製作でもなし、何でこれだけ急いだのかというと、例の某重工の潜水艦のバルブ模型用に引き合いがあったので、サンプルを希望された場合 きっとこういうものが有った方がお客さんの受けもいいだろうと思ったからだ。実際に引き合いは引き合いで終わるかどうかは判らないが、まあ、ここまでまとめておけば、実際に使ってみて使い勝手のデータが収集出来るし、3作目にはまたレベルを上げることが出来る。実例集にまた写真を載せよう。今日はここまで
2004年1月31日
朝から在庫積み上げ作業。積み上がる青い在庫の山脈。そして続く、各種製作作業。夕方、高槻の方へ 車に少し載る程度の配達一件。高槻の市街を横切る171号線が 芥川の手前あたりで大きく左に折れると 急に北摂の彼方に落ちる赤い夕陽を 枯れた街路樹の隙間から見る。5時を回り、もうこんな時間だと言うのにまだ明るい。どことなく春が近づいてきた予感がする。この街に 一瞬に消え落ちる冬の赤い夕陽は もう何十回となく見てきたのに 何度見てもまた新しい感傷に浸る。この辺りを始めてうろついたのは今から30幾年前、隣町の高校に通う高校生の頃だった。何人かで京都亀岡まで自転車の遠乗りをした帰りに横切った時だ。その日も帰りが遅くなり 西国街道に赤い夕陽が落ちていた。自慢のサイクリング車のペダルも重たくなっていたが、沈む太陽に向かって必死で先を急いでいたものだ。早いものだ。決して時間は待ってくれない。年齢だけ、くだらなく重ねていくのに気持ちはまだ沈む太陽を追いかけたままだ。自宅に帰ると、無性に古いカセットを取り出して、青い三角定規の「君は 何を今 見つめているの♪若い 悲しみに 濡れた瞳で♪」を聞いていた。通っていた高校の理科実験室の後ろの実験台の裏のほうに彫刻刀でこの歌詞を彫ったのは僕でした。ごめんなさい。
2004年1月30日
とんからりんと機織りのような作業機械音が静かな工場内に響き渡り、今日も朝から在庫積み上げ作業開始。我々に休みは無い。ただ前を向いて没頭するのみだ。隣町に朝の5時半になると毎日欠かさず朝礼をする材木屋さんがある。そこでは、毎日眠い目をこすりながら集まる皆さんを前に どんな挨拶をなさっているのだろうか。曰く安全第一、曰く協調無私、曰く、情報収集、曰く、篤実勤勉、曰く、楽観向上、しかし、年がら年中では、言葉に詰まりそうだ。よく頑張られると思う。そして今日も続きがあったのだろうか。「お早うございます。いつもの通り朝礼を始めます。4年1月30日、きょうは車の渋滞が予想されます。津田から長尾のあたりです。現場へ向かう車はこの時間だからいいが、店に戻る時、迂回など頼みます。いつもの事ですが、木材降ろす時は十分気をつけてください。」とかの調子で始めるんだろうか。それから、何を話題にするんだろうか。毎日毎日、大したものだ。「先日幕張であったフェアーですが、一応報告しておきます。特に変わったダシは無かったようですが、全体の流れとしては、やはり高気密高断熱へ向かっている印象を持ちました。ボードの多用でハウスに対抗戦略を立てている所もありましたが、逆に木の良さを全面に出している所の方が人気を集めていたようです。時代的に同じ流行は10年。そろそろ次のダシを探り始めたようですが、皆さんも、ひとつ、そのあたりの現場の動きを見ておいて下さい。」と言ったところで長い朝礼は終わり。
忘らるる ハム食べ踊る きみの胸 バニラヨーグルト 懐かしの味
2004年1月29日
今日も朝からとんからりん。とんとんからりん。とんからりんと在庫積み上げ作業。各種製作。大阪国際見本市へ出展出来ないかあれこれと焦ってアクションをかけております。なかなか難しそうだ。今日も有り難いお問い合わせは止まりません。有難うございます。今日はここまで
2004年1月28日
とんとんからりん、とんからりん。今日も朝から在庫積み上げ作業。機織り機械音とともに お問い合わせの電話が鳴り響く。またまた面白おかしい発見のお問い合わせだ。発泡スチロールを一度使ってみたくてうずうずされているご様子だ。お話を聞いて、こちらも えーーッ、とばかりに驚きだ。実に、実に様々な使い方があるものだ。このままいけば、きっとこの次は重力の束縛から逃れて ツェッペリンのような硬質飛行船になって空を飛ぶんだろうか!発泡スチロールは。楽しみだ。研究と実験、それは、ありとあらゆる分野で数えきれない人達によって日夜織り成されているんだろう。不思議の世界の密かな楽しみ、白衣の下で胸踊る。
おほけなく 浮き世のために 研究し わが立つ杣に 白染めの袖
2004年1月27日
朝から在庫積み上げ とんからりん。とんとん からりん とんからりん。機織りのような機械音が響く。今日は、偶にございますがお問い合わせが18件になりました。それと、各種作業で一日暮れました。発泡スチロールで床材を作っているメーカーのアキレスから、FAXで26日のテレビ番組表が流れてきました。資源節約をモットーの会社が新聞紙までFAXに使い出したんだと思って感心しながら ついそのままになっていましたら、26日の「大改造、、、古家を、、、」という番組に会社が取り上げられていたから見て欲しかった、と言うことらしい。
どなたか、この番組をビデオに撮られた方ございませんか?実費負担いたしますので、ダビングさせていただけませんか?
18件問い合わせがありますと実に面白いご提案もございましたが、時間が押しております。今日はここまで
2004年1月26日
今日も朝から在庫積み上げ作業。とんとんからりん、とんからりん。機織り作業のような音は続く。隣の工場からは「エリーゼの為に」の調べに乗ってリフトが走る。世間はまだまだ不景気か、馴染みの名刺屋が店を閉じた。どうしたのかさっぱり解からないが、シャッターを下ろしたままで「事情により閉店」と名刺の裏に走り書きしてガムテープで無造作に貼り付けたままだ。そのうち、名刺もコンビニにシフトするんだろうか。ますます、コンビニ文化現象は広がるようだ。少品種、どこへ行っても同じ標準仕様しか手に入らない、これからの子供達が 想像力を掻き消しに行くお店なんだろうか。今日も順調にお問い合わせがあり、お答え三昧、右へ左に切り返す三銃士。本当に有難うございました。大変参考になりました。インターネットの凄さ、携帯電話の凄さ怖さは、やはり双方向に無数の大衆が直結したことだと痛感させられました。課題山積み、忙中閑句。
2004年1月25日
今日も時間の許す限り、水瓶作業の前進にあて、その後、セルパネの防音室について いよいよ取り掛かる準備を始めて、また、例の球加工の専用工作機の簡単な設計に入った。そして、先日から気になっていたHPの作り方で、ある表題のアピールと訪問者数に関係がありそうだという疑問に 明確な回答は無いものかと 試行錯誤を繰り返し、一部修正を行っていた。よく解からないが、依頼者から届くお問い合わせに対し、依頼者が如何にすんなり中に入り易いHPを作るか、それはテレビやラジオの番組制作と同じなんだろう。文字通り、取り扱う素材は加工性に特徴があり 大変幅広く多岐に渡った用途に使われているお陰で、話題性には実に事欠かない。次々と思い掛けない提案が持ち込まれる。今日はここまで
2004年1月24日
朝から水瓶製作。10時過ぎ会社を出て、大阪ドームには12時ごろに着いた。日本ハムの「商品、販売促進説明会」の一環で『特別試食ご招待』にあずかった。時期が時期だけにどうだろうといった心配もあったが、逆に、こういった時期だからこそ この会社の本当の姿が見られるんではないかといった期待もあった。一般消費者といった視点だけではなく、例えば、アメリカのジョージソロスのつくったフィデリティーやカリフォルニヤ年金、それに日本のさわかみファンドなど、常に会社の先読みを仕事としている連中なら、きっと今回のような販促試食会には、わからないように紛れ込んで 様子を伺いに来ていると深読みした。案の定、青い目の外人が通訳を従えて来ていたので、それ見たことかと一緒に後を付いて試食の出店コーナーを端から回った。だが、とても大きな胃袋をしているのだろう、途中で 付いて行けなくなり、一休みした。彼らはこの会社の将来性を占う上で この機会に 判断材料としての情報集めをしているのだろうか、さかんにメモを取っているのは通訳だけではなかった。この会社は「今が買いだ」と見ているようだった。確かに、世間の風評とは裏腹に、食材では今回、相当力を入れていることが随所に浮かび上がっている。例えば、ハムを伝統的な本来の味で迫る「日本」のハムシリーズ、焼くとレモンの味と香りが漂う不思議なウインナー、噛むとスープも口中に広がるこれもまた優れものの不思議なウインナー、中華名菜シリーズはさらに順調にレパートリーを増やして黒山の人だかりだ、サラダ味にぴったりフィットを目指した惣菜コーナーもいくつも新顔を提案していた、小さな子供達がみんな揃ってテレビコマーシャルを口ずさむ「バニラヨーグルト」のコーナーでは試食品が切れて順番待ちだ、「バニラヨーグルト」は不動の地位を築くに違いない。まだある、まだまだある。肉入りブルーべりー味ピザのコーナーでは 暫く見ているだけでも全員「美味しいね」「これいけるよ」と明るい驚きの声が上がっていた。試食をしながら、今回全国の各プラントが相当機敏な行動を持って動かないことには おそらくこれだけ豊富な新規提案食材を一気に世に出すことは難しいだろうと思った。研究所レベルは暫くフル回転で、各プラントの企画立案者や研究員などは1年ぐらい休日無しで 今日までやってきたんだろうことは、容易に察しが付く。現場の第一線で働く彼らを、何がそこまで食材の新規提案に駆り立てたのか。数千、そして関連まで入れると何万何十万という現場の働く者たちを 何がひとつの目標にまとめ上げることが出来たのか、そのストーリーを味わえた。
日本ハムのお土産をもらいました。
2004年1月23日
昼過ぎから出張。走行距離128キロ。日頃、何かとアドバイスばかり頂いている会社だ。申し訳ない。今日はアドバイス頂いた例の商材のサンプルを戴きに上がる。専務にお会いする。「やー、息子さんかー、お母さんそっくりやなー」と言われ、日頃の何かといった細かいアドバイスのお礼を一通り、挨拶を交えて申し上げる。「これを使うのはなあ、ひょっとすると大引きかなあ」と また有り難いアドバイスを頂く。お茶でも一杯と言う場面だが、時間が無い。また丁重に 今後もよろしくを挟んで帰りを急ぐ。近畿道は石切まで全くすいていたが、外環へ曲がったのが間違いだった。とうとう戻ったのが 6時前になってしまった。それから例の水槽製作。とんとんからりん、とんからりん。在庫積み上げ作業。明日は日本ハムの試食会に招待されている。写真はご遠慮下さいと案内にあるので外観だけでも撮影しよう。____ZZZ___
ふと、気がつくと夜明け前だ。迂闊にもこれを書いている途中で眠ってしまった。夢で また中学の頃の同窓会のシーンが出て来た。地下の大広間だ。2列の宴席があり、大勢が並んで座っている。何故だろう!5,6人白装束で来た同窓生が間に混じって座り、楽しそうだった。見た事の或る顔だが名前を思い出せない。まあいいかと思っていると、目が覚めた。
2004年1月22日
今日は朝から寒くて在庫積み上げ作業。とんとんからりん。とんからりん。塗装作業中止。ノートに写真を掲載すると結構好評だと言うことが何通かのメールでわかりました。お言葉に甘え、大阪の枚方の今日の寒さをお知らせいたします。
工場裏手の洗面台です。終日このままでした。今から30年位前でしたら、11月頃でも、こんなのが極当たり前に見られましたが、環境破壊と地球温暖化の影響でしょうか、この冬は初めてですね。逆に、こんな風景が話題になるほど気候変動は進んだということでしょうか。(財)ベターリビングの次世代型住宅選定部品に『セルパネ』が選ばれた訳が何となく よく解かります。一昨年、東京で行われた次世代型住宅選定の最終審査に出席しましたが、審査委員の先生方が きっとこの地球環境の急激過ぎる変化に鋭く警鐘を発しておられたんだと、今頃になって思います。地球が病気になっていては、その上に住む我々が元気でおれる訳がありませんね。いったい地球に効く薬は何でしょうか。今日はここまで
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