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「わたしの研究開発雑記ノート」

                                                                          
                                               
2003年12月19日
今日も朝から在庫積み上げ作業。各種製作。セルパネ加工の再検討。巨大な魚箱作り。アンテナ台苦心。円柱各種。水槽在庫。
吹きさらしの中で作業をしていた為、体調を崩した。今年もあと10日ほどだ。休むわけにもいかず、無理は禁物と他人には言いながら、やるしかない様だ。

 うたかたの キリの揉み擦り たれゆえに 穴あけ作業ぞ 嵐と呼ぶらん


2003年12月18日
今日もせっせと在庫の作業。各種製作。折角、こんなページを担当しているのだから書き残しておくと後々の参考にもなって きっと面白楽しいことが 次から次へと出て来るはずです。今日も発泡スチロールを使いたいと遠方から由緒伝統の窯元当主が見えられた。うーん、と唸るような斬新なアイデアだ。なるほど、そうやって火力を調節出来るわけですね。不思議といえば不思議なものです。その後、見えられた方は、年老いた実母の介護に疲れておられました。ご希望は 発泡スチロールの薄い板を廊下全面に敷き詰めたいとのことでした。目を離すと廊下でこけて痛がる実母にみかね、クッション替わりに家中を発泡スチロールで被うのだそうです。高齢化が進みます。世界一だそうです。介護制度もできた。しかし、日々の こんな思いやりがなければなんにもならないのかも知れませんね。有難うございました。昼前、或る研究所から商品を引き取って戻り、明日から正月休みで「いいお年を」とご挨拶があったと話すと 社内に激震が走った。1月5日まで約3週間休むところもあるとは世の中、何と不景気なんだ。日本で景気がいいというのは確かに首都圏とその近辺だけかもしれない。他はさっさと早くも正月休みだ。若い人はレジャーだ旅行だと何処かへ行ってしまう。仕事がなくて、このまま在庫を積み上げるよりも いっそ全社長期休暇にしてしまって 在庫は減らせるし、研究所のような日頃は24時間関係なしに仕事に拘束されているところは思い切ってこの位休みを設けてあげた方が、新しいアイデアも湧いてくるだろうし、一挙両得、経営の苦肉の策なのかもしれない。夕方、ちょっと足を伸ばして、発泡スチロールの成型工場へ行く。「あーー、」この会社は休みは未だのようだ。みんなやつれた顔をして黙々と仕事をしていた。「魚市場が年末まで開いてるんですよ」ということだったから何のことは無い。正月も連休のひとつに過ぎないようだ。 翻って、こちら営業部デスク、もう1年以上無休状態が続くのに、何故だろうか今のところ平気だ。こつこつと詰まらない駄文を綴る。


2003年12月17日
今日も申し訳ないと思いながら、疲れが出て、寝てしまいました。ぐっすり眠ってしまったお陰で、どういうわけか また、先日の同窓会の楽しかった場面が夢に立ち現れて来ました。夢の中では、理科の実験室で白いテーブルに皆並んで食事をしていました。弁当を広げて食べていたのだろうか。そんな事あっただろうか?古い記憶。今は昔。では失礼。


2003年12月16日
申し訳ないとは思いながら今日も実にいろいろとご迷惑を振り撒きながら一日が経った。朝から在庫積み上げ作業。各種物件製作作業をこつこつと。あっという間に外を見ると真っ暗だ。麻酔で痛みを止めていた右下奥の親知らずが又痛み始める。予約を入れていた近くの歯医者さんに直行。確かに親知らずの虫歯というのは聞きしに勝る手強さだ。「もう、抜きましょうかー」と医者が情けない声で了解を求めるが、あぐーあぐうーしながら上体を反らして 必死で抵抗した。「ここまできたら大概抜きますよー」と呆れた声で言う。歯医者さんの表情が見えない。目とまゆげで表情を探るしかない。「セメントで仮どめしておきますから、年内にもう一度来てくださいよ。餅は食わないように」と吐き捨てるように言うが、答えようがないから首をやたらとピクピクさせた。だらりと垂れ下がった顎を引きずりながら自転車を押して帰る。12月の或る晴れた寒い夜。いつもの帰り道の よく立ち寄る屋台の たこ焼屋の前を横切る。「おー、旦那ー。今日はもう店仕舞いでんねや。2舟残ってまんでー」75歳の元気な店主が声を掛けてくれる。あーあー言いながら指で開いた口の中に指差すと、「おおー、まだぎょうさん歯ーありまんがな。ほれー」と20年ほど使っているという総入れ歯を外して見せてくれた。これには参って2舟 たこ焼を買った。


2003年12月15日
今日も朝から在庫積み上げ作業が続く。昼過ぎに例の「手作り用トーテンポール24」キットを近くの学生さんが引き取りに来られる。大きすぎて2台の自動車でも乗りきれず、屋根の上に紐で縛りつける。「手作り用トーテンポール24」キットを見られて何故か、大変喜ばれたので、こちらも驚いた。実例集に写真を追加。これさえあれば、どんなトーテンポールも誰でも簡単に作れますね。きょうはここまで。


2003年12月14日
高槻の方へ偶々用事があり、途中急ぎの実験用サンプルを届ける。珍しく、信号をすべて青信号で通過できた。今日は材木屋さんは大抵休みだが、それもめずらしい。その後、在庫積み上げ作業。例のケッタイな形の加工作業。近くのD大学の学生さんの売約済み製品だ。「わたし達 まだ、学生なんです。もう少し負けて貰えませんか」と電話で言われたことが印象に残る。学生さんとお聞きしたので原材料費にお茶代ぐらいで まあッ、いいかと思って値段をはじいたのですが、それ以上につい甘く対応してしまい、お陰で作業外時間に製作といった埋め合わせでやりくりする羽目になった。今回だけですよ。誰にも言わんといてや。また、完成したら写真でもちょうだいや!ほんま、がんばってや!日本の若者屋さん。


2003年12月13日
朝から在庫積み上げ作業。今日は土曜日だというのに周辺の工場は、休んでいるところが多そうだ。道に溢れている路上駐車が殆どない。忘年会か、不景気からか、よく解からない。逆にお隣の鋳物工場は、土曜日だというのに仕事のようだ。ベートーベンのエリーゼの為にのメロディが 動くと自動的に流れるフォークリフトが休みなく走り回っている。発泡スチロールで作る水槽の在庫も積み上げ作業。その合間に、例の浮力実験。そうこうしていると、1m×1m×1mのブロック2個のご注文。張り合わせた後、特殊加工を入れる大変な作業だ。手間取って辟易していると、今度は4m×4m×4mのお見積もり、こうなるともう一体全体何かわからない。「なんのこっちゃ」とため息がでる。よく見ると、40mm×40mm×40mmだった。その後、近くの学生さんから40cm×40cm×40cmのご注文。今度は手ごろな大きさだが、芯に特殊な穴あけ加工。毎日いろいろあります。ありがたいことだ。今日はここまで


2003年12月12日
昔は家を建てるのは年内の仕事は年内に、年越しで建てない、というのが多かったようだが、今度の年末もその通例は崩れて来ているようだ。朝から在庫積み上げ作業。延々と絶えることなく、同じ作業を繰り返す在庫の積み上げだ。どこまでも倉庫は埋まっていく。仕事があるだけ有難いと言うべきか。時間が空くと、発泡スチロールの水槽にポリエステルを塗ってみたり、エポキシ樹脂にメタノールで希釈し、「いい加減」の比率を探していた。硬質ウレタンにはそれなりの良さがあり、エポキシにもそれなりがあることがよく解かった。結局、最後は京都城陽市にご自分の研究実験室をお持ちの実験ボランティアンの無給顧問が良く話す このいい加減が難しいということだろうか。そしてアイデアと熟練だろうか。エポキシにも もう飽きてきたような気がするが、もうしばらく希釈割り出しを進めなければならない。一方、他の素材探しも進めよう。

お問い合わせ有難うございました。30坪の家でセルパネ600枚ぐらいです。勿論アバウトですからあまり当てにしないで下さい。先日、お見積もりした数字がそのあたりでしたのでご参考にどうぞ。

お問い合わせ有難うございました。生ビーズをそのままでお湯につけても膨らみますが引っ付かなかったということですね。そのまま発泡させてもビーズどうしは引っ付きません。面白実験でも取り上げましたが、茶漉しを2個重ねて針金で留めて中に生ビーズを入れて また ぐるりを針金でしっかり留めてからお湯につけてください。膨らんだ後、水で少し冷やして、茶漉しから取り出してください。すると発泡ビーズは見事に引っ付いています。ゴルフ玉の出来上がりです。


2003年12月11日
有難うございます。としか言いようがありませんでした。昨日は伍と日の集金で帰りが遅くなりましたが、ずっと御待ち頂いていらっしゃったと聞いております。31歳、何とお若い社長さんですね。ご多忙だったとは思いますが有難うございました。学生演劇の舞台装置一式を手がけておられまして、昨日は舞台で降らせる雪に使う発泡ビーズをお買い求めになられました。実にいろいろなタイプのビーズがあるもんでしょう。5種類集めるだけでも苦労しております。それよりも、学生演劇の今後の将来性について大変鋭い見解をお持ちなのに驚きました。素人ながら何となく理解できます。確かに、ファミリーレストランの次に 回る寿司が流行り、今度は温泉ブームがやってきましたが、その次が、エンターテイメントの雄、芝居がまたぞろ流行るであろうが、今度の流行は以前の2度3度の流行とは、異質の息の長い流行になり、やがて慢性化した文化に発展する可能性があるという見識には肯けます。2年、3年先ではないとすれば、むしろこれから芝居に興味を持つ世代が中心になっていくのでしょうか。今度の演劇の流行を前衛的にリードするのは彼ら若者の学生演劇に他ありません。そこに入り込み、そこで浸透し、そこを売り込む戦略ですね。京都でも三条通りをブロードウエイにするんだと言った小演劇の復活へ向けた新しい動きが起きております。大阪でも巨大商業演劇場が相次いで復活してきております。だから、鋭い。実に鋭い。昔、地方のヘルスセンターで、一風呂浴びて、ゆったりして一杯やって歌でも聴いて、その後、一芝居 ドタバタ舞台でやっていたら 笑って愉快に上機嫌、というのがありましたが、ほら、社会の構造的な変化が起こる中で、今回また歯車がひとつ回転し、社会全体が社会を写す鏡を欲しているようです。頑張ってや!31歳。

 朝もやの 幕間にひかる 君の目に 写す時代は いまいづこ 


2003年12月10日
朝から在庫積み上げ作業。昼から伍十日の集金、87キロ。年度の公共工事で道路は工事中ばかりだし、事故も多くて渋滞ばかりに直面。頼りのカーナビももひとつか。5軒ほど材木屋さんを回ったところで ラジオから天地真理の「水色の恋」に続いて、ゴダイゴの「ガンダーラ」が流れてきた。NHKの用語解説のコーナーで 「させていただく」と言う敬語が 関西に多い訳を解説され、日本では敬語はもともと京都で作られた経緯や、他力本願の仏教的考えから発しているとかの くだくだとした説明の後にどういうわけかこの歌だ。だから滅入った。滅入った顔をして材木屋さんに入ると「何だ、異業種交流やってんねんやろ、この前、寝屋川で見たよー」と声をかけられ、はっとした。そう言えばこの夏、寝屋川高専の異業種交流会にセルパネを出品した。大勢の方が見に来られ、大勢の方から暖かい励ましを頂いた。早いものだ。昨年、東京に20年振りに行って、ベターリビングの最終選考会に光都市の鈴木さんと出席してからでも1年になる。昼を六本木の居酒屋宗兵衛でよばれながら、選考会の打ち合わせをしたのが思い出される。まさに「させていただく」だろうか!材木屋さんの仕事をさせていただく、セルパネを作らせていただく、売らせていただく。発泡スチロールの水槽を作らせていただく、小さなブロック「ブロッくん」を売らせていただく、有り難いのひと言だ。

 なにごとの おわしますかは 知らねども かたじけなさに 涙するなり


2003年12月9日
今日も朝から在庫積み上げ作業。まだ、仕事があるだけでも有難いというべきか。業界の冬の時代は続いている。同業者がまた1軒、廃業して他へ働きに出たと聞いた。何年か前から徐々に減り始め とうとう今頃になって全く仕事がなくなったらしい。それでは、この業界は一体どこへ流れていくのだろうかと、我が事のように思う。さらに、状況は苦しさを増しているのかもしれないし、この苦しさに 耐えられなくなるところがまた出てくるのだろうか。「どうやったら突破出来るんだ」と遮二無二あがき 走り回るバタコさんに わたしを含めて皆がなってしまったのかもしれない。アンパンマンの登場はまだだ。助けてアンパンマン!、、、冗談も ふんどしも またにしたい。


2003年12月8日
今日も朝から在庫積み上げ作業。水槽製作。セルパネサンプルの発送依頼。そして、オーダーメードの特殊クーラーボックスの製作依頼。亀さんの保温容器の製作依頼。医療用箱の依頼、その他実に様々なお問い合わせがあった。有難うございました。

昨日の続きです。
春に岩清水八幡宮を訪れていましたらきっと

 菜の花や 月は東に 陽は西に
 
の歌が展望台から読めて、いいものだと思えたことでしょうが、前日の冷たい12月の雨の後でしたから

 村雨の 露もまだひぬ まきの葉に 霧立ちのぼる 秋の夕暮れ

でしょうか
岩清水八幡宮 展望台からの180度パノラマです


左から嵐山小倉山の方角、中央に比叡山、安土、宇治、そして一休寺のある京田辺と見えます



2003年12月7日
今日は用事で近くまで来たので、京都府八幡市男山の岩清水八幡宮のエジソン記念館へ足を延ばした。ここで取れた竹がエジソンが発明した電灯のフェラメントとして最高だったので 後に記念して建てられたようだ。徒然草にも登場する八幡宮では もう1000年以上繰り返されていることだろうが、今年も正月仕度が忙しそうでした。あちこちに目新しい縄囲いや表札などが立てられていました。上が白に下が赤の袴の官女さんばかり5,60人が、宮司に連れられて新人研修を受けているんでしょうか まずは、八番宮の境内を見学されて回っていました。うっそうと繁る木々の薄暗い中を 赤い袴が 5,60もぞろぞろと移動する様子が 妖怪軍団のように見えたのが印象的だった。ついでに、おみくじを引いた。1回200円。29番、籤札と交換にいくと「凶札」が出てきた。なんとなく滅入った。大きく書かれた凶の字の下の”商売”の項目だけ 「商売は繁盛」とあった。薄暗い石畳を妖怪軍団が宮所へと帰っていくのが 又 見えた。


2003年12月6日
朝から在庫積み上げ作業。その後、液体窒素専用容器製作1件。それに例の水槽作業少し進める。そして、小さなブロックシリーズ「ブロッくん」3番発送準備。夕方、急用で千里へ。阪急北千里駅から阪大工学部へ行く急な上り坂を上がりきったところから地元では隠れた観光名所として有名な 楓の並木道が続く。少し時間をさいで 今年の楓の並木道をカメラに収めた。昨年は実に綺麗であったが 今年は暖冬と長雨の影響か、まだ緑がかなり残っている反面、葉が落ちてしまった木もあった。
  
1967年北千里に引っ越してきた頃はこの辺りも何もなかったし、雨が降ると すべって転んで ぬかるむ泥道でした。実家のお隣の阪大の先生宅は67年当時と変わらず、今日も2階の勉強部屋に灯りが燈り、一人、先生のご研究は 深夜まで黙々と続いていました。


2003年12月5日
今日は朝から発泡スチロール製水槽の実験スペースを広げる為、要らなくなった機械の分解でした。今時珍しい木製の古いものですが、分解するのに結局 1日掛かりになってしまい、夕方ようやく 空いた所に水槽を並べました。確かに、この1年いろいろやって来ました。しかし、さらにウイングを広げていきます。東京の7代目社長さんのシートセットの件は、御納品本日終了です。今年1年、有難うございました。全国のオートバックスの店頭に もう直ぐ再び、シートが並ぶんですね。今度は忘れずに写真を撮っておこうと思います。「天皇陛下が何度も見学に訪れる会社」といえば松下電器かそれとも7代目の会社ぐらいですね。本当に不思議なものでした。ご縁というのはどこでどう繋がっていくのか全く解からないものです。特に、東京の鈴木さんの勧めで始めたこんなHPでしたが、本当にインターネットの世界は不思議なものと思います。ただ、ひたすらに 前向きに 我武者羅に 絶える事無く 精一杯やれるところまで誠意を持って取り組んでいきます。

メーカーのご好意で 例の発泡スチロールの発泡前特殊仕様で希少な生ビーズ、思ったより早く発送できそうです。この場を借りまして、ご担当者の方々に謝意を申し上げます。いろいろご無理を申し上げました。ごめんなさい。そして、有難うございました。

 坊主跳び 年の瀬 飛ばして あれこれ頼み 逆切れ怖いや 人の道 


2003年12月4日
3件の海外からのメールが重なり大慌てでした。しかも、いずれも英語で書いて来られた。海の向こうはやっぱり英語なんだとHPをしながら実感した。1件はAndrew J. Margaritさんからでアメリカでは発泡スチロールに 直に 「お豆」を混ぜて発泡を始めたらしいような事が書かれているのが解かりましたが、それ以上が解かりませんので困りました。後一件はこちらの勘違いでした。例のイギリスのマーガレットさんからシュガーアートのお便りかと思いましたが、良く見ると広告でした。もう1件は、BILLY MOLELLYさんからでした。実はこの人は以前 南千里の竹見台に住んでおられたことがあり、或るミニコミ新聞社で長年記者をなさっておられて、千里ニュータウンの街の変遷を ある海外の雑誌に発信されたり、日本の自然食の紹介に個人誌を発行されたり、と大変日本通です。デビッドボーイの大ファンの方で、ひょんなことから”オシリアイ(お知り合い)”になりました。25年ぐらい前、日本でビデオが販売され始めた頃、既にSONYのアビックという店で大型デッキを購入されていて、デビッドボーイの海賊版ビデオを持っておられたのを覚えておりますし、さっぱり英語のわからない私は、日本語を母国語のように操られるBillyさんの 却って お仲間の外人の方と話をされる時の 堪能な英語に驚いたことがよくありました。イラク戦争の時はヨルダンに行かれていたようです。危ないのに変わった人もいるものだ。今日はここまで


2003年12月3日
今日は一日穴あけ作業。ぐるぐるがしゃんこ、ぐるぐるがしゃんこ。ぴーひゃら、ぴーひゃら、ぐるぐるがしゃんこ。ボール盤の規則正しい音色が続く限り順調だ。恐らくクリスマスか正月向けの商材なんだろうか、会社の方から「急げ」の指示があり 今日は一日掛かりでべったんの心材作り。発泡スチロールの”ちくわ”を作っておりました。ただ、ひたすらに単純動作の繰り返し9時間。腰が痛くなり、ひざがガクガクになり、体力がなくなってきたことをその痛みに思い知らされました。それでも我々のような中小企業では 何も考えず黙ってやって行くしかないようです。やるしかない。何故かよく解からないがやるしかない、と言い聞かせながらの1日作業。だから、ベルトチェーンが油切れで空回りして ぴーひゃら、ぴーひゃら音を立てると 幻想混じりの気持ちのいい神戸の村祭りか、アフリカーナのミュージックになって聞こえてくる。懐かしいアフリカのザイール(コンゴ)の首都キンシャサで聞いた地平線まで続くサバンナのツービート音は、クリスマスが近いというのに 東西本願寺のお膝元で聞いた念仏の気持ちのいい2拍子リズムとダブってしまうのは少し不謹慎だろうか。今日はここまで

実例集写真追加


2003年12月2日
新しい朝が来て、それ一二三四。今日も頑張ろう。ちょっと見ないとお問い合わせが19件来ていました。こりゃまた大変だ。では、この辺で失礼。
東京SA様、ハートの形ですがとっても気に入ったのがありましたので特に掲載しました

確かに側面はすべてRに面取りされて側壁がありませんので、作成時はご希望通り側面65mm残すように致します。しかし、すごいものですね。こんなのをザーとお作りなさるわけですね。なんか、、、食べるのが勿体ないですね。否、食べるんじゃなくって、作るほうですね。これを教材として皆さんで技術習得をなさっているんでしたね。有難うございました






2003年12月1日
朝から在庫作業。昼から配達1件。近くの段ボール屋へ寄る、いつもの”うら若い”パートのおばあさんから「暇やでー」と言われたので、ネギ掘りのアルバイトに行って忙しいと答えると、「京ネギかー!美味いやろなあー、採れたては根っこのところが甘いんやでー。行きたいなあー、時間いくらやー」と聞かれた。1時間ネギ2袋やと答えると「何やー現物支給かー、そないなようけ、、、ひげ生えてくるわー」と言いながら向こうへ行かれた。    きょうも実に様々な事があった。あり難いと云うほかない。本当に毎日が勉強のようなものだろうと、改めて納得した。発泡スチロールが電波をそんなにすんなり通す性質があるとは驚きです。電波の測定器具には まさに打って付けですね。明石のヨットハーバーに係留されているヨットの足場用いかだの件、裏表コンパネでサンドイッチして発泡スチロールがぐるりから程ほどにはみ出すところが これほどまでに喜ばれるとは思いませんでした。どうぞ、いつでもお越し下さい。直ぐにご用意いたします。縦割りコップの件、底に穴4個ですから笊のような構造ですね、本当にこれで良いんかなあと思いますが たぶんいいのでしょう。セルパネのお問い合わせ、有難うございました。早速カタログお送りいたしました。セルパネは実際使ってみると意外なほど、簡単で便利ですよ。DYI感覚と申しますか、大工さんは「クラフト工作かラッピングアートをしているような感覚ですね」と現場で感想を仰っていましたし、きっと、これから流行ると確信しております。


2003年11月30日
先日お問い合わせのございました数件のまとめをしておりました。

QandA60番から70番まで追加。実例集少し追加


2003年11月29日
メールありがとうございました。期末試験終わったようですね。そうですか、今では中学生でもパソをご自分の部屋にお持ちなんですね。良かったですね。しかし、すごい反応の早さに こちらとしては驚きです。そうです。約1年ほど前からある方のお勧めでHPを始めました。仕事の後、写真を撮ったり、書き込みなどを続けています。もうそろそろノートは辞めて他の方に交代をしようと思っていましたが、なかなか代わって頂けないようです。ごめんなさいね、よく解かりませんが、今後は、中学生でもご理解頂けるような文章構成に換える様 努力します。あるいは、その「中学生の実験ページ」というものか なにかの件、検討しておきます。「携帯メール」とありましたが、お友達とのやり取りも全てメールなんですね。他の学校の人とはそんな方法で繋がりが広がっていくんですね。ものすごく参考になりました。今風の外交的性格の人は 大人でも同じですが、顔が見えないのにまるでそこに本人がいてそうなやり取りが行われるんですね。不思議なものです。限りなく自分達の世界を信用し、正しいと思っておられますね。まあ、そこが若者らしいんですが、頑張ってください。君達が大人になる頃はケイタイもまるでテレパシーのように進化していることでしょうね。また、解答用紙が戻ってきましたら、答えあわせを一緒にしましょう。では。


2003年11月28日
我々はそれでも生きていかなければならない。そんな当たり前のことに何故と疑問に持つ時は、よほど切羽詰った時か、それともモラトリアムな余裕があるときだろうか。哲学書の入門書などを開けば、1ページ目は大抵、「木々は上へ向かって伸びます。葉は明るい方へ広がります。生命が生きるとはそのように広いほうへ明るい方へ向かう指向性を持っていることです。云々」とかの書き出しで始まりますが、親友に裏切られ、肉親と別れ、絶望に打ちひしがれようと、戦場の修羅場に遭っても やはり血が流れると痛いものだし、心臓は絶え間なく脈動を続けています。死にたいほどの苦痛な気分に反して、絶え間なく生きているわけです。現に生きているわけだし、また、生きようとしているわけです。だから、生きていかなければならない、と結論付けするのが現実的ですが、古来、ここで、しかし木々は上へ向かって伸びるのだが「上へ」とは何のことかと言った問いが発せられた。つまり、ただ生きるのではなく いかに生きるべきかの問いが延々と何千年に亘って問い続けられた。ソクラテスは善と規範を立てて死んでいったし、孔子は生すら知らずいわんや死を哉と言ったし、最近では我々はこの状況に投げ出されているというのが流行った時もあった。じゃー何を選択すべきか、あれかこれかの選択は自由だ。あなたは範囲の無い状況の中ですべてから自由に逃げ出せたのだ、というものだ。あるいは、逆に、固定した観念の総崩れの中で もう一度、AはAだ、BはBだと机上の決定論を繋いでいくことも必要かもしれないと、また、一から始める”北欧の世界”も流行ったことがあった。意味づけに興味があればそれでずーと伸ばしていけば生きることへの回答がやがて出てくるだろうが、だが簡単に この現実と ひと言にくくった先にどのような認識を見るか、それが目下の我々でしかない。我々は、現実には働きながら、あるいは勉強しながら生きている。すべて、何らかの現実から逃れられないで生きている。決して、この現実からは逃避できない。逃げ出したとしても逃避した現実が残る。、、、、あれ、また長くなった。今日はここまで


2003年11月27日
何故か今日は書くことがなくなった。水槽の実験スペースを 一日行ったり来たりして ふらふらしていた位か。O大学でお使いの液体窒素容器の製作も 進めていけばいいものやらどんなものやら返事待ちで宙ぶらりんでしたし、例の7代目社長のところの年末バーゲンの件まで、セール期日未定で宙ぶらりんでしたし、朝から在庫積み上げ作業のみがフル回転しては、情けなく在庫の踏み上げをしておりました。気分を変えにと言うわけではなく、急ぎで京都まで配達1件。先日援農アルバイトで半日大雨で倒れたネギのネギ堀りをしたところの近くを通り、まだまだ延々と続くネギ畑を見て、また大雨が来ないかなあと ふと思う。畑仕事も偶にするといいものだった。夕方、大学友人宅で不幸あり。今年は不幸がよくあるものだ。すぐ、悔やみ電話一本。滋賀県に住む彼は1200坪の豪邸に これから一人で暮らすことになる。あー、人生解からないものだ。また、悲しみと絶望が今夜もどこかで被い尽くされるのだろうか。すばらしく、なんの欠けるところも無かった筈なのに。一夜過ぎると理解者もいない、思い出の家財道具だけが だだっ広い空間に並ぶ、一人だけの世界。また、先日の偲ぶ会を思い出した。


2003年11月26日
今日も朝から有り難いことにお問い合わせが絶えない。お問い合わせだけで終わることが殆どだが それでもいい。中には、発泡スチロールを使った面白いお話が出る場合がありますから、じっと笑いのタイミングを待って、目の覚めるようなその発案が現れるまで 堪えております。世の中、実に様々な発泡スチロールの使い道がありそうですね。確かに、時代は超伝導やコージェネやと 断熱材保温材の出番が増えてきたようにも思います。保温そのものが省エネでしょうしね。一方、生分解性樹脂がアメリカのメーカーによる特許の独占に合ってなかなか前に進まないのに、ここへ来て、さらに 土中で分解した時に大量の二酸化炭素を排出しますので却って地球の温暖化に悪い影響がでるという面が 徐々に指摘され始め、生分解、セイブンカイとはしゃぐのも どのようなものですかと慎重になりますし、じゃーというので、発泡スチロールのメーカーはどうかと言いますと、例えば、この前からアキレスでシックハウス対象除外の発泡スチロールを売り出したりしておりますし、全体の流れは変わらないようです。地球環境をテーマにせずにはどこもやっていけないのでしょうか、そこが難しい。以下略


2003年11月25日
今日も朝から在庫積み上げ作業。今日もいろいろあった。実に面白い一日だった。楽しかった。先日行われた同窓生の偲ぶ会の時の 暗く悲しく涙ぐみそうな皆さんのお話の後、”生き残った”同じ学年の人達が精一杯、 日々様々な状況の中で立場が違っても 前向きに挫けずに暮らしていることを知って、勇気が湧いてくるのが良かったのだろうか。2日酔いは消えたが、まだ余韻が続いている。 、、、もう時間がない。昨日も、夢に中学時代が出てきた。30年以上昔のこと。2日連続。では失礼


2003年11月24日
朝から水槽の転倒実験の後、水槽在庫積み上げ作業。昼から、展示用シート転倒防止用金具のより分け作業。転んだり、転ぶのを防いだり、何だか不思議と重なるものだ。その後、セルパネを使ってDYI感覚で作れる防音室を実際に作ろうと工場の一角にスペースを準備しておりました。すると、不思議と またまた重なるものです。セルパネを使ってご自分でDYI感覚で防音室を作りたいからといったお問い合わせが2件ありました。ありがとうございました。工場では現在、スペースが0,5畳で高さ2m程の簡単な塩ビパイプを渡した小屋にセルパネで四方八方を覆う防音室を製作中です。まだ、音の測定器がありませんが、完成しましたら何らかの手法で実験を試みる予定です。
本日も実に多くのお問い合わせありがとうございました。ビーズの方、箱の方、球の方、防音の方、そして、NHKの「お仕事をお聞きしたい」という方、狭いところで何もありませんが、お茶ぐらいは出せると思いますので取材はいつでもどうぞ。


2003年11月23日
朝から仕事にならず。ずきずきする頭を叩いて近くの本屋へ。立ち読みもままならず自転車をふらふらさせながら帰宅してそのまま床の中でした。以上、今日はこれまで。


2003年11月22日
朝から変わらぬ作業でした。昨日ご予約の若い看護婦さんが 夜勤明けにも拘らず、10時頃 発泡スチロールビーズを引き取りに見えました。寝たきりの大勢の人達の為にと 床ずれ防止、寝返りクッションを自分達で製作なさっているらしい。「患者さんたちの為に わたしの研究ですの」と眠い目に くまをつくりながら きりりと仰る口ぶりは、まるで若い時のマザーテレサの再誕のようでした。世の中、こんな人がいるんだなあ。
夕方、中学校の同級生の「偲ぶ会」に出席の為、千里中央へ行く。何故かこんな日は寒い北風が吹いている。暖冬とはいえ毛糸にコート姿も今日なら可笑しくない。5時過ぎから始まった会は、不謹慎かもしれないが、会える人に会えなくなったというよりも、会えない人に会えたことの方が個人的には大変有り難い 思い出を偲ぶ会でした。むしろ 先立った人が 残された者たちにそんな出会いのプレゼントを演出してくれたんだと言うべきかも知れない。ありがとうございました。この場を借りまして、天国まで届くような声で お礼を申し上げます。故人を思い、皆の思い出話を聞き、そしてどなたかの持ち寄った古い写真集を見ていると、ベートーベンのピアノ協奏曲か 速いテンポのモーツワルトのトルコ行進曲が 何故か一人だけ聞こえてきました。悲壮な悲しみと 相反して 元気印のような 軽快なテンポのノリの持ち主だったのでしょうか。ご出席の陸上部の先生も話されていましたが、練習前にはグラウンドの隅の方でいつも車座になってクラブの人達と いつまでも楽しそうに話し込んでいる故人の姿を ふと思い出しました。気さくで話し好き、地縁血縁を越えてやがて自然と大きな人脈をつくっておられたのでしょうか。葬儀には相当な数のご列席があったと聞きました。永遠に真似はできない。故人もまたマザーテレサの後に繋がる一人だったのでしょうか。今となっては誰にもわからない。


2003年11月21日
今日も順風満帆の在庫積み上げ作業。毎日変わらない。毎日変わらない不思議なお問い合わせが続きます。どんどん広がります。当社は新明和工業さまに口座を持ち、以前お取引をさせて頂いておりました事がございましたので、本日「ホバークラフトを作るから」とご注文があった時は驚きました。正直また、1個10銭20銭の手間隙ばかり掛かる割りに鐘の鳴らない工作のご注文でも、この不景気の中、路頭に倒れる人や人身事故を頻繁に起こしては停まる電車ばかりニュースになる大阪では、やるしかないのか、有り難く、素直に、謙遜して10銭でもやっていかなけりゃーなあーと、思わず ため息をついていましたが、どうも新明和でなく、他のところからのご注文でしたので少し安心しました。おうおうすごいスゴイと唸りながらホバークラフトの製作の一翼を担えまして大変有り難いと思いました。次は納豆工場の”納豆庫”!のお問い合わせがあり、その後、寝屋川の昆虫の館から北海道に昆虫を送りたいのだが いいものありませんかと言ったお問い合わせ、有難うございました。明日は遠方から夜勤明けの若い看護婦さんが数人、患者さんの介護用に頂きたいからとマイクロビーズを取りに来られる予定です。医療現場も大変なようです。お気をつけてお越し下さい。彼女たちのそういった縁の下の働きが、患者さんの元気に繋がりますように。きょうはここまで。








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