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「わたしの研究開発雑記ノート」

                                                                          
            

2004年9月25日
朝から水槽の製作の傍ら、セルパネの例の製作続行。このままでは決して許されないと言った使命感のようなもので作っておりました。昨日はウレタンの吹き付け研究会の方が別件で2人お越し頂けた際、セルパネの話題になって 流石、ウレタンのプロの研究会の方らしく、有難いアドバイスを頂けました。業界が違うと ものの見え方がやっぱり違ってくるものですね。有難うございました。大変参考になりました。先日、セルパネのサンプルを置かせて頂いている京都の由緒伝統の材木屋さんからございました有難いご意見を切々と思い出しながら 作業にあたっておりました。建設業界の木造建築の業界でも、一昔前と流通速度は、格段に上昇しております。「今日頼んで明日持って来い」が当たり前の常識になっております。注文建築しかり、建て売りしかり、の 斯くの如きは、右へなれい で燎原の火のように業界を感染していきます。とうとう10日で建つ現場もあるそうだ。結局、ニーズがそこにある限り、生産体制をそれに合わす以外に、セルパネの持ち味を活かしきれないのでしょう。
 思い起こせば、古新聞から出来た綿であるセルパネの原料は、木から出来たモクメンに似ている。モクメンをミクロの単位まで細かく繊維状に広げたものがセルローズになったものだと勝手にイメージすれば、もう60年も前になるが、当社の先々代が、大阪空襲の焼け跡の地でミシンの梱包を始めた時、最初は、大量のモクメンを使って荒縄で結んで木箱に梱包していたらしいから、当時も 箱入れには大変な苦労があったようだ。それが、間もなく、進駐軍がガムとチョコレートと一緒に内地へ持ち込んだ段ボール箱が流行るようになり、ミシン梱包も直に段ボール詰めになったのだが、発泡スチロールが登場するまでは、隙間埋めには貼り合せ段ボールとモクメンが相当長い期間活躍してきた。その当時からのお付き合いで、寝屋川にある「寝屋川モクメン梶v(現ネオパック梶jさんとは、今も取引が続いている。だから、人の出会い 付き合いというのは解からないものだ。何がご縁で何処へ流れていくのやら。山の彼方の空遠く、幸い住むと人が言う__。


  あの 晴れた空にも  
        まだ だれも知らない 夕陽が沈むこの街で
                             ももいろに染まる雲の帯 
                                  れんめん 不思議と続く人の帯  
                                                     だから今日も モクメン記念日


2004年9月24日
今日は昼から、来客。例の流行の『岩石浴』なるもので開発商品 ストーンキューブの打合せに、ウレタンの加工専門業者様2名と細部を詰める。これも成り行き上、結果で賽の目はどちらに出そうか さっぱり解からない商材だが、とりあえず話は少しだけ進んだ。京都の嵐山駅に 足湯スポットが出来たらしいが、健康ブームは意外な広がりを見せるのだろうか。全く未知数だ。___、、、、、 おっと、製作実例集を更新作業中、迂闊にもまた机で眠ってしまった。こちらのページに戻ると まだ3行程度しか書き込みが進んでいなかった。夢の中で、先日の大阪高専主催の産官学交流会の広い展示会場が甲子園球場並みに大きくなって現れた。何故か、セルパネの展示ではなく、セルパネに海の砂やサンゴや貝殻を一生懸命詰める実験を披露していた。白い砂、赤い砂、パーマネントブルーにきらきら輝く砂、行ったことも無い あの沖縄の砂なんだろうか。もし、このまま地球が温暖化してくれば、沖縄は、常夏の島ハワイのようになるんだろうなあ。今日はここまで


2004年9月23日
時々日経新聞日曜版などで段ボールを使った新型家具で話題になって掲載されたりしている京都のあるダンボール屋さんから朝方電話があった。今日は休日振り替えで営業らしい。それで早速、例の 急に馴染みの箱屋さんが廃業になってしまって商品発送に困っておられた或る製造メーカーを紹介した。重なるものだ。昨日は、姫路の方から 発泡アクリルの45センチ角厚さ3mmを公差0,15mmで加工してもらえるところはないかと問い合わせがあったので、高槻のO技研を紹介した。わたしは、特に振り替えの休日は無い。毎日が営業日のようなもので2年間続けてきている。だから「お休みじゃなかったですか」と言われるとちょっと返事に詰まった。その後続けて、造形用の加工品 しかも業務用らしいお問い合わせがあったので、内容から直ぐに、これはと思い、寝屋川にある あの有名な造形のプロ集団 造型社を紹介した。別に何のことはない。そんな複雑な加工なら造型社に決まっているから、右から左へ交通整理をしている訳だ。あと何軒か自分とこも紹介して欲しいと頼まれているから、次は順番にご紹介致します。その事斯様に、様々なお問い合わせが何故か解からないが今日も4件あった。後一件は、どこで読まれたのか さっぱり覚えていないが、身体にいい鉱石(名前は忘れましたが、)を団扇に引っ付けて発売したい、と言うアイデアの方でした。別に公開してもいいとのことですので、アイデアの内容を書いておりますが、面白そうなので、さて例の四国団扇の7代目社長でも取り上げてくれないかなあ、と思いましたら、とっくに新商品として出しておられるかも知れない。本当に遠赤外線団扇ってあるんだろうか。そんなことを考えながら、こちらはこちらで近くのホームセンターで298円が、売れ残りで50円に下がった水草を異種類ばかり10鉢買ってきて、季節外れの水耕栽培の実験を始めようと目論んでおりました。何とか形になりました例の研究所から依頼のあった特殊フロートに本当にいけるかどうか解かりませんので実験的にこの水草達を使って調べてみようという魂胆です。Nハム研究所のSくんにもお分かり頂けるかも知れませんが、こんなことをしながらも 例のセルパネの改良を やりもっております。カタツムリ式モーターでなかった、何だったか、あれこれとひっくり返していたり、部品探しをしておりますと、今日も日が暮れました。

岡山毎日広告社のYくん、お兄さんの手術無事をお祈りいたします。肝臓移植は今年になってやっと保険がきく様になったんですね。貴君ももう6年前になるんだろうか。過労から心臓で倒れて緊急入院した時は驚きましたよ。下記のNハム研究所の所長の有難い訓示を参考にされたし。仕事は気持ち半分ですよ。半分、か、さてこれから例の図面を書かないといけない。もう0時を回っているね。ではどちら様も失礼

追伸  学生のころのあの伝説のマドンナが大病の後、今補聴器を付けて暮らしていると知り、大変ショックでした。みんな何か病気を抱え始めたね。そんな年齢だなあ


2004年9月22日
昨日今日と枚方国道1号線の渋滞はほとんど麻痺状態だった。昨日は不幸な人身事故があったようで一日動けなかったが、本日は飛び石連休の為なんだろうか、さらに道路は混んでいた。ほんの数キロの配達に1時間以上掛かっていた。2極化なんだろうか、ワンボックスカーのレジャー組みがやたらに目に付くようになった、一方で軽トラックにラッパズボンの汗だく組みや営業用の自動車に背広ネクタイも目に付いた。そして、われわれの仕事は忽ちに渋滞に影響されていく。後手後手になっていくのだろうか。確かに、枚方まで第2京阪国道が延びてから車の流れは相当変わってきた。町外れの偶にしかトラックが走らなかったような前の道に 2トン4トンや大型10トン20トン級トレーラーまで引っ切り無しに走るようになって、裏道が表参道になったようだ。名古屋方面から大阪中心へ向かうのなら この前の道を利用するのが 一番早い抜け道になってしまったんだから仕方がないか。

さて、Nハム研究所所長のS君から、久しぶりにお便りがありましたので少し紹介します。役員になったかと思っていましたら、どうも次期専務補佐候補かかえ付きになったそうで、毎日、北海道から九州まで社長さんや副社長さん等と技術幹部達と一緒に 新商品の開発で忙しく移動しているそうです。打合せや情報の交通整理の仕事の方が多くなってしまって、現場の研究者達の事を 常々 しっかりと思い起こしていかなければ、全体の会社の流れがどちらを向いているのか解かり難くなるそうです。次の次くらいは社長になって新聞紙上で皆さんの前に出て来そうですね。ちょっと楽しみです。

  『おーい元気だぞー。出張多くて、返事が遅くなり申し訳ありません。
   セルパネも藤やんの手作りだから大変やなー。身体壊さんように限定生産にしぃや!!藤やん何人おっても足らんでぇ〜!   !!     とある賢人に送られた言葉を贈ります。

          「では、仕事は気持ち半分に! 先々のことを考えて余裕を持って
           腹八分、出る釘は抜かれ 上がる足は引っ張られる
           話すなと人に話せば1周してくる
           いつまでも無いとおもう運。
           いつもある災難
           人の一生はわらじを履いて遠き道をすってんころりん」

           ほんじゃ!!   』

 どうもありがとうございました。本当に Nハム研究所S所長のことを漫画にしたらごっつうおもろいやろうなあ。


2004年9月21日
今日も朝からとんからりん♪ とんからりん♪の在庫積み上げ作業だった。最近は有難い事に 早急にしなければならない緊急を要する諸問題が沢山あって結構なことだと思っていると、何のことはない、さらに結構な「第4次値上げ」の話がメーカーから転がり込んできた。上がる上がる、タコタコ上がれ、天まで上がって、すってんころりん。そして、土地まで上がりだして、これがバブル崩壊後、「空白の14年」の最後のフィナーレに高らかに打ち鳴らされる ドラや太鼓の合図なんだろうか。「土地が上がりさえすれば家は建つ、、、」と よく材木屋さんで聞く話だが、インフレの進行で いよいよ現実味を帯びてきた。だから、微妙なんだね。ものには、メリットデメリット2面があるんですね。止まらない材料費の値上がりに対し、「土地本位制」が底辺に庶民感情としてしっかりと生き続けるこの日本で、土地まで上がりだしたら却って、今のうちに家を建てておこうと言う方々が必ず増えてきそうだが。

今日も意外展開 おもしろ可笑しいアイデア満載のお問い合わせが2件あった。1点は相当なアイデアマンからでした。そのような意外な工法を取り入れているところは、メーカーに確認しました所、まだないそうです。コロンブスの卵ですが、技術的に乗り越えていかなければならないこともかなりありそうですよ。そして2点目、これはもうウルトラC級です。おっと、もう時間がありません。今日はここまで


2004年9月20日
昼頃まで各種製作。セルパネの製造工程の再検討。時間は幾らあっても足りない中で、連休に関わりなく面白可笑しいお問い合わせが今日も続く。少ないがここまで


2004年9月19日
朝から、通販したセルパネの製作。当初、依頼主からは、展示会に出した後の、少し汚れたセルパネでも構わないと言うことだったし、ご自分でお作りになる防音断熱室のモニターをして頂けそうだったので、ここだけの話という断りで、その引き換えに特価設定をしましたが、会社の方からの指示で、やはり、新規に製作してから出荷することになりました。これでまた、コスト計算しますと完全無欠の大赤字になります。何をしているのかも解からない上、どうやらデジカメ写真の苦手な方のようで モニターデータも見込み薄のようだ。仕方がないか!、セルパネと一緒に”写るんデス”1個と返信用封筒でもお送りしようかなあ。参考になりそうな写真を撮ってもらえるかなあ。
そんな事を考えながら製作半日。その後、例のフロート作りをしてから、また寝屋川まで中古部品探しに使えそうなものはないか物色する。平和堂向かいのホームセンターが珍しく閉店していたので、守口まで行く。低反発ウレタン製クッションとマイクロビーズ製介護クッションを比較して展示しているコーナーを見つけた。意図してそうなったのではないんだろう、たまたま陳列棚が向かい合ってあっただけなんだろうが、両者比較できていいものだと思った。マイクロビーズ製介護クッションの説明書きに『低反発ウレタンのように 反応が遅れたじっとり感がなく、爽やかに細かい所まで気持ちよくフィットします』とあったのが目を引いた。それで、帰り道、気になって平和堂のトイザラスにある「遊イングスペース 愛ランド」のマイクロビーズ製 遊具”モクモクMOKUMOKU”がどうなったのか見に行った。ここにはオープン初日から見に来ている。そして利用者の反応を見て今後の参考にしているが、相変わらず小さい子供達に超人気のようだ。あの不思議な感触が喜ばれている状況は変化がない。これを見たら「彼らこそ、これから大きくなれば発泡スチロールの意外な使われ方に興味を持ってくれるんだ」と、くそ狭い業界の誰か、あのK淵化学の研究所のどなただったか真面目な主任研究員なら言いそうだ。直ぐ横には、これまた今、小さい子供達に超超人気の『かぶと虫王者 ムシキング』というかぶと虫やクワガタ虫が対戦するゲームの前には長蛇の列があった。8台並んだゲーム機はどれも1時間待ちだそうだった。機関車トーマスのポップコーンを食べながら、そんなに面白いなら試しにやってみようと、今年47歳になるが、5,6歳の小さな子供達に混じって、小一時間待った。確かに子供達の間に絶大な人気を誇っているだけあって、次々に出てくる強そうな虫虫との対戦は面白かった。この子供達が高校生になれば、確実に、例えばNHKのロボットコンテストは、昆虫型ロボット同士の対戦になるんだろうか。”ゴホンツノカブト”型ロボットと”マキシムスマイルバネクワガタ”型ロボットの対戦は、じゃんけんぽんに勝って、長い角で相手をひっくり返したら勝ちだ。力士は虫に代わっただけの相撲の興奮かな。こんなのを発泡スチロールで巨大化して作れば面白いだろうとも考えた。


2004年9月18日
先ほど、起きました。いよいよ、書くことがなくなってきたのかなあ。つまらない駄文を、よくも飽きずに毎日せっせと続けてきましたが、この辺りまで続くと、最早続けることに意義があるようになって来る。あと1ヶ月と少しで丸2年だ。当社のように全国的に或いは世界的にも無名の会社では、まさに、広告塔になって率先垂範で時々刻々と近況をそのままお伝えし続けることが、「ああ、あそこの会社 やっているんやなあ」と言った信用になるんだろうが、それよりも、思ったことを書き続けるこちら側の「今日は何を書こうか」とあれこれ話題を探して来て、考えて構想を練って行く作業を延々と続けてきたことの方が、不肖ながらタメになっているように思う。しかし、そのジャストタイム路線で行くのなら、例えば潟Wャパネット高田のように簡単なスタジオでも作って実況をお伝えした方がいいようだ。そして、よく言われる「ぼおーとした顔だ」のこの顔を のこのことスタジオに出しに来て、毎日毎日、とりとめもないことをつれずれに話していた方がいいのに決まっている。リアルだろうなあ。発泡スチロール売るのにスタジオ作って、オンラインで流す所もあるんだろうか!?。あまり聞かないが面白そうだ。セルパネの実況でもすれば、相当なインパクトがありそうだが、今後の課題といったところだろう。今の20代、30代位までなら必ず受けるんだろうか。時代だね。いやいや、もう何処かでしているだろう。もし、今日スタジオをフジカットが開所したら、第一声は、昨日お問い合わせのあった、寝たきりのお父さんの介護に一日中手一杯の方に向かってだろうか。「介護大変ですね。今年の夏は本当に長かったですね。でも、これからも気が引けないんですね。頑張ってください。床ずれ防止用のクッションですね。よくお問い合わせが来るんですよ。量は幾らからでもご注文お受けします。1リッターでも何グラムでもいいんですよ。クッションはご自分でお作りしたいんですね。どうぞ、作って差し上げてくださいませ。それがあなた様のお気持ちですね。近くの看護婦さんもよく買いにお見えになります。夜勤明けで、非番を利用して患者さんのためにお作りになります。こんな看護婦さんに見守られていたら、どんな病気もすぐに治ってしまいそうな気がします。
、、、、、、」と。


2004年9月17日
セルパネの件で社内会議。途中、あの研究所からの来客で中断。急ぎのフロート他製作依頼あり。再び、会議。直ぐに段ボールの営業マン来社で中断。新型商材のサンプル試作依頼。図面からどうも強度に心配だが、見積もりを受ける。直ぐに、コピー機のメーカー来社。これまで使っていた縦に筋縞の走る不評のコピー機をリースで入れ替える。これで仕事もやり易いだろうと思いきや、新型コピー直ぐに原因不明の故障。夕方まで使えず。その間、2年以上前にお取引のあったエンジニアリング様からFAXとお電話で例の実験器具製作依頼あり、見積もりFAXするが、大変急ぎのご様子。急ぎの依頼が ころころすっとんころりと3件続く。今日も有難うございました。掛かりの仕事に一段落つけてから、セルパネの例の改造機器にかかったのが8時頃だった。しかし、9時を回ると疲れが出て今日はそれまでにして片付けた。、、、、ここまで書いているうちに机で眠っていた。時計はもう4時半だ。、、、、と ここまで書いているうちにまた眠っていた。えーっと、時計は、もう時間がない。外は明るい。毎朝の日めくりマラソンで走っていく 近所に住む定年2年生で 頑張り屋の元電通大の先生の 後ろ姿のはげ頭が、窓の外にちらりと見えたのが、朝日で光っていた。この時間この方向から向こうへ走っていくと、時々光線の関係で光るのが見える。さあ、今日も頑張ろう。


2004年9月16日
どうも世界は、まだまだ100年ぐらいはアメリカ中心にパックスアメリカーナで進んでいくんだろうか、といったどうでもいいことを何故か 夢の中でひとりつぶやきながら、昼間の息苦しい残暑に代わって冷んやりとした風邪でも引きそうになる位の微風で夜中に目が覚めた。直ぐ南に広がる古墳の竹林からだろうか、この夏の間は暑すぎて窓を閉め切っていたのですっかり忘れていた天然の冷風だ。思い起こせば大学を出て25,6年が過ぎた。学生の頃はいつ世界が吹っ飛ぶのかと、ひやひやして暮らしていた。文化大革命というのが終わり、ベトナムで戦争が終わり、すぐイランで宗教革命だと叫び声が上がり、フォークランドの取り合いがあったかと思うとアフガニスタンで侵攻事件があって、途端に冷戦終結、 ベルリンの壁の崩壊へと繋がった。東西ドイツが一つになるなど思いもしなかったら、日本では、いきなりバブルが来て、そしてはじけた。アフリカで日常茶飯事の他国侵攻が、中東で湾岸戦争に発展し、打ち上げ花火を見るようなミサイルの雨を初めて見た。こんな国を相手にしてはひとたまりもないなあと感嘆符が出た。その影でじわじわとロシアがまた帝国への道を歩き始めたと思ったら、いやいや、世界中がいつのまにか味気ないアメリカーナに染まっていたので、平和をやりたいのかやりたくなかったのかよく解からないが局地戦が2度三度と起きては、世界の経済は東西経済融合のデフレをこぶしで揉む様に解消しつつあるのだろう。誰かの頭の中ではイラクはもう過去の話になったんだろうか。何年かすればまた、世界の何処かで局地戦をやっているんだろう。たかだか20年でこれほど世界は変わっていく。解からないものだ。しかし、後世の歴史家は、ニューヨークのビルの崩壊やイラク問題をそれほど大きな事と見ていないかもしれない。それより、まだまだもっといろんな事が起きるのがこの世界かもしれないからだ。では、みなさんお休みなさい。


20004年9月15日
私事ですいませんが、ちょっと真剣に引越しを考え始めました。実現は1年以上先になりそうですが、やはりどう考えてもセルパネ用に別に倉庫が要りそうだ。賃貸アパート住いにはかなり未練がありますが、ここは、決断の必要な時のようで、なかなか決断が出来ず、あれこれしている間に今日も時間切れです。今日はここまで


2004年9月14日
ひと月振りに通ったあの研究所への近道だ。午前中、まだまだ残暑きびしく、11時頃には会社の温度計が33度を超えていた。昼から出掛ける事になったが、急に空が曇りだしたかと思うと雷雨となる。車のワイパーが車外の風景を遮る渋滞の中、淀川の枚方大橋を渡り、すぐを右に折れて土手沿いの道を行く頃には、雨足も峠を越えていた。まだ少し、小雨が降っていたが、車を狭い道の少し窪んだ脇にそらして停車した。都会の喧騒の中で、ここへ来るとほっとする。前方遥か先に京都比叡山が遠望でき、振り返れば大阪平野から神戸六甲山辺りまで見渡せるからだ。今日はあいにくの雨で視界が冴えないが、雨に打たれているのだろうか、それでも山肌を霧のような雲が、まるで天女が、羽衣で撫でるようにして横切る比叡山が見えた。京都も雨なのだろうか。

 9月の雨は冷たくて
 車窓の外は 雨
 雨が降ってる



大山崎と八幡の間から見えた雨雲に霞む9月の比叡山。学僧が時代を切り開いたのはいつだったろうか。出でよ 次なる若き勇者達、、、か。 


2004年9月13日
朝からまた、生産体制の見直し、と言ってもさほど見直せるほどはない。せいぜい、機械化についてアイデアを絞るくらいだろうか。HPトップの改善にしても なかなか進まない作業だろう。一つ一つ積み重ねていくほかにない。夕方、メーカーさんから暖かいアドバイスを頂いた。有難いに尽きる。その通りです。我々のように もの作り生産にエネルギーを集中する方がいいところは、確かに商売と直結してはいるんだが、あまり駆け引きに巻き込まれたくないものだ。右の件、確かに了解いたしました。あとあと しんどい思いをして そこまでして売ることもないですね。その前に、もう一度足元を固めましょう。、、、とそんなことをしている内に、大変珍しく、例の研究所からまた製作依頼だ。あれもこれもしないといけない。そして、していくのだろう。高校の頃、日本史の先生に「時代はあれかこれかではないんです。あれもこれもなんだ」といった自慢の歴史論を述べられていたことを 不思議と今だに憶えている。世界が地球の裏側で長い戦争に暮れているのに、こちらでは不景気を吹き飛ばそうと とんからりんの積み上げ作業だから、あれもこれもだと 単純化してみてもいいんだが、2項対立の統一とか言った理系に勝てた文系の自慢論をかざしておられたのでもないのだろう。あるいは、「ひょうたん 鯰 これいかに」と言った禅問答でもなかったような気がする。そこまで理屈をここに 書いたとしても鼻紙にもならないだろう。路頭で野垂れ死にしていった無名の一般大衆が歴史に残ることは まず、殆どないのだから。例えば芥川龍之介の『羅生門』の死体の山のなかで長い髪の毛を1本また1本抜いて集めて暮らす老婆のように この時代の戦争に関係なく、といったらいいのか、どういったらいいのか我々の暮らしは続く。


2004年9月12日
セルパネの件で動いていた。昼頃戻り、モーツワルトを聞きながらHPトップの更新作業をしているうちに疲れて眠ってしまった。お問い合わせは今日も続く。HP更新で時間をかなり取った。今日はここまで


2004年9月11日
個人的に長い付き合いのある由緒伝統の京都の材木屋のせがれさんがお見えになった。セルパネの件で何かと、あり難いアドバイスがあった。今は木造の家は、発注から図面を引いて棟上まで10日掛からないらしい。流通から何から全てが早い流れになっており、もともと時系列を組むと 管理にうるさいお国柄 どんどん早くなっていくそうだ。今日言うて「明日持って来い」だから堪らないが、時々発注者も追いつけなくて忘れていたりするものだから「今すぐ持って来い」となったりする。それがまた全体の資材の流れを早くしていく。トヨタの看板方式ではなくても、どこの業界でも求められるスピードは当たり前になっているし、エスカレートすることはあっても、逆戻りはないだろうとのご意見だった。何かあるとすれば、突発的に社会全体が止まったりする時ぐらいか。「折角、おもろいなあ思おて お付き合いさしてもろうてまんのに 乗り遅れたら笑われまんなー」と 自ら笑いながら一言残して帰られた。 かたじけないご意見有難うございました。大いに今後の参考にさせて頂きます。
そこで今日は終日、生産体制の見直しをしていた。昔からだが、性格か、禄でもないアイデアなら湯水のように湧いてくる。その傍ら、例の研究所のご依頼の試作実験もきっちりこなしていたが、こちらはなかなか進まない。昼めし時、テレビでロボコン大学の部で今年は東大の学生さんが日本代表として海外で競技に参加されているらしいが、偶然その番組の予告を流していた。あれは確か、「ロボテック」クラブさんだったように思う。その節はお世話になったのでビデオに撮っておこうと思ったが、何だBSだったので収録出来なかった。肝心なことを整理し、まとめるつもりだったが時間切れ、今日もここまで


2004年9月10日
今日は2点、ひとつは家つくりのことで不肖ながら相談を受けた。是非にもとこれから木造の家を建てたいと仰るユーザー様からだった。木造の家には、鉄骨のような高周波な振動音がないことが高齢化と健康住宅ブームの中で安眠を求める人達の中で再び見直されてきている。阪神の地震の後、耐震性は凄く上がったし、ハウスでないといけない理由は減ってきた。それに、もともと地震国日本で100年を越え、大地震に何度遭ってもびくともしない木造は幾らでもあるのだから、木造がハウスに劣る理由はほとんど見当たらない。火災に対しても鉄骨鉄筋住宅やハウスであっても火元になるのは、所詮 内装からだろうから、しいて木造は燃えやすい理由にならない。等、上げていくとキリがないほど木造建築のメリットは多い。ところが、そんなことではなかった。ユーザーは、もう木造の家を建てることに決めておられるご様子だった。問題は、その次だった。家を建てることは「一生に一度あるかないかの大きな買い物」というところだ。ほら、そんなに大きな買い物をされる時、銀行員のような固い信用をお客さんに与えることがこちら側に出来るんだろうか。と言う点だった。売る側の最先端がどうなっているのかは知る由もないし、多くの材木屋さんを通してうっすらと窺い知る他ないのだが、どこの世界にもごく一部目立つ動きをされる所はあるのかも知れないが、殆どは、日々如何にして良い物、いい品、いい家、を目指しておられる所ばかりのようだ。しかし、家を建てる側は殆どが始めてであるし、どこで造ってもらおうにも全くこれからというのでは素人な訳だ。素人にとって家を建てるとは、よく言われるが家と”結婚”するようなことかもしれない。恋愛でよくよく相手を知って、2,3年付き合ってからにするか、確かな仲人に紹介されて お見合いをして気に入ってからにするか、だろうか。確かな仲人を見つけられるほど見識眼があれば、ほっといても自分で相手を探すのだろうが、逆に、自分で探し回っているうちに誰がいいのか解からなくなって結局親任せでお見合いというのもあるだろう。それで、お見合いになったとしよう、しかし釣書がないとどうするか。会うまで写真もないからわからない。明日お見合いの日だったら、、、
もう一点。おっともう時間だ


2004年9月9日
朝からとんからりんの積み上げ作業終日。生産体制を再検討する時期に来ているようだが、もう少し様子をみている。そして、次の一手に思案している。思案にクレール___今は何処の山寺に居られるのだろうか、青森県の弘前の近くの或る町長の息子さんだった大学のH先輩に「凡人が何か考えようとしたら、お前のように ぼうっとしていても駄目だ。考える=書くこと なんだよ」とよく言われたことを今でも覚えている。深く思うところがあって、修行僧に転向され、現在もどこかで修行の「先祖供養請負労働者」なる奇妙な肩書きを背負ってご自分の信念を貫いておられるはずだ。学生の頃立てられた原稿用紙数千枚の自己主張は今もって顕在なはずだ。今は何処の山寺でお暮らしなんだろうか。最早、まったく音信はない。残ったのは「考える=書くこと」の部分だけだ。だから、不思議と瞼に残像の残る修行僧姿のH先輩に答えて、こうして考えをめぐらさなければならない。我々のような凡人にとって、考えるとは残された原稿の記述のことでしかないのだ。本当に残念だが、時間がない。考えることは中止だ。そして、またインスピレーションと偶然の世界が待っているようだ。偶然は、やがて過ぎ去ってしまえば、名前を必然と変える。直感を鍛えるには、数千枚の原稿用紙が必要なのかもしれない。


2004年9月8日
製作実例集の更新作業中、また座ったまま眠ってしまった。夢の中で どなたか、お嬢様とワルツを踊っていた。紳士的に、右手を上げて身体を少しかがめ 挨拶をしてから踊り始めた。まるで何処かの映画で見たような舞踏会のようだ。ちょっと違うが、生バンドがジャズを弾いているのに、ワルツのリズムだった。お顔を拝見すると よく見るとどこかで見たことがある顔だったので、夢の中でこれは夢かも知れないなと気が付いて、その後直ぐ目が覚めた。____踊りと言えば、25年ほど昔、よくアングラ演劇を見に芝居小屋へ通ったものだ。今はもう全く時間がなくて行けなくなったが、週に3回ぐらいアングラ劇場をはしごしていたこともあった位だ。発泡スチロールの業界に入った途端、夜勤が多くなって全く行けなくなったのだが、今でもあの頃が懐かしい。貧乏に暇なし。今日はここまで


2004年9月7日
今日は、密かに小説でも書いてひと山当てようと目論んでいたが、よくよく考えてみると何で今更そんな大それた事を思いついて思いつきの捕らわれの身になっていたのだろうか。解からないものだ。ちょっと本屋で立ち読みしてみて、大学の旧友で小説家をしているN君が出している単行本を開けてみてげっそり、興冷めしてやっと諦めた。彼が、またこんなに面白い新刊を出しているとは知らなかったし、筆不精の小生には決して足元にも届かない世界のようだ。もともと売れるような文章を書くには、それだけの下地もいるだろうし、書き上げる為には練りに練った構想が必要だろう。読者に何らかのスリルも与えなければならないだろうし、次に繋げるような感動の余韻が続かないといけないだろう。、それを読み飛ばすうちに何となく主人公が大暴れしたり、センチにロマンを振りまいたりしながら感動のクライマックスへといった程度の起承転結式構想では、ありきたりで、小学生でも書けそうなのに、よくまあ、この忙しい中で そんな気分に取り付かれたものだ。と言うのも、今日もセルパネのお問い合わせが2件あり、またある材木屋さんからは見積もり依頼があったりしてから、大変バタバタしていたのだが、何とかその仕事にもキリが付いて、ホッとした直後、『パッチワーク通信社』とかいう出版社から問い合わせがあったから、つい、我ながらついついその気になってしまったようだ。その出版社の担当者さんの「何とか頑張って売れる本を作ります」という、けなげな ひた向きさにも、出版社の仕事内容もよく考えずに 勝手に「大したものだ」いい話だ、と決めて掛かっていたのは、直前に、セルパネの件で僅かながら進展があり、その僅かな誤解が、マトリック性の有頂天を生み出す架空の傑作を演じていたからだろうか。けっさくな話だった。今日はここまで


2004年9月6日
ある研究所からのご依頼の試作実験だったが、余りに酷使し過ぎたようだ、耐熱ガラス製の加熱容器が破損した。試作は130個近くになったが、仕方がない。ストップだ。どれもこれも中途半端なものばかりだったが、最後に出来たものはまだ あのひらめきを形にしただけに、上出来だと思っている。これで上手く行くようなら勝手にこちらで特許でも取りたいくらいだ(笑い)。正確には全く資金的な援助はないし、最終的なアイデアは3日ほど前にふと思い付いたものだし、ベースに「あれはできないか」という信じられないような天才的な発案をあの研究者から頂いただけなので、技術的な詰めはすべてこちらでやってきた。しかし、それでは何となくあの紳士的な研究者に申し訳ない。楽しみは年に数度の小舟で鮒釣りだけが趣味で、暇さえあれば研究に没頭されている あの博識な、そして研究所を訪れる人達に誰隔てなく いつも時間を割いで解かりやすく解かりやすく、その研究を披露して頂いているあの人に申し訳ないものだ。いつかはこんな事もあった。中国やベトナム、タイ ラオス インドネシア、シンガポールなど海外からの留学生達が何をなめたか、3時間も遅れて研究所の見学に来た時だった。説明用に用意したものは夏の暑さの為にすべて駄目になっていたのに、それは彼の生涯を賭けた大事な研究の一部ではあったのだが、黙ってまた新しいものを留学生達の為にご用意されていた。「誰にも言うな。こんな犠牲は大したものじゃないんだ。国に帰ってゆくゆく花を咲かせなければならないのは彼らの方だから」と仰るあの研究者の後ろ姿には、言い過ぎかもしれないが”後光”が走っているのが見えたものだ。世の中、その事斯様に天才的な研究をなさっている方には人間的にも出来た人が多いものだ。だから、たかが特許のひとつで踏み外せないものがある。


2004年9月5日
一日各所をうろうろしておりました。金にならない時間がむなしく過ぎておりました。機械の事なら何でも屋のマキノ機工に頼めばいいものを自分で探すとなると時間が空しく過ぎていきます。ある金物屋を長時間物色して店のオヤジに白い目で見られながら、 もうひとつだったので、次のリサイクル店を当たろうと思い、出口のガラス戸を開けようとすると外は雷を伴った凄い夕立だった。気が付かなかった。それで、仕方が無いので店の中に引き返した。店の窓から時折ピカリと光る外の景色を眺めていると、通り雨なんだが、いつもの年に比べてどこか違う雨だった。まだこれから夏がやって来そうな7月の梅雨が終わったばかりで雨エネルギーが100%の突然ドサッと降る、若いというか、元気一杯の雷雨そっくりだった。アスファルトの地面をを跳ねる雨粒がこぶし大の大きい物に見えた。
突然、夕方7時過ぎに大きな横揺れが1,2分続いた。まるで将に「大きな なまず」の上に乗っかっているような感触だった。或は、満員電車の急カーブで身体を支えきれなくなる時とよく似ている。震度5、和歌山沖が震源の地震だった。神戸のあの地震以来の大きな体感地震だと思った。夜半0時前に余震もあった。「地震、雷り、金物屋のがみがみオヤジ」と云った一日になってしまった。


2004年9月4日
朝から高級ステンドグラス製の時計をお作りの時計屋さんから、早速時計の実物が届いたので、しばらくお借りして、発泡スチロールを使った梱包スタイルの試作をしていた。このHPを始めてからよく来る相談のひとつだった。引き出ものの高級時計の小口梱包を請け負ってからもうかれこれ3年以上が過ぎたのだろうか。だから、時計の発送の場合、一番気をつけなければならない箇所が大変よく解かる。案の定、折角送られてきた時価数万円の有名アーテストによるオリジナルモザイク模様の高級時計だが、エアクッションや段ボール箱で針の上を覆っているだけだったので、針が完全に歪んでしまっていた。その写真を掲載しましょう
 ゆうパックでも民間運送会社でも最先端の現場では、大変競争が激しいので相当慎重に発送作業はされて来ているとは思いますが、どうしてもご覧のような蓋を開封して 始めてわかる 見えない事故が起きるものですね。そこで、いつものように、針が軽い積み重ねや、横投げでも傷まないように 寸法計算をして緩衝材を作成し、 上下を挿んで固定する方法で梱包をご提案することにしました。しかし、人間というのは不思議な生き物で、こんなことをしているうちに、1ヶ月ほど前から続けているあの研究所から依頼のあった試作実験で、ふと思わぬアイデアが浮かんだのは有り難い。実験の100こ以上にのぼる失敗作を眺めながら、そのアイデアを膨らませていました。社内に有るのは大変小さな加熱容器しかありませんが、何とかこれに見合った金型を探さなければなりません。明日はまた忙しくなりそうだ。


2004年9月3日
あと1ヶ月も続ければこのページも丸2年になる。まあ、これだけ詰まらないことをだらだらと書き続けてきた。ようやくゴールも近いようだ。
お問い合わせ有難うございます。こんな雑なHPですが、HPの新規作成の参考になりましたでしょうか。まだまだ工夫が足りませんが、基本的には「HPはワードの延長だよ」と何方かにお聞きしたことがあります。
お問い合わせ有難うございます、アンパンマンですね。出来るだけ割安な方法で検討させていただきます。何ででしょうか、子ども達に根強い人気がありますね。ウルトラマンとか仮面ライダーとかどらえもんとか、セーラームーンもでしょうか、皆息が長いですね
お問い合わせ有難うございます。ガラス時計の梱包発送でいちばん厄介なのは組み込まれた機械部分、特に時計の針が、搬送時の振動で外箱にあたって歪んでしまうことですね。しかも、2,30個単位の発送ですから、なかなか相談に乗ってくれる業者が見つからなかったということですね。エアーマットは意外と弱いですので、発泡スチロールの登場ですね。
お問い合わせ有難うございます。検討の結果、そのけったいな形状、サンプルで製作してみます。何にお使いかまったくよくわかりませんが、どうぞ宜しくお願いいたします
お問い合わせ有難うございます。石の部位の発熱蓄熱がどの程度か気になります。まあ、発泡スチロールでも800度まで燃えない超耐熱の発泡スチロールもあるにはありますが、、、
お問い合わせ有難うございます。実は、他の研究所からの依頼で発泡スチロールを使った実験を密かに続けておりますが、偶然かどうか、よく似ていて その一件も面白そうですね
ご注文有難うございます。JREU横浜様ありがとうございます。商品の方ご用意できました。
お問い合わせ有難うございます。十字アングル、1850個、一体何にお使いなのかさっぱり解かりませんが、強度と数量とからおそらくどうしてもこの程度の納期計算となりますね。
お問い合わせ有難うございます。セルパネは今の所、受注生産となります。一応、当社がメーカーと言うことだと思いますよ。セルパネに関しましては、先日の展示会のあと続けて数件のお問い合わせが頂けました。有難うございます。サンプルは有償ですが発送させて頂きます。
お問い合わせ有難うございます。元新聞社の方から有り難いご声援を戴けまして恐縮しております。今後、製造方式に少し工夫を入れる予定です。
中学の同級生だったNくん頑張ってるか。気を落とさず、前向きにお互い頑張ろうな。



2004年9月2日
今日は朝から とんからりん とんからりん とんとんからりん♪ とんからりんの機織りのような機械音の響く在庫積み上げ作業。方々からお問い合わせが続く。書き残しておくべきことが次々と出て来る。有り難いの一言かもしれないが、万感を込めて、何ごとのおわしますか知らねども お礼申し上げる次第。有りがたや在りがたや。
以前お世話になった事のあるA発泡スチロール製造メーカーの社長さんのその後の足取りが風の噂でつかめた。現在、水商売をされているそうだ。んーん、人生解からないものだ。実に解からないものだ。確かに、発泡スチロールは製造段階で結構水を必要とする。純水にろ過精製して使う。使用後も熱回収などして循環して使う。だが、だからといってその水を商売にされたとは、、、解からないものだ。最後にお会いした時は、通りすがりだったが、淀屋橋の法律事務所の前を両肩をイカツイ男達に抱えられるようにして うな垂れて駅の方へ引きずられるようにして 歩いていくのを偶然見かけたのが、あれは確か 今から4年ほど前になるんだろうか。到底 声を掛けられるような雰囲気の横顔ではなかった。2年前に側近中の側近だった人が死因不明の急死をされたが、その頃には既に密かに次のビジネスの為に人知れず動いているらしいといった情報が寄せられていたので、あの人らしいと誰かが話していたものだ。だが、やはり、上手く行かなかったのだろうか!人生あまり高い所へ行ってしまうと落ちてきた時が大変だ。しかし、どうやらまた再度、何かに挑戦されているようだ。 定年の無い我々に待っているのは、日々、僅かながらも生活の糧をうる為にも 前向きにそれに向かって進んで行く外に無いのだろうか。何百人も部下を従えて社長室であぐらをかいていた男が、今は路端で鉢巻にメリケン粉を練っている。解からないものだ。あの威勢のいいもの言いは、なんなのだろうか。人生は七転び八起きだとは云うけれど、65歳。なけなしの挑戦は続く。

    なな転び 八起きはすれど また転び タオル鉢巻 人生カンパイ 


2004年9月1日
朝から各種製作。昨日行った、 代々の会頭の銅像が並ぶ商都伝統の大阪商工会議所のすぐ横にあるマイドーム大阪で開かれた府立高専主催北大阪商工会議所等々協賛の第4回産官学交流会の余韻と言うべきか、大阪の先端的な多くの技術集団から受けた心象インパクトがまだ相当きつく残っている。頭の中で整理が出来ていない。やはり、時代を追って夢を見ている連中の中にはしっかりと地に足をつけて花を咲かせている者達がいる。展示ブース以外でも幾人かお声を掛けて頂いた。老若男女が年齢に関係なく頑張っている姿をこうしてずらっと並べられて比較できる機会はそう無いだろうと思う。何せ、高専が噛んでいるだけに年齢層が広い。20歳にも満たないのに 技術好き好きオタクの若者が何人も混じってやって来る。一方、松下電器でオーデオ部におられて定年後、高専のロボコンのアドバイザーとして若者達と一緒に取り組んでおられる70歳代の高齢のお元気な方から、セルパネの件で有り難いご意見を頂いた。この場を借りてお礼申し上げます。どちらにしろ、昨日今日の継ぎ接ぎで研究されているところは無かったようだ。皆さん、アイデアを温めてここまで来るには大変な見えないご努力があったことは容易に想像が出来たのだが、当社のような弱小企業でも、いざ研究開発となれば、負担が物凄く大きいものだが、その辺りの台所事情が気になった。気になりだすと、何故か我が身を振り返って冷や汗が出た。とうとう、本当は、交流会の後の懇親会での横の繋がりを深めることが大切であったはずだが、すっぽかして帰ってきた。本当は高専の幾人かの先生に技術的なことでお聞きしたいことがあったのだが、並み居るベンチャー企業の押し出しに圧倒されるし、隣の商都大阪を代表する代々の会頭の銅像を思い出すと、どうも恥ずかしくなってしまった。今日はここまで


2004年8月31日
全く時間がなくなりました。セルパネの展示会の様子はセルパネのページに詳しく載せました。東京の鈴木さんにも連絡が出来ておりません。時間切れ、今日はここまで




2004年8月30日
朝から、セルパネの展示会の準備でばたばたしておりました。そんな中、重なるもので、セルパネのご購入希望の方がありましてSS-B100Wを12枚急遽製作して、発送致しました。合間を見て、東京からお送り頂いた例の材質のものを使って、この前より取り組んでおります試作を何度かしておりましたが、可能性が広がる分、方向感が無くなっておりました。ネットショップの問い合わせからは、今日もへんてこ ころりんな奇想天外ingなアイデアが継続しております。誠に、この国は、実は皆さん発明好き好きアバレンジャー王国なのかもしれないと思います

※ギネスに挑戦!世界第1級規模の発泡スチロールで建てるお城
 大和郡山市から製作作業の進捗状況をご報告戴けました
 Rの加工にニューアイテムが登場し作業も格段に進んだそうです。
    んーん 日本瓦の独特な曲線が出せていますよね。しかし、世界一のお城を覆う瓦曲線作りはまだまだ大変そうです。台風ですが皆様頑張ってくださいませ


2004年8月29日
どうやら、31日の府立高専や商工会議所などとのマイドーム大阪での『産官学交流会』は、台風16号の暴風の中での開催になりそうだ。風向きから恐らく今回、一般の見学者数は余り期待できないだろう。一年掛けてご準備に奔走されてきた北大阪商工会議所の木村課長さんのご苦労が報われるかどうかはお天気次第といったところだろうか。ここ数日の大変なご心労が否が応でも伝わってきます。此方としましては、あとは、交流会に出展されている産業界、官界、学界、の各専門家 研究者達の反応を伺い知る事ぐらいだろうか。フジカットでも、今回、学校関係が夏休みということもあって、セルパネ研究班の臨時スタッフを1名ほとんど無給に近い額で雇い、特別に今回の展示用パンフレットの作成から準備にまであたらせて参りましたが、何せ、臨時のアルバイトな故、こんな台風では当日会場に来てくれるかどうかまでアヤフヤな所もあり、困っておりました。交通費や自家製のおにぎり手弁当も用意するし、3時の休憩には、サントリーのドラ右衛門を1本つけるからと念を押しましたが、解からないものですね。「折角ですのに、風がありましたら、 」と連絡があった。当日までに また助手を探さなければならないようだ。

その為、また、現在書きためている例の『発泡スチロールにおける 工作への招待』の小冊子(予定定価680円、272ページ)はあと2,3ヶ月遅れます。今日はここまで


2004年8月28日
今のうちにと思い、31日マイドーム大阪で開催される展示会の準備をしておりました。セルパネのセッテングがよく解かるようにと木片を組んでセルパネを挟んだ状態にしてみたり、他にパンフレットの準備です。その後、ばたばたしているうちに夕方になってしまいました

製作実例集少し追加しました


2004年8月27日
今日も朝から在庫積み上げ作業。ようやく夕方になってセルパネの展示会向けを製作し始めた。

遠方から獣医様にお越し頂けました。ワンちゃん達のオペのエッセンスを仮想現実的に再現して頂けまして有難うございます。何せ畑違いの現場のことゆえ、大変参考になりました。こんなところにも発泡スチロールが大変な役割を持って使われるんですね。後で実例集に更新させていただきます。実際にオペを担当している人でないと全くこの大事なカーブのことはわからないと思います。先日来、人間様の病院関係の方からは問い合わせがよくあり、当社も何度か似たようなものを製作しておりますが、獣医学の研究所の方から これほど なまなましい現場の使用方法をご指摘頂いたのは初めてでした。ありがとうございます。今後の参考にさせて頂きます

養生箱のお客様 お越し戴けまして有難うございます。早速ですが例の変更寸法で製作に入ります。なんせ納期が殆どございませんから急ぎます

中学同窓の方からお手紙を頂きました。あのバブルの頃、親父さんの うどんのチェーン店はあの私鉄沿線駅毎に24,5軒出店されていた華やかな頃もあったんですね。貴君の未来に満ち溢れ、希望に輝いていた瞳を今も記憶しております。倒産で家を追われてから反社会的な非行に走ったり、アメリカへ渡って夢を再びというのも挫折してしまい。帰国、その後発明協会に籍を置いていた頃もあったんですね。しかし、長年の無理がたたり、病気入退院をくりかえし、定職にもつけず、今では生活保護を受け、障害者年金で孤独なお暮らしとのことです。あまりにも貴君のことをよく知る私と致しましては、突き放した言い方かもしれませんが、ただ、頑張って生きて行って欲しい、と言えるだけです。「頑張ってくれ、影ながら応援はするが、貴君はそれを決して受け取らないことを知っている。だから、がんばってくれ」また、いずれ会おう。会って飲み交わそう。


2004年8月26日
今日は朝から在庫積み上げ作業終日。時間の合間を見て例の試作実験。これで試作ばかり76個出来た。営業も場数を積めば何とかなるように、或は学校のテストの勉強も何度も練習題をすれば何とかなるように道が開けてくるものだろうが、実験を伴った試作の場合は、全く何ともならないようだ。ただ、空しく悪戯に時間と経費が無駄になってどぶに落ちて行く。先が見えない。これだけ頑張ったからと 途中の過程を評価してくれたのは、教室の空を切って、びゅんびゅん飛んで来るチョークが懐かしい中学のK教諭の数学のテストの採点の時ぐらいなものだ。何ともかんとも、 ぼやいても仕方が無いから、にっこり笑って諦めてまた次の試作に取り掛かっている。ある研究所からの依頼だとはいえ、人に言われたから始めただけで、普通なら10個も試作しないだろう。まして、発泡スチロールの一般企業でそれが発泡スチロールだとは言え こんな突飛なことに研究費の予算は付かないだろう。だから、手弁当でやるしかないのだ。始めは、確かに面白そうだったのは、正直な感想だ。20,30と試作を重ねるうちに、楽観論はとっくにチョークと一緒に教室の隅に転がって行った。50,60となるとやはり系統だてて試作実験をしないといけなくなった。結果の収拾が付かなくなってきたからだ。70個を越えると先が見えなくなっている。ところが、71個目でおや、「これでいいじゃん」というのが出来上がり、72個目で「うーんもひとつか」と振出しに戻り、73個目でまた、おやおやとなり、74個目でまた「うーん」と云った結果のジグザク現象が来た。ところが75,76とまったく元の木阿弥状態に走ってしまった。時間切れ、体力切れ、残るはセルパネの展示会の準備を急がないといけない。8月31日マイドーム大阪で開催の『産官学交流会』にセルパネをまた展示しに行くことになっている。

お問い合わせ有難うございます。大概、もう少し思いつき程度のアイデアのお問い合わせが多いのですが、こちらは大変実践的な取り組みですね。そうですか、そんな流行に発泡スチロールが使われるんですか。正しくこれからの商材でしょうか。本当に面白そうですね。

お問い合わせ有難うございます。滋賀県の工業技術研究所のM教授に以前頂きました発泡スチロールの誘電率に関する研究書がございましたのでコピーしてFAXさせて頂きました。いわゆるホームセンターに並んでいる発泡スチロールとは全く違うかもしれませんが、それだけ斯様に発泡スチロールも様々な商材が出ております。まあ、トウモロコシでも製造される時代ですからね





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