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「わたしの研究開発雑記ノート

                                                         
2002年12月28日
皆、挨拶廻りで事務所を空けていると、その日に限って来客があるものです。以前からお取引いただいています木材会社の部長さんが、他3人とでわざわざ大阪の南からご挨拶にお越しいただけました。当社のようなつまらない小さな会社を、今年のトリに選んでいただきまして本当にありがとうございました。これだけ礼をつくしてされますと、確かに、こちらも何かさせて頂かない訳には行かなくなるものですね。「礼」ってそういうものなのか!、昨年の暮れも、一昨年の暮れも、こうしてお越しいただいていたと聞いております。誠に有難うございました。売り先からの 今年のシメのご挨拶で 来ていただけるなんて、木材関係では他にございません。家を建てるのは本当に大きな買い物です。この部長さんに任せておけばきっと安心して立派な家が建てられると思いました。どうぞ、今後もよろしくお願い申し上げます。昼3時すぎから、他の急ぎはほぼ片付き早速セルパネのサンプル作製に取り掛かる。通りの車は少なくなったが、電話3件、取引関係ではまだ動いている所が多い。うちの研究開発部は今からが仕事

お問い合わせ有難うございました。発泡スチロールを燃やして発生する黒い煙りは有毒ガスではありません。もくもくと黒黒と立ち上りますので何だろうと思われたことでしょうが、正確にはビーズ法発泡スチロールを燃やして出てくるのは、不完全燃焼を起した炭素 ススのかたまりです。ダイオキシンを発生させるようなことはありません。水素と酸素と炭素しかないのですから。
そして、もうひとつご質問ですが、ビーズ法発泡スチロールでは、フロンガスが発明される以前から今に至るまでフロンガスは使われておりません。もし、業界団体で宜しければアドレスをお教えいたしますが、ご質問の論調からご推測いたしますのに、それ以上はご自分でお調べなさるのが一番かと思います。インターネットの普及に伴ない、いい意味でも悪い意味でもあらゆる情報がWeb上に氾濫しながらも、なんとか公開されて来ております。この流れは止めたくない。時間と空間まで飛び越えて、ご質問依頼者のおてもとのマウスをクリックするだけで何でもご覧いただけるわけです。ちょっと検索されるだけで無数の情報が、まるでご依頼者の為にだけあるかのように現れてきます。しかし、その中から最後に判断して決めるのは、残念ながら、依頼者、あなただけです。こちらで把握しております事でしたらご助言できますが、あまり参考にならなくてごめんなさい、、、、、。


2002年12月27日
朝から主な所へ挨拶まわり及び集金1軒、181キロ。カーナビで抜け道を使わない事にはまともには行けない渋滞ばかり。今年もあと何日残すだけというのに今から材木一軒分積んで荷出しの店もあったり、もう遠に年賀の張り紙して誰もいない所もあってと様々。話す機会があったので、ベターリビングで入賞しましたと社長と奥さんに説明してみる。すぐ、事務所の奥からお祖母さんも出てくる。「あんた、よーおましたな、べっぴんさんもらいなはったんかー」「もーっ、おかあさん黙っといて。えーからあっちいっといて」「ほないいいはっても**子。めでたいことやさかいに わて、、、。 難波キビもろうてきたさかいに」「へんなんあげんといて。それいつ買うてきたん。腐ってるやないのー」
本日、ようやくトップページの「ベターリビング」はファイルに保存できましたので、保存先からのアップになっています。腐りません。


2002年12月26日
「セルパネ出荷ノート」を開設しました。
営業1社32キロ。東京のこころ意気とは全く関係なく現状は厳しく流れます。1円の高いか低いかで東京の表面張力はすんなり破壊され、水は高いところから低いところへ易々と流れていきます。「安ければ買う」ただそれだけ!そこに総てを含めた商売人の哲学。それならそれでこちらも商売、それなりがいい人にはそれなりに。品数では負けません。デリバリーでも負けません。けど、自分がいいと納得したものしか売りません。売りたくないものまで、無理して安して売りません。それで結構、たかが人生、、、、
されど人生!そこまでお客に言えません。情に竿させば流されるが意を通せば窮屈だ。うまくいかなくて当たり前、当たり前だのクラッカー。早めにきりあげ、工場内作業。
お問い合わせありがとうございました。デザインされている方から発泡スチロール15パイ球を5リッター分のお見積もりがございました。ビーズでは有りませんし在庫も切らしており、お取り寄せとなりますので、取り寄せ先に早速連絡を入れますと、「5000個単位なんですよ」と苦しそうな返事。それから2時間半程して夕方、もう忘れた頃、電話があって「オーダーかと思いました」と一言。
2時間半かけて5リッターになるまで1個ずつ数えていたらしい。途中2回間違えて数えなおしたらしいです。やっと15パイ球5リッター分数え終わったところで念のため電話してきたみたいでした。ごめんなさいね。軽いのに小さすぎて持ちにくかった事でしょうし、大変でしたねぇ。でも、その真面目さが気に入った。そんな真面目な人を取り寄せ先に持てて大変こころ強い。そのご苦労はきっと報われます。どなたか!まだ若い彼の努力を買ってあげて下さいませんか?ところで、5リッター丁度で1435個になるらしいです。ご参考に。


2002年12月25日
本日終日加工作業。こまごました加工ばかり。あれもしたい、これもしたいが時間がない。「あれかこれかじゃなく、歴史はあれもこれもで動く」と遠い昔、歴史の教科書のような先生が言われたのを思い出す。歴史に、前もって決められた必然性は無い。何が起きるか解らないし、何が起きてもおかしくない。それなのに何でだろう?振り返ってみると、既に決まっていたかのような錯覚というパラドックスのアイロニー。今年もあと少し。
お問い合わせ有難うございました。舞台にお使いとのことですが、もちろん可能だとお答えします。50倍品ブロックで圧縮強度8トン/平方メートルですし、そのままお使いでしたら60倍品で十分だと思います。人の足の面積が20センチ×20センチとして、その人の立っている所に約320キロの体重が掛かったとして42センチ厚ブロックが2センチだけ押される計算になります。60倍品ブロックでしたら約200キロですから、あまり変わりません。構造的な安全係数でいうなら×2.5でしょうか。役者さんの平均体重が約60キロとして150キロですからやはり問題ないと思います。あとは、角が当たらない様にお使いください。昔から、天井桟敷や状況劇場、黒赤テントといったアングラ演劇が盛んでした頃から4、5年前の人形劇人気の頃まで大阪でも発泡スチロールを使った舞台は何度もお見受けしております。どこがされたかもう忘れましたが、水上舞台に発泡スチロールを使われたのは圧巻でした。不規則な水の揺れをうまく舞台に取り込まれてストーリーのベースにされていたのは面白かったです。
ベターリビング入賞の件でのお問い合わせは今日時点でゼロ。やっぱり入賞品持って材木屋さん回ったほうが早いか。
「1円や!1円だけの勝負や」と、あの材木屋さんなら言いそうな気がしてくる。「家は地面に建てるんと違うでー。両隣の 壁と壁のあいだに建てんやでー。3センチ広できんねんやったら買ったる」と言われそうな人もいる。

   まちぼうけ サンタの次は セルローズ 年越しパネル 早 いまむかし


2002年12月24日
京都まで小口配達2件。某工場の油ぎった階段でまだ正月でもないのに しりもち。作業ズボンにべっとり潤滑油。あとまだ配達が一軒残っているので帰れない。近くで袋を貰って車に敷いて座る。長い付き合いの工場、しりあい までなりたくない。
いよいよ、(財)ベターリビングのHPにフジカットの名前が掲載されました。
東陶機器、立山アルミ、ノーリツ、松下電工、大阪ガス、新日鉄の次のグループの4番目に名前がちゃんと入っていました。皆一部上場の大企業ばかりです。なんと気持ちのいいことでしょうか。一回こういうのを前から味わってみたかったです。時間も金もある入選できて当たり前の企業と、時間も金も何も無い 有るのは発明家鈴木さんのアイデアだけのグループが同列に というか同ページに並んでいるなんて信じられないような光景です。さすが、ベターリビングの選考委員の方々は見る目が違う。この閉塞した時代感覚をしっかり掴んでおられる。任せて安心、といった感じですね。
こころウキウキ、胸ドキドキで終日、何かどんなことでもお問い合わせないかと待っておりましたが、今のところ特になし。通常業務以外に電話もFAXも鳴らず、、、、、。こりゃ、世の中、もっとスケールが大きなところで回ってるんでしょうか。それとも子供たちは、今日だけ早く寝てサンタをベッドの中で待ちぼうけていることでしょうし、大人は財布の中身に頭がいっぱいでしょうし、ベターリビングどころじゃないのかも知れませんね。では、今日だけ、メリークリスマス!


2002年12月23日
お問い合わせ有難うございました。学校のイベントにお使いとのことですが、最近は結構、動いていますよ。大学の11月祭とか5月祭とかの文化祭の構造物に使うので、といったお話や、ちょっと変わった模擬店の敷居に使うからとか、昔からよく使われていましたパークのお化け屋敷を真似て作ってみたいとかです。それから、学校の週5日制にともなって総合学習の一環として使われる事が増えてきました。発泡スチロールを小中学生が自分で実際に簡単な実験をして発泡させて造る、というところからスタートして、出来た発泡スチロールで工作や色ずけなどして自分の好きなものを作り、作り終わった後は、オレンジの溶液などを使って余った発泡スチロールを溶かして小さくしてごみ問題や環境リサイクル問題についても考えさせるというものです。理科や化学について学べ、美術工作が出来て、社会についても理解を広げられる、これだけ多様性に富んでしかも身近によく使われている素材は 木材の他にはあまり無いと思います。
世の中、不景気とは言っても、エネルギッシュな団塊の世代がぼちぼち定年を迎えるに至り、余暇をレジャーに走る人が今後も増加するのでしょうが、一方で趣味を自分流に高めたい、生き甲斐やアイデンティーの発見を通して自己主張したい、といった層もどんどん増えてくるのでしょう。アメリカでは、木工教室が花盛りだと聞きます。中には木工工作用の道具類一式添えて教室ごと貸してくれるところもたくさんあって、好きな人は週に1,2回時間当たりで借りてきて自分で家具とか机とかを作って楽しんでいるらしいです。都市近郊の材木屋さんには、皆さん結構広い敷地をお持ちの所が多いし、仕事が減ればさあーと地ならしして駐車場にしたり、マンションにしたりという所も結構ありますが、それより、そんな所は「木工貸し教室」でも始めてみませんか。場所と道具貸して、先生に大工さんを呼んで、、、、。もう直ぐやって来るのは単なる高齢化ではなくて高学歴高齢化時代ですよね。頭でっかちで何かしたいと思いながら何もしたことの無い、家まで自分で建てたいと思いながら何もやったことがない青い老人たちですね。そんな青い老人たちに生き甲斐を提供してあげませんか?自分でハウス住宅を建てても何の面白みもありませんが自分で木造の家建てたら面白いと思いませんか。がんばってや!ニッポンの材木屋さん


2002年12月22日
IRUKAさんの科学工作のページ、そろそろ掲載させて頂いてもいいかなぁと思いましてリンク集に追加しました。静電気でネオン球を点灯します。絶縁に発泡スチロールが使われています。
今日はマキノ機工も休みだし、車で近くの工具店まわりが精一杯でした。


2002年12月21日
いつもの床断の在庫積み上げ作業。外は朝から一日雨。ベターリビングのコンペ結果がこの24日にHP発表と同時に全国各紙に宣伝記事掲載の予定で「フジカットの名前もバンバン出るらしい」と連絡が入りました。「じゃんじゃん問い合わせが来ると、いよいよ御社の正念場ですよ」と 有難いエールも添えてくださいました。振り返れば、今から50年前、祖父が社長の頃はまだ丸善ミシンの下請け一本で段ボールケースをロールペーパー買ってボイラーで蒸気加熱しての段階から製造していました。それがケースだけじゃなくって中に入れる緩衝用材に発泡スチロールも造るようになり、魚箱塩干箱もやるようになり、いつの間にか発泡のみになり、亡父の後一時は西日本にいくつも工場を展開するところまで来ておりました。それが舞い上がりすぎた傲慢経営と不景気等があって、亡父の残した発泡スチロールカット部門がもとより完全独立してやっていましたので現在も悠々と続いてきた訳ですが、ここに来て一体なんのご縁か、またひょっとすると段ボールに帰ることになるかもしれません。亡父が死の直前、病床で開いていた書物に書かれていたものを 最後の検査に運ばれていった後、そのままになっていましたので 急いで写し取った歌があります。江戸時代 無名の俳人が、道端で行き倒れになり、もうダメかと思われたときに 何か得体の知れないものがその人を救ってくれて詠まれたらしいです。

  なにごとの おわしますかは しらねども かたじけなさに 涙するなり

この歌を詠むたびに父が検査室で最後に息をひきとる瞬間のことが昨日の事のように思い浮かんできます。その日集まって来た家族や親類皆が、死ぬな死ぬなと泣いたり叫んだりしておりました。酸素マスクをされて生き絶え絶えの父は 微かな声で「水、みず」と言っていました。しかし、ドクターストップです。少しでも一分でも2分でも延命させてあげたい気持ちと、何か勝手な事をして大変な事になるといけないという気持ちとで、看護婦さんはもとより、全員がただ固唾を呑んで苦しむ一方の父を黙って見ていました。その時、突然古くからの父の友人が検査室の扉を開けて中に入ってくるなり「藤本さん!ルルドの水や。今、もろてきたで」と言って、強く手渡してくれました。唖然としている周囲を尻目に 酸素マスクを少し上げると その小瓶に入った水を数滴父の口に 母の手をとり一緒に注いでくれました。 「ありがとう」と言う父の声がその時だけはっきりと聞こえました。それから暫くして夜中の0時過ぎ父は永眠しました。


2002年12月20日
2時過ぎてから営業。2軒34キロ。事務所の扉を開けて中に入ると、まず側の人に一言お伺いしますが、時々皆忙しそうで(影が薄いのか)探し物などしているのか、4,5人いるのに4,5人とも下を向いて振り向きもせず、相手にされない時があります。すると、奥で内職をしていたか、それとも 何か仕事らしい事でもしていたのか よく解らない大男がこちらを向いて、周囲を見渡しながら次第に不機嫌な顔つきに変わって行き、最後に溜まりかねて、「事務員君!なにかおるぞー」と叫ぶ。と、急に全員一斉にこちらを向いて、全員が一斉に驚き、悲鳴でも上げそうになり、今突然、宇宙外部からインベーターの侵入にあって逃げまどう善良な市民たちのようになって、立ち上がる人、かがむ人、右手をあげる人、お茶の用意に行こうとしてコケそうになる人、電話機を押さえこむ人、とバラバラになる。ここで、それじゃー困るともう一度お伺いをたてようものなら「ヒーヒー」言われてパニックが起きるので、ここは何もせず、じーっと辺りが静まり返って元の善良な市民たちの市民生活が復活するのを待つ。。ようやく一人が受付台まで辿りつき、「ど、ど、どちら様でしたでしょうか」の一言が発せられたところで、やっといつもの営業がはじめられます。材木屋さんには声の大きい人が多い。が、口の悪い人もなかにはいる。それでも皆付き合ってみると 人はすこぶる良い。もう さっきの大男はあくびをしている。奥から担当者が走ってくる。     がんばってや!ニッポンの材木屋さん

ご意見有難うございました。ご指摘のとうり、ボール盤で打ち抜き穴をあけた場合、穴の内側は、手触りが割りとつるつるしていますね。ためしに 刃先に発泡スチロールを取り付けて高速回転させて、これで発泡スチロールに押し当てますと、少し糸を引きますがやはり手触りのすべすべした曲面がだせました。ウレタンやゴム類等でしたら高速カッターを使いますので同じような仕上がりになると思います。発泡スチロールのメリットはその加工性の容易さですので様々な形状に素早く対応が出来る事にあります。工芸用やディスプレイ用の製品の複雑な曲線の滑らかさは仕上げ段階で手作業が入ってると思われます。
先日お見積もりのご依頼がありました 年末年始の売り出しセール用の雪だるま等でしたら、逆に表面を雪らしく見せる為特殊な液体で凸凹をつけます。ご参考に。


2002年12月19日
数社営業十八里。口が悪いのに腹黒くない、そんな人が結構、材木屋さんには多い。木をまっすぐ切っているせいか、無茶苦茶言うのに あっさりしていて後腐れがない。イエスかノーかだけ。しかし、中には、金だけの人もいる、「なに抜かしてケつかむんじゃ、この前来たとこやろがーわれー、猫でも一回来たら道おぼえるわー」という人に今度は、「ふざけんなよー、性能検査証やー、なにとボケとるんじゃーわれー、いてもーたろかー、こんな使いやったら猫にでもさせるわー」と言われる。が、うかつに弱気でも出してしまうと、机の横の道具入れから作業用ロープを出してきて、ドサッと足元に投げつけられて、思わず少し身をかわして コリャ危ないわー 本気かなーと、逆に言い返そうとする矢先に、「下から受けたるわー、首吊れやー」と、くる。冗談じゃないと思ったら、後ろから人が来て、肩が触れた為、もうダメか、捕まるか、捕まるんやったら逃げようか、どうしようかと一瞬迷う。が、すると、その人を向いて「さっきの現場や。6ケースや。これで縛って、はよ行ってこいや」と短い会話があってやっと冗談だとわかる。そんな人が「世の中、金や金さえあればの世界じゃ。」と言ってるのに支払いだけはいつも現金。納品即現金払い。わからないものだ。大阪の商売人は 生き馬の目をくりぬくようなものとよく言われるが、こんなやり取りばかりしていると、確かにそうだと思えてくる。
「忙しいときにいそがしいと言うな。暇な時にひまやと言うな。儲かってる時にもうかってると口が裂けても言うな。仕事が無くてもぼちぼちと言え。仕事があってもそこそこと言うな。あってもなくても所詮、お金は世間の回しもの。」とはその人よく言ったものだ。
   金ことり 世渡りじょうず 口じょうず 泣かす世間に なさけなし


訂正とおわび
財団法人 ベターリビング主催「21世紀の住空間をささえる部品開発コンペ」選考結果について
メイン提案者 (株)光設計事務所
共同提案者  フジカット有限会社ほか
「、、、、、最終選考会において厳正なる審査を実施した結果、入選提案として選定いたしましたのでご通知申し上げます。」
「詳細につきましては、12月24日以降に当財団ホームページにおいて紹介する予定です。

という修正の連絡がありました。次選だと思っていましたら一ランク上の入選でしたので、関係者の皆さん今頃大変喜ばれていることとご推測します。突然の最終選考会の面接で、僕はあがってしまって、「うーうー」とか「あーあーあーのー」としか言えず、やっと、*******の問題点を現場サイトから批判できただけでした。それじゃ、足を引っ張ったかと心配しておりました。とにかく入選できてよかったと思います。有難うございました。


2002年12月18日
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                     お知らせ
       先日、6,7人で傾けてする迷路遊びの迷路の土台に発泡スチロールの板をと、お
       問い合わせを頂きましたお客様へ
     本日、倉庫の在庫整理をしまして、角が20センチ欠けたため、建材用には使えないで
     3年ぐらい寝かせてありました 商品名カネライトF1 押し出し成型式発泡スチロール19枚
     を見つけました。ご希望より少し小さめの90センチ×70センチ×4センチでしたら2枚ぐらい
     カットできます。間違ってメールアドレス削除してしまいました。これ、読まれましたら至急ご連絡
     ください。値段をお教えします。他にご希望があればいけませんので2枚だけ別にしておきます。
     特に無ければ、残念ですが、スペースとりますので廃棄処分となってしまいます。
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今日はパソコンの調子があまり良いとは言えないのでここまで。

                                       
2002年12月17日
おもしろ実験のリンク集に株式会社メイトウ様の結晶模型のページ、ご承諾の上掲載いたしました。
同じく、岡山の「あのな」のページ、ご承諾の上掲載しとーけんな。
昼前から営業数社数十キロ。「ええ儲け話あるで。よう来よる不動産屋のおっさんおったやろ、ちょい来えへんやろ、600万借りて木の枝落としするロボット買いよってなぁー、吉野行きよったんや。ほんだら、引っぱりだこやー、どこも皆んな、老人ばかりやから、あんた 木の上あがんのん いややさかいに 代りにやりまひょかー言うたら、おれもおれも言われて、もうしまいに全国回って、大儲けしとる、、、らしいわ。ほれ、この前外車で来てよった背ーひくーいおっさんや」「行くんやったら吉野とか長野とかまだ人手入ってるとこに 先 しときや 岡山の木 荒れ始めてるから止めときや。今やったらええロボットあるから早いもん勝ちやでー」日本の工業技術、特にロボットの技術は世界最高レベルにありますが、これからは森林破壊を食い止め、荒廃するばかりの山林を蘇えらせ、同時に良質の国産林を供給していく突破口になるかも知れないと思いました。
もう一軒。「おーい、お茶出したれや。フジカットの若いぼんー来よったでー。」「ええ話ないかー。」明確に、そんなもん無いと答える。「不景気やなぁ。面取りもせんと ほったらかしや。7ヶ月工期やったら、前やったら5ヶ月でやってまいよったのに、ほか仕事無いさかい 2ヶ月引っぱりよるねんな。土管埋めたり水道入れたりしても金にならんから後回ししよるやろ、そやから材木屋にしわ寄せきよるねんなぁ。ちょっと、力はいるわー」がんばってや!ニッポンの材木屋さん!


2002年12月16日
工場内作業と小口配達に追われました。近くの材木屋さんで倉庫代りに使っていただいているところがありますが、今日は引き取りにこられました。2階を倉庫にしていますので殆どの寸法の床断熱材を常時5,60ケース用意しています。これだけの数を常備しているところはまず無いだろうと思います。ただし、維持管理が大変ですが。
(財)ベターリビングの部品開発コンペですが、次選に終わりました。61組の中で7位までに入ったのですから良しとしましょう。それに、ベターリビングのHPの中のどこかにフジカットの名前が載ってるらしいのでそれで満足としましょう。いろいろお騒がせしました。この出品作品につきましては、発明家鈴木規生さんと今後も改良を続けて、世に問いかけてまいる予定です。

おもしろ実験リンク集ですが、掲載ご承諾の返事がありましたので至急追加させていただく予定です。有難うございました。

お問い合わせ有難うございました。7人ぐらいで、迷路遊びの迷路の土台に使われるということですが、その大きさでしたらやっぱり5センチ以上あった方がいいと思います。ボールかビー玉を迷路に沿って転がしてその上手さを競うお遊びだと思いますが、中央まで平面を保っている方がボールを転がしやすいですし、遊びに興じてくるとついうっかり 力を入れすぎたりしますし安全を考えますとそのくらいの厚さは あった方がいいと思います。軽くて移動がしやすい物としては確かにお客様の選択が、最適だったと信じておりますが、、、、。もし、よろしければご利用ください。他には立体パズルにされたり、だるまの積み木崩しにされたり、的あてゲームの大きな的にされたりと ありました。時期的なものもございまして、これが夏場になりますと、いす取ゲームのこけても危なくない椅子に使われたり、幼児用プールで浮かべてモザイクつくりをしながら水慣らしをさせるとかいろいろですが、ご参考まで。


2002年12月15日
おもしろ実験リンク集に1件追加しました(甚平鮫さんの落穂拾いの発泡スチロールを使った立体地図工作のページ)
メールチェックが遅れ、朝方大教大の越桐研究室からリンクのご承諾メールを頂いておりました。早速リンク集に追加させていただきました。計2件の追加。
朝から取り掛かり、ようやく夕方になってセルパネ試作第一号商品完成しました。これによって何とか量産化の長期工程予測が立てられます。7月頃から始めましたので完成までに足かけ約6ヶ月かかりました。発明家鈴木規生先生の日米特許同時申請中のものを関西で初めて試作に成功しました。有難うございました。


2002年12月14日
終日工場内作業。昨日、昼から営業に出ましたが、その後、立て続けに注文が入りました。その件で今日は一日加工に追われました。年内の仕事は年内にというのは、最近流行らないようです。多様化するお客さんの注文に合わせて、正月でも 仕事かもしれません。まぁ、そうなるほど仕事があればの話しですけど、、、、、。
お問い合わせ有難うございます。塗装ができないかとのご質問ですが、以前は少しやっておりましたが、今現在はしておりません。特に理由はありません。商品としての塗装はいたしませんが、個人的に作る作品はもちろん様々な磨きを入れ、そこそこ子供にでも気に入られる程度の事はやります。それ以上はしていません。そのうち、コンテストにでも優勝すれば公にします。コンテストで思い出しましたが、先日,東京でありました(財)ベターリビングのコンペの最終選考会の結果は未だ判らないようです。


2002年12月13日
2社営業、1社小口配達走行距離81キロ。
「電話して来られましたか。まづ、電話でアポとってからきてください」大体 返事はきまっている。営業とは因果な仕事だ。電話なら受付段階でほとんど撥ねられるだろう。仮にどういったことですかと聞かれても、途中で「殿中でござる」と すぐ切られてしまいやすい。だから直接相手の本陣にこちらから討ち入って、大将に切り込むしかない。「もともと営業とは嫌われ役だ。知らない相手の大事な時間を奪いにいく仕事だから」と誰かが話していた。「近くまで来ましたからちょっと立ち寄りました」とか「どうしても、と思いまして」とか「担当の方に世間の流れを知っておいて頂こうとちょっと用意しましたもので」とか何としても食い下がらない。それで、「お帰りください」なら、あとは1年でも2年でも持久戦です。「全く初めての営業マンが、毎日毎日6ヶ月お客さんとこ 通ったらとうとう商品買ってくれた」とよく聞く話ですが、「あれは商品を買ってくれたのじゃなくって、そのひとの人間性を買ってくれたのですよ」ともよく言われます。今日は逆でした。「今から出かけるから」と言われ、あっそうですかと答えて、仕方ないからあっさり帰ろうかと してみたものの、電話が続けて鳴ってきました。「へい、○○木材でごまー」「4寸が、、、5寸が、、、6寸が、、、。ケーカル、ケーカルあったかな。へっおまーす。」「へい、○○木材でごまー」「それ、おおきに、書いとかな忘れよるさかいにー。そないでんなー、」「へい、○○木材でごまー」「おおきに、そないなもんうちはやってませんな。 建材屋の仕事でんがな」「へい、○○木材でごまー」「わはっ、わはっ。そないでっしゃろ。今度、宇治のカントビーいきまひょかー」「へい、○○木材でごまー」「へいー、○○木材でごまー」 ひらけ、ごまー。 ひっきりないので、いすに座って待っていました。壁に感謝状が13枚掲げてありました。2,3枚は昭和の初めのもので色が変わっていました。1,5メートルは有にある立派なお稲荷さんが所狭しと提灯並べて飾ってあります。10分20分と粘りましたが一向に電話は鳴り止まず。居た方がいいのか帰った方がいいのか判らないまま出てきました。少し車で足を伸ばして進むと、萱野三平の屋敷跡があります。赤穂浪士が吉良邸討ち入りをしてから明日でちょうど300年が過ぎます。 がんばってや!日本の材木屋さん。


神戸では、今回で8回目になるルミナリエが昨日から開催されています。「神戸ルミナリエは震災犠牲者の鎮魂と街の復興、再生への夢と希望を託して1995年12月にはじめて開催されました、以降、街の復興の象徴として定着し、いまや神戸の冬の風物詩として、知られるようになりました。」とは、観光パンフに書かれた一文ですが、わたしにはルミナリエが灯る毎、毎年亡き父の事を思い出されます。「まるで、この世のものとは思えない。地獄を見てきたようだ」無口な父がいつに無く、少し早口でそう言い残して、再び被災現場へ向けて、トラックいっぱいの3’×6’判発泡スチロール板を積んで出発したのは朝の2時半頃でした。最初の集合テントに着いたのは夜中の12時を回っていました。テントで毛布一枚で凍えている人に最初、何と話せばいいか分からなかったらしいです。それで、「発泡スチロールやから」と言って自分で何枚か地面の上に引いた毛布を起してその下に発泡スチロールの板を一枚ずつ並べてまた毛布を広げていったらしいです。それを見て何人もの人がトラックに来てあっという間に全部なくなったらしいです。それから週に1,2回仕事を休んでは被災地を回っていました。本当は胃の摘出手術を受けたりしていましたので無理はしてはいけない体でしたが、家族にそれを止めてあげる事はできませんでした。

   わすれよと また忘れよと ルミナリエ ひかりあるうち わが父しのぶ


2002年12月12日
終日工場内作業。在庫つくりに追われました。電話はピタリと止み嵐の前の不気味な静けさってとこでしょうか。昼休み、好きなピーナツ食べて左の奥歯が半分欠け、ヒリヒリ我慢できず、早引きして近くの歯医者さんへ駆け込む。「硬いもの噛んでも歯を鍛えられませんよ。もっと大事にしてください」麻酔の効きがよくないと2本注射。「ウガウガッ、ウガウガッ」としか答えられず。今日はここまで。


2002年12月11日
数件のお問い合わせがありました。
発泡スチロールを使ったおもしろ実験のリンク集の追加ですが現在、12件を追加希望しています。うち、3件はご返事をいただけましたので時間がございましたら掲載していきたいと思います。後3件は、面白いので自分で追試して楽しんでおります。
いろいろ貴重なご意見をいただきまして有難うございます。
発泡スチロールの充填性と融着性の簡単な判断は出来ないかですが、体積から比重を掛けてその試験体の密度を割り出すという方法が一般的ですが、簡単な方法としては、例えば魚屋さんで少し大きめの保冷容器を貰ってきて下さい。その容器の側面のふたに接する角の部分に注目ください。小さなビーズ粒子が90度角の接線に沿ってきれいに一列に並んでいるのが見えませんか。ほぼ同じような粒子が並んでいましたら、充填性についてはまずまずの製品だとわかります。少し大きめの粒子が20個に2,3個混じるぐらいでしたら何ら問題はありませんが、接線が一直線でなかったり、大中小と様々な粒子が混ざるようですと充填不良と判断します。おそらく規定値のビーズが充填されないままに蒸気加熱工程に入ってしまった為、ビーズの不揃いな膨張が起きたと考えられます。それから融着性ですが、発泡スチロールのプロの営業マンでしたらよく、目視融着率といって、この製品がどの程度の融着性を持ったものかパーセントにして答えてきますが、要はビーズとビーズの境目の壁のようなものが、目で見てどれだけみえなくなっているかなんです。融着のいいものは隙間がまったくありませんので壁が一重になっているだけですね。逆に融着のよくないものはよく見ると二重です。詳しく言いますと蒸気のエネルギー特性もあって、過充填しすぎると充填性はいいはずなのに容器内部が融着していなかったり、少しの充填不良でもビーズ密度の疎な領域から加熱エネルギーがほとんど逃げてしまって見ため以上にまったく融着していなかったりといろいろですが、ご参考になさってください。


2002年12月10日
終日工場内作業。ようやく遅れを取り戻す。ラジオで東京は雪だと聞き、先日20年振りに行った時のことを思い出す。TBSの近くなんとかプロムナード通りのはずれ、昼飯に立ち寄った「魚屋宗兵衛」の杉の焼き板で出来た階段が懐かしい。今日はあの黒い階段も雪で白くなってるのでしょうか!

 たれをかも しる人にせむ 東京の 松もむかしの 友ならなくに

何故か中学の頃からの友達で、東京のSONYに勤めているエンジニ屋くんのおばあさんが亡くなられたと知らせが入りました。家が藤白台の実家の近くですので、この夏の休みに遊びに行って、「日本ハムも大変やなぁ」と話していると、ジュースやお菓子などお盆に持ってこられて、「これしかないの ごめんね」と仰ったのが最後です。3年ぐらい前に亡くなられた旦那さんとは、当時としてはめずらしいどちらも同じ大学の学生結婚でした。大変仲睦まじいご両親でした。何十年か前、話によると旦那さんが永久磁石を並べた永久発電機の試作に夢中になっておられた時はさぞかし大変だった半面、いつまでも二人で青春されていたことを思い出します。ご冥福をお祈りいたします。それでは。


2002年12月9日
4社51キロ。「密度は何キロや」「難燃性は断熱性のことか耐火性か」「難燃性は何度や」「燃えないのか燃えるのか」「1種なのか2種なのか」矢継ぎ早に質問を浴びました。「あれ、触ってみるとスタイロと違うな、発泡スチロールより堅いな。ほんまに燃えないんか」「スタイロやったら燃えない言うとっても、さーと火が走りよるで。燃焼基準値は何秒間のほうなんや」「スタイロの営業のやつかと思ったで」「いや、昼からはわしらも同じや、お客さん回りや。材木屋は工務店まわりや。工務店は販売店まわりや、販売店はチラシ配りに家回りや。世の中みんな不景気になって ぐるぐる回りよるさかいに 目まわって来よるで、ふらふら とやなぁ」
「今年はトステムSWのショックがあったなぁ。あんなよく訳の分からんもんで困ったわ。講習会やいうてビデオ見に行ってきたけどな。やりに苦なってきたなぁ。付いていかれへん。長い間、木造やってる者が いつの間にかハウスの仕事になってしもた。またひとつ材木使わんような家建てよるねんな」  がんばってや!日本の材木屋さん!
ご質問ですが、素材として堅くて表面が滑らかなものですが、堅さは原料のビーズを何倍に膨らませたかで変わります。膨らませなければ単なるスチロールですので他のプラスチックと変わりませんし、堅くて滑らかなものはいくらでもあります。逆に膨らませるということは、分子の集合体がそれぞれ空間的に距離を置いて広がりをみせる訳ですから比例的に堅さは減り、表面の光の乱反射が増えて白くなります。そして鏡のようなきれいな一定の反射角度がなくなるにつれて乱反射が増えると言うことは、どうしても表面はでこぼこになってきます。蒸気加熱による金型成型品では融着温度を厳密に接点調節などで上がり過ぎないようにしますので、手で触る限りにおいては 滑らかですが鏡のような光沢はありません。ブロックの熱線加工も この融着温度を例えば、1メートル飛ばせるようなレーザー光が安く普及すれば簡単に出来るようになるかもしれません。とりあえずは、電流値と速度加減によって滑らかさに挑戦してみます。


2002年12月8日
朝から、こりゃひょっとしてと予感に駆り出されて工場へ来る。猫だと思っていたら、やっぱりイタチだ。工場の中を追いかけるが徒労に終わる。何年か前は、たぬきが雨をしのいで迷い込んできて そのまま居ついてしまったので困ったこともある。暫くすると子供を生んで 親子5匹。 腹をすかせるとドンドコドンドコ天井を鳴らすので やってられなくなったこともありました。もう忘れよう、3時間ほどかけて試作品の目途がつくところまできました。発泡スチロールで大きな櫛型のすく道具をつくったりしました。後は寸法に合った材料を探すだけでした。試作までは未だですが、これでいけそうだと自信がありました。次、ドームの試作に掛かろうとすると、またあの一匹がうろうろし始める。用事も思い出したので、工場をそのままにして出かける。JR津田からすぐ、田圃が広がる中にそれはあります。2階部分を何処かからクレーンか何かで移設したような造りで昼間でもいつもカーテンを閉じていますので、最初見たときは、大きな木の上に浮かんだフクロウの宿のようにみえましたパソコンの望月さんの事務所です。近いので技術的なことで解らないことがあると時々ここへお邪魔しに行きます。何だかんだと2時間ほどして戻りました。
どうもヤフーのページ検索に載ったぐらいで はしゃぎすぎていたようでした。しかし、やっぱり「ミネルバのフクロウは夕焼け空に旅立っ」ていくんだろうか、ありがたいものだとも思いました。これがハリーポッターでしたら魔法ですべて解決するところなんでしょうが、、、、。


2002年12月7日

朝から晩までひたすら工場内作業。昨日空いた分もあり、とりかえしにおおあらわ。とりあえず、同じ作業ばかり10時間ほどこなして、一日を終える。もう今日はここまで。

   このたびは ぬさもとりあえず 御殿山 紅葉のまんじゅう 神のまにまに


2002年12月6日
年末の忙しいなか会社の人にはご迷惑をお掛けしましたが、日本都市センター会館6階での(財)ベターリビング主催「21世紀の住空間をささえる部品開発コンペ」最終選考会に代打ピンチヒッターで出席してきました。東京へ来たのは20年ぶりでしょうか?このホームページトップの招き猫を描いてくれました、ニッカウイスキー現社長の自叙伝的なマンガ”命の水”や野球マンガ、サッカーマンガなどで今も売れっ子の漫画家鎌田洋次君の結婚式に20年ぐらい前に来て以来でした。6時1分バスに乗り、京阪電車の急行で丹波橋で近鉄に乗り換えました。JR京都駅について売店でこんぶのおにぎりと伊藤園のおーいお茶の熱いのを買って新幹線で座ってから食べようと思いました。しかし、時間的に通勤の人でいっぱいで、ホームに並んでいる時もだいぶ後ろの方になりました。7時50分京都発こだま210号に乗りました。5号車の自動ドアの開くところにずっと名古屋を過ぎるまで立っていました。昨日初めて買ったヤフーの雑誌を さもいつも読んでいるようにして ときどき何気なくメガネを拭いてみたりなどしてページを繰っていました。トイレへ行く人がある度に自動でドアが開くので、その度に何か嫌な視線を感じ、困った困ったといった顔をしていました。やっと座れて、おにぎりとお茶にしながらどんより曇った冬の東海道を眺めていました。雲で富士山は見えませんでした。ようやく 何時間かが過ぎて東京駅に到着しました。本当に久しぶりの東京でした。が、ホームに降りるとすぐ後ろから誰かに呼び止められました。あっ何か忘れたかな、いや、荷物は背中のリュックサックだけやし、、、、、こんな久しぶりに東京へきて誰かに会ったんかなぁと思いながら振り向くと、見ず知らずのサラリーマン氏が先を急ぎながら時間がなさそうに「足についてるの 外しておいたほうが いいんじゃない!」とぶしつけに言われ、ズボンのうしろを のぞきこむと、昨日つけた白い洗濯ばさみがまだ付いたままになっていました。

   親切に 年の瀬いそぐ サラリーマン ズボンに光るは 洗濯ばさみ(字余り)  


2002年12月5日
今日は朝からひっきりなしに電話がかかって来ました。それぞれなんの関連もありませんが、何故か ほぼ等間隔で夕方まで鳴り止みませんでした。終日工場内作業。あまり電話がよく掛かるものですから ヤフー効果かなぁと思いましたが、すべて、内容に共通性がありませんので、それでは何だろうと不思議になる、謎の一日でした。
とにかく個人的には、ヤフー登録が最も嬉しい事でしたので、本当に気分のいいはずの一日でした。明日、急な東京行き。

  スゥイフトに 旅のゆめかけ こおどりす ヤフーヤフーと 師走のこころ


2002年12月4日
本日は京都から寒いなか、段ボールケースを作っておられて、この不景気のなかでも結構手堅く頑張っておられます うちの大切なお客様でもあります会社の会長様にお越し頂けました。先日、豊中で約1000人を超す参列者を集めて葬儀のあった御同業者の会社を慰問された後、わざわざお立ち寄りいただけました。苦労性ですが人付き合いがうまくしかも、たいへん人のいい会長様です。時代はネットの安全網が広がった激しい過渡期かも知れませんが、まだまだ人と人との重要な架け橋は、この会長さんのような人によって支えられ続けると思いました。

 いくつかお問い合わせのありました件で追加のお答えですが、当社取り扱いの研究実験用AX発泡スチロールビーズは、主に5,6トン程の炉筒煙管ボイラーのような大容量の連続給水が必要な装置で、軟水を造る過程での水処理等によく使われています。普通ろ過器は、逆洗をかける時以外は上からの注水になるためヘドロが缶底沈下を起こしやすいですが、ビーズ特性を使って下から上への注水でそれを少し避けることが出来ます。よくお世話頂いておりました大阪の会社の特許ですね。最近では淡水魚養殖メーカーが、何軒かお使いになられていますように民業移転も進んでいます。
もう一件、加工の件ですが、直角は鉄類と違って、と言ってもよろしいでしょうか、まだ出しやすいです。
以前書きました球体ドームの巨大なものは、モザイクのような組み立て式になってしまい、まだまだ公開するところまでいってませんが、現在引き続き試作を検討中です。
もう一件ショップの方からですが、お蔭様で、ヤフーの登録申請が こういった法人組織では珍しく 無料で一発でOKになり登録されました。有難うございました。今後はヤフーのトップページで「フジカット」とご入力頂けますと検索されて出てきます。これを記念して しばらくの間、お問い合わせの商品で、ご購入迄、決定された方に記念品をお渡しいたします。(終了)


2002年12月3日
午前中いっぱい工場内作業。午後より営業。3社39キロ。
淀川渡ってすぐの鉄工所もいよいよ解体作業が始まりましたね。いつもバス停の横は自転車で埋まっていたのは今は昔。その並びの薬屋さんは緑や銀やと名前をクルクル変えながら生き残っています。ブテックやめてケイタイ電話売ってたと思ったらよく見るとコンビニやってる所もありました。
「わしは71や。17で岡山から大阪に先代の出張のお供しに来て50年になる。腕を先代に認められてここの店任せられて45年になる。代かわって22年や、何でいまさら材木屋辞められるねん。外の仕事なんかできるかーぃ」今年4月本社の都合で突然、支店閉鎖を通告され、「あのひと」といつも大切そうに呼ぶ奥さんがショックで1ヶ月ほど倒れられて2重に大変だったのですが、ずーっと不退転の決意を持っておられたようです。とうとう自分でガレージ借りて、また材木屋さんをこの11月から始められましたので、ちょっとエールを送りに立ち寄りました。「この歳ですが、とみんないいよるんじゃが 材木屋の仕事 好きで始めたことやし わしにとってはこれが一番やねん。こんでいちばんいいねん。」すごいなぁと思いましたのは、「この前も来ていただいた方やね、断熱材やね。カタログいいのん置いといてや、もういっぺん勉強するわ」と言われる まだまだ何でも吸収しようとされる姿勢です。「いままでずっと買いに来てくれているお客さんは、ただのお客さんと違うねんで、わからんかもしれんけどな、ええかっこ言うたらわしの人生そのものやねんで。このわしが、くたばるまで、お客さんでいてくれはる人ばかりなんや」しばらくおいてから、「だから続けるんや」新社長さんの年齢にまったく関係ない若々しい決意表明でした

   年の瀬に 老いさらばえず わがいのち 決意あらたに いくどめの干支 


2002年12月2日
本日は遠路はるばる東京から、当社工場まで、工場見学にお越し頂きまして誠に有難うございました。事前連絡は頂いておりましたにも拘らず、気がつきませず、不行き届けはあったとは存じ上げますが、精一杯、ご来社歓迎の意を 社員一同繰り出しての御社お迎えセレモニーにて 万感込めさせて頂きました積もりで御座います。重ねて有難う御座いました。さて、当社の者から説明させました通り、事業システムと生産工程の流れは ご理解いただけましたでしょうか?何分、手狭なところでお見苦しい処があったとは存じ上げますが、返すようでは御座いますが不肖わたくしめに免じてお許しくださいませ。
あまりお引止めするのもどうかと思い、茶湯等しか出せずにおりましたが、事業の話に至りましては、お見受けいたしましたとおり、両社その大小に関わらず一家言御座いますようで、志士たる者の心意気から果ては地球環境にまでお話が膨らみすぎましたので、申し訳御座いませんでしたが御社のご予定の次のご訪問地へ少し気使いさせて頂きましたが、後で詳しいご予定とその大変なハードスケジュールを知りまして、却ってこの位の御もてなししか出来ませんでしたことが、それはそれで良かったと信じております。本日のご来社誠に有難うございました。  ガンバレ日本の材木屋さん!

昼から2社走行距離52キロ。
2件のお問い合わせがありました。「初めて使ってみようと思いますが、生コンに挟む場合1uあたり7トンの荷重が、最初の間均等にかかるのですが、耐えられるでしょうか。収縮んだりしませんか」 お問い合わせ有難うございました。早速調べましたところ、うちの製品では、1uあたり8トンの荷重負荷で5%以内の歪み率という発泡スチロール2Aタイプがございました。しかも、調べてみますと かなり多方面のコンクリーメーカーに過去納入されていました。ご参考まで。


2002年12月1日
一件のお問い合わせの商品の下ごしらえをしました。昼から私市にある府民の森の”ほしのブランコ”を渡って来ました。全長二,三百メートルぐらいの大きな吊り橋です。真ん中まで来ると さすがに横揺れがかなりありました。その後、人工の岩場でロッククライミングの真似事をしました。正確には 岩場横のお試しようの2.3メートルコースを2メートルまで上がってみただけでした。
休憩ロッジでぼんやりと水筒のお茶を飲んでいると 目の前で 自動販売機に係りの人が 缶ジュースを手早く詰めていましたので、何気なしに数を数えました。一つの販売機に約300個、それが2台設置してあります。今日、ここで缶ジュース飲んだ人は合計600名という事でしょうか。詰め替え作業が昼と夕方2回あったとして、1日1200名。缶ジュース買わなかった人の方が多いだろうから、×3としても3600人の人出が 今日は有ったことになりますねぇ。随分大勢の人だったんだなぁと思いました。今日はここまで。

  
    
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